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2021.08.12
大人の味わい♪アルコール香るスイーツ・お菓子9選
アルコールを少し足すことで、お菓子はぐっとそのおいしさを増します。たまには、お酒が利いた大人のスイーツはいかがでしょうか。今回はラム酒をはじめ、ワインや日本酒など、アルコールが利いたスイーツをご紹介します。それぞれのお酒の特徴を生かしたお菓子は、おうち時間のスイーツタイムをちょっと優雅な気分にしてくれます。
ラム酒がじゅわりと香るオトナのどら焼き「ラムドラ」/鹿児島県
ラムレーズンとどら焼きという意外な組み合わせをかけ合わせた「ラムドラ」を作るのは、今年で創業100年目を迎える鹿児島県日置市にある和菓子専門店「梅月堂」。 「ラムドラ」に挟む自家製のラムレーズンは、濃厚で香り豊かなマイヤーズのダークラムを100%使用。それに、北海道大納言小豆を煮立てて作る自家製餡を加え、1枚1枚手焼きする薄皮の生地に挟んでいます。 ラム酒が十分に染み込んだラムレーズンと甘さ控えめの自家製餡のコンビネーションは、濃厚で芳醇な香りが広がる、贅沢な大人の味わい。
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宝石のようにキラキラ輝く。こぼれるような小さな砂糖菓子「クリスタルボンボン」/大阪府
リボンを結んだ女の子の後ろ姿が描かれたレトロなパッケージデザインは、どこか懐かしく思わず手にとってみたくなります。そんな乙女心をくすぐるキュートな「クリスタルボンボン」は、1980年代から販売している「長﨑堂」のロングセラー商品。 箱を開けると、まるで宝石のようにキラキラと輝く3色のちいさな砂糖菓子。かむとしゃりっと弾けてリキュールが溶け出し、口の中に豊かな香りとほのかな甘みが広がります。
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アールグレイやシェリー酒の香りをまとう贅沢な焼き菓子「レーズンバターサンド」/長野県
鮮やかな赤紫色の箱に、英字のラベルと水引細工の花がかけられた美しいパッケージの「レーズンバターサンド」。 中の包みを開けると、紅茶とバター、レーズン、ほのかな洋酒の香りが鼻をくすぐります。その気品ある香りに思わずうっとり。バターをふんだんに使ったリッチな生地にはアールグレイ茶葉が練り込まれ、サンドされたバタークリームと、シェリー酒の香りをまとったレーズンがゴージャスな魅力。香りの良さと同じく風味のバランスも良く、ぜいたくなティータイムを楽しめます。
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甘さを控えた大人のスイーツ。老舗酒蔵が作る「蔵元造りのかすていら」/千葉県
「蔵元造りのかすていら」は、すっきりとした喉ごしとコクのある味わいの「甲子正宗」を使用しており、アルコールによって、購入から約半年間は保存ができます。口に入れてみると、お酒がふわ~と香り、まるできめ細かなチーズケーキのような食感です。 梅の実の果肉が入り、甘酸っぱい梅独特の香りと味の「蔵元造りのかすていら(梅酒)」や「古酒トリュフ」など、ぜいたくで女性に人気の高いお菓子も続々と発売しています。アルコールをほのかに感じる大人なスイーツでゆっくりとしたおやつ時間を過ごしてみませんか。
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芳醇なワインの香るしっとりとした大人のスイーツ。「山梨のワインケーキ」/山梨県
国内有数のくだもの王国として知られる山梨県産のフルーツから作るコンポートを贅沢に使った「山梨のワインケーキ」。山梨県産の卵と小麦を使って生地を焼き、そのあとで県内産の高級なワインをたっぷり染み込ませて作っています。 販売している「昇仙峡 カフェテロワール」は清流の流れる渓谷が美しい昇仙峡にあるカフェです。ジューシーで甘みたっぷりの山梨のフルーツを使ったパフェやピザが人気。採れたての旬の美味しさが味わえます。
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ラム酒香るビターな味わいの大人の「カヌレ」/兵庫県
ダニエルは、芦屋に最初に誕生し、今も地元から愛される人気の洋菓子店。ダニエルでは、フランス・ボルドー地方の郷土菓子のカヌレを、食べやすいプチサイズにアレンジ。しっかり焼くことで、外側はカリッと、中はもっちりした食感が味わえます。小さなサイズですが、ひとつひとつがずっしりとしているので食べ応え抜群です。 プレーンをはじめ、プレーン、カカオ、いちじくくるみ、抹茶、クランベリー、ネーブルショコラ、アールグレイ、ラムレーズンなど季節ごとに変わるフレーバーはそれぞれの味わいがしっかりと感じられ、トッピングのコンフィチュールなどがアクセントになっています。好きなフレーバーをあれこれ悩みながら選ぶのも楽しいひとときです。
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アートのような美しい断面にうっとり「ドライフルーツの羊羹」/東京都
ナイフを入れると美しい断面が表れる「ドライフルーツの羊羹」。アートのような見た目と和洋折衷の新しい組み合わせが話題を集め、和菓子に馴染みの少ない世代からも支持されています。 北海道産小豆の上質な餡と沖縄県西表産の黒糖を使用した羊羹のなかには、ドライフルーツの苺とイチジク、胡桃がゴロリ。羊羹の甘みとドライフルーツの爽やかな酸味がベストマッチ、ラム酒のまろやかな香りが鼻をくすぐります。
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南蛮菓子の生地で和菓子のあんこを包んだ「ざびえる」/大分県
シックなパッケージの箱を開け、ころんとした個包装の袋を見るとそこに浮かぶ「ざびえる」の文字。ザビエルっていうと、歴史で習う、あの? 多くの人の頭に同じ絵が浮かぶと思いますが、まさにその通り。「ざびえる」は、戦国時代に豊後の国を訪れた宣教師フランシスコ・ザビエルにちなんで名づけられた大分のお菓子です。 箱には、ラム酒漬けのレーズンを刻んで白餡に練りこんだ「金」と、和風の白餡「銀」の2種類が入っています。さっくりした食感の洋風の皮とのバランスも◎。しっとりした上品な甘さの餡はコーヒーともよく合います。
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口のなかでほろりとくずれる大人の駄菓子「焼酎糖」/岩手県
赤いぼたんや青い菊が描かれた、茶筒風のパッケージ。ふたを開けるとポンッと音が鳴り、なかには、キャンディのようにビニールに包まれた「焼酎糖」が入っています。包みを開けると出てくる、ピンクや緑、白などのカラフルさは、まるでおはじきのようなかわいらしさがあって心がときめきます。 手がけるのは、1893(明治26)年に創業した、盛岡市にある老舗駄菓子店「関口屋菓子舗」。ハッカ糖やたんきり飴、だんごなど、職人が手作りする素朴な味わいの和菓子を販売しています。 大正時代から店頭に並ぶ「焼酎糖」もそのひとつ。焼酎洋酒と砂糖を煮詰めて型に流し、自然に砂糖が固まればでき上がり。添加物や着色料は一切使わず、昔から変わらない製法を守りながら作っているんです。
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