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2021.07.17
かわいいニャンコスイーツにほっこり♪ “自分だけの招き猫”も作れる谷中の「カフェ猫衛門」
下町の雰囲気を色濃く残す、昭和レトロな町並みが人気の谷根千(やねせん)エリアで、“猫の町”として知られているのが谷中。ぶらぶら散策していると、かわいい野良ニャンに出会える確率が高く、猫モチーフのお店にも事欠きません。「カフェ猫衛門」は、ニャンコスイーツを味わいながらのんびり過ごせる店。“自分だけの招き猫”を作る、絵付け体験も人気です。
リアルな猫の置物が出迎えてくれる古民家カフェ
店のあちこちに隠れたニャンコグッズを探すのも楽しい店
古いお寺が軒を連ねる谷中・さんさき坂の途中で、古民家の窓から顔をのぞかせたニャンコに出会いました。よく見ると置物なのですが、そのリアルさにびっくり! 「カフェ猫衛門」は築90年の古民家を改装したカフェ。落ち着いた雰囲気の店内にはテーブルにも壁にも、猫モチーフのグッズがいっぱいです。 植木の葉っぱや時計の陰にも、猫、ネコ、ねこ……。そのうえオリジナルのニャンコスイーツを味わいながらくつろげるとあって、猫好きの間ではちょっと知られた存在です。
カップをお持ち帰りできる「ニャンカップぷりん」
「ニャンカップぷりん」のドリンクセット(770円)
スイーツメニューはすべて、この店のために提携するお菓子工場で作られたもの。三毛猫のカップに入っているのは、その名も「ニャンカップぷりん」(440円)。もっちりした食感はどこか懐かしい味わいで、カラメルソースをかけて食べます。希望すればカップのお持ち帰りもできるので(有料)、お店の人に声を掛けてみてください。
かわいすぎてずっと眺めていたくなる、ケーキの数々
白黒のシューエクレアと白猫レアチーズ(各440円)
「目が合うと、かわいすぎて食べられない!」と評判なのが、エクレアやチーズケーキ。それぞれ“白猫”と“黒猫”からお好みで選べ、白猫はレアチーズケーキ、黒猫はモンブラン。小ぶりなサイズで甘さも控えめだから、ひとりで2つ注文する人も少なくないのだとか。お土産用にテイクアウトもできますよ。
“自分だけの招き猫”ならご利益倍増も期待できそう
招き猫の絵付けはマドレーヌのドリンクセット付き(小1650円、大2200円)
ぜひ体験してみたいのが、お茶を飲みながら楽しめる招き猫の絵付けです。右手をあげた猫は金運を、左手をあげた猫は人とのご縁を招き入れてくれるのだとか。大小2種類の大きさがあり、小さいほうは左右の手をあげた2種類から選べます(大きいほうは右手をあげたタイプのみ)。 肉球マドレーヌとお好みのドリンク付き。速乾性のサインペンを使うため手軽で、早い人は15~30分くらいで完成するそうです。
サインペンを使うので細かな色付けもスムーズ
でき上がった招き猫は、丁寧に包んでくれます。世界でたった一つの“自分だけの招き猫”を部屋に置けば、大きなご利益が期待できるかもしれません。
焼き菓子と本店の猫グッズはお友達へのプレゼントに
肉球マドレーヌ(216円)、黒猫ブラウニー(270円)、フィナンシェ(172円)
ショーケースの上に並ぶ猫モチーフの焼き菓子は、猫好きのお友達へのお土産にオススメです。なかでも人気なのが、「肉球マドレーヌ」(216円)。写真映えもするとあって、猫グッズと一緒に撮影するお客さんが後を絶ちません。
庇の上で2匹の猫が寝そべる本店の「開運 谷中堂」が並びに
1軒離れた並びにある「開運 谷中堂」は姉妹店。もともとこちらが本店で、喫茶部門として「カフェ猫衛門」をオープンしたのだそうです。店内に所狭しと並ぶ猫グッズのほとんどが、2階の工房で作られているもの。写真をもとに、オーダーメイドの招き猫を作ってもらうこともできます。
レトロな雰囲気の店内で時間を忘れて過ごしたい
こんなコと目が合ったら、きっと素通りできないはず
野良ニャンとの遭遇も楽しみな谷中ですが、ここに来れば確実にかわいいニャンコグッズやスイーツと猫まみれの時間を過ごせます。 「LUCKY CAT」(660円)という名のクラフトビールも縁起がよさそう。下町散策のひととき、静かな時間が流れる古民家のカフェで、のんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。
カフェ猫衛門
カフェ ネコエモン
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永田さち子 写真:永岡邦彦
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