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2021.07.10
情緒あふれる魅力的な街並みの散策も楽しい♪ 伊豆・修善寺エリアで泊まりたい宿6選
ノスタルジックな雰囲気が魅力の伊豆・修善寺。日本百名湯にも選ばれた修善寺温泉は神経痛や肩こりに効くほか、美肌効果も。街の中心を流れる清流やそこにかかる朱塗りの橋、竹林の小径など情緒たっぷりでさんぽも楽しい町です。今回はそんな修善寺と、近隣の2つの温泉からすてきな宿を6つご紹介。ゆったりリフレッシュしたいときにぜひどうぞ。
エリア唯一のデザイナーズ温泉宿♪「ねの湯 対山荘」
名産の黒米など、伊豆ならではの味覚がたっぷり
修善寺の街の中心を流れる桂川の近く、お土産屋さんや飲食店が並ぶエリアにある「ねの湯 対山荘(ねのゆたいざんそう)」。人気建築家・香川眞二さんがデザインを手がけ、創業65年の歴史ある旅館をリニューアル。新旧が見事に融合した和モダンの宿です。
ねの湯 対山荘
ネノユタイザンソウ
湯めぐりやさんぽも楽しい「湯回廊 菊屋」
創業から400年近く、多くの著名人にも愛されてきた老舗の温泉宿「湯回廊 菊屋(ゆかいろうきくや)」。時代ごとの建築洋式や、館内から望む桂川など、ここだけの眺めを楽しめます。 夏目漱石が静養したという客室やベッドがしつらえられた和モダンの部屋、露天風呂付きの離れなど、情緒ある客室が勢揃い。さまざまなお風呂は名前の通り回廊で結ばれ、内湯や露天風呂はもちろん、貸切お風呂も無料で楽しむことができます。
湯回廊 菊屋
ユカイロウキクヤ
本物の日本を堪能できる隠れ宿「柳生の庄」
東京・白金の名料亭「柳生」が50年ほど前に修善寺に開いた温泉旅館「柳生の庄(やぎゅうのしょう)」。伊豆や修善寺ならではの食材を生かした京懐石と割烹料理をいただけます。部屋は3000坪の敷地にわずか15室。数寄屋造りや露天風呂つきなど間取りも佇まいもすべて異なります。 部屋もお風呂も、石組みや左官仕上げなど日本古来の手法が使われ、すみずみまで職人の技が生きたつくり。極上の空間で美食を楽しむ休日を過ごせます。
柳生の庄
ヤギュウノショウ
部屋もお風呂も♪文化財をまるごと楽しめる「新井旅館」
修善寺の観光名所のひとつ「竹林の小径」から歩いて3分ほどの場所にある「新井(あらい)旅館」。明治5年創業の老舗で、ほとんどすべての棟が国の有形文化財に登録されている歴史的価値の高い建物です。 お風呂も文化財のひとつ。なかでも天平時代の建築を模したという「天平大浴堂」は寺社を思わせる空間です。源泉掛け流しのお湯をここだけの荘厳な雰囲気のなかで楽しめます。
新井旅館
アライリョカン
川床での食事も楽しい♪天城湯ヶ島温泉「湯ヶ島 たつた」
大人4~5人ほどが入れる広さの貸切風呂「森の風呂」
修善寺から車で20分ほど。数多くの文豪に愛され、名作『伊豆の踊子』や名曲『天城越え』の舞台にもなった天城山の名湯・湯ヶ島温泉。「湯ヶ島 たつた」は湯ヶ島の代表的な温泉旅館です。大浴場のほかに川沿いの半露天や石造りの露天、竹林や森の中の野天などの貸切風呂があり、三大美人泉質の一つ、硫酸塩泉を含むお湯を予約なしで楽しめます。
川がすぐそばに迫る川床。写真は冬仕様のこたつつき
ユガシマ タツタ
湯ヶ島 たつた
ユガシマ タツタ
老舗旅館が和のリゾートに♪「東府やResort&Spa-Izu」
お風呂も客室もさまざまなタイプが揃う
同じく修善寺から車で20分の場所にある吉奈(よしな)温泉。奈良時代の高僧・行基が発見した伊豆最古の温泉で、子宝・美人の湯としても有名なアルカリ性単純泉の温泉です。
夕食をいただく「懐石茶や水音」。江戸時代の建物をリノベーション
トウフヤリゾートアンドスパイズ
東府やResort&Spa-Izu
トウフヤリゾートアンドスパイズ
いかがでしたか? 今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介したお店の中から、中伊豆・修善寺エリアの温泉宿をまとめてご紹介しました。営業状況や料金、空室情報などは各記事の公開時点のものですので、事前に最新の情報をご確認のうえ、お出かけくださいね。
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高柳涼子
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