
50
2021.08.10
アートのような美しさ!お取り寄せしたいおしゃれな進化系羊羹5選
伝統的な和菓子のひとつ「羊羹」。あんこのやさしい甘さとひんやりした食感で、数多くの銘品がありますが、近年は今までのイメージを覆す目にも楽しい羊羹が続々と誕生しています。切り分ける度に色や絵が変わる錦玉羹や斬新な調味料や食材を用いた品まで、驚きに満ちた羊羹を厳選してご紹介します。スタイリッシュな見た目なので、手土産や贈答用としても、喜ばれますよ。
日本特有の季節を表現した5色の美しい和菓子「発酵さしすせそ羊羹 五季」/静岡県
昔から親しまれている玉羊羹をアレンジした、ちょっと珍しい和菓子をご紹介。味噌や醤油などの発酵素材を使った、身体が喜ぶ大人のおやつです。 シンプルでスタイリッシュな箱を開けると、きらめきをまとった、カラフルで愛らしい形の5種の玉羊羹がお目見え。5色は「春夏秋冬」と、季節の移り変わりを指す「土用」を表現。日本ならではの美しさを表した個性的な和の色合いに心ときめきます。
「発酵さしすせそ羊羹 五季」の記事はこちら
移ろう富士の四季を表現した羊羹「あまのはら」/東京都

「あまのはら」は、どこを切り分けても同じ色の配色がない羊羹。裾野から萌黄色が広がる春、頂の雪が解け山肌が現れる夏、紅葉に染まる秋、冠雪を抱く冬と、ひと棹のなかに四季の移ろいが表現されています。 空の部分はほのかなレモン風味の錦玉羹。道明寺粉を使用した雲が口当たりにアクセントを加えます。末広がりになっている山は、なめらかなこしあんの味わいです。
「あまのはら」の記事はこちら
アートのような美しい断面にうっとり「ドライフルーツの羊羹」/東京都
ナイフを入れると美しい断面が表れる「ドライフルーツの羊羹」。アートのような見た目と和洋折衷の新しい組み合わせが話題を集め、和菓子に馴染みの少ない世代からも支持されています。 北海道産小豆の上質な餡と沖縄県西表産の黒糖を使用した羊羹のなかには、ドライフルーツの苺とイチジク、胡桃がゴロリ。羊羹の甘みとドライフルーツの爽やかな酸味がベストマッチ、ラム酒のまろやかな香りが鼻をくすぐります。
「ドライフルーツの羊羹」の記事はこちら
生チョコのような濃厚さ。洋の風味も楽しめる和菓子「たろうのようかん」/石川県
「たろうのようかん」は、ミニマルで洗練されたパッケージの食べきりサイズ羊羹。やや柔らかめの食感は口当たりがよく、丁寧に練られたあんが手仕事を感じさせます。注目は、和菓子の伝統にとらわれないその味わい。 細かく砕いたピーナツの粒が白あんベースのあんのアクセントになった「ピーナツバター」や、チョコレートを小豆あんに混ぜ込んだ「カカオチョコ」は、これまでにない新しいおいしさ。濃厚な素材をあんこと合わさることですっきりした後味に仕上がっています。
「たろうのようかん」の記事はこちら
切り分けるたびに絵柄が変わっていく「羊羹ファンタジア Fly Me to The Moon」/福島県
会津若松の老舗和菓子店「長門屋本店」は、1848(嘉永元)年に会津藩主から命を受けて創業しました。楽しくて笑顔にできる和菓子をという思いで、今も手間暇かけて手作りで作り続けています。「Fly Me to The Moon」(私を月に連れてって)と菓銘を付けた羊羹もそのひとつ。往年のジャズナンバーから着想を得た遊び心のあるものです。 山並みはなめらかな小豆羊羹、暮れゆく夜空を表現しているのはプルンとしたゼリーのような食感のシャンパン錦玉羹、鳥と月はレモン羊羹です。上のトッピングはクランベリー、国産鬼クルミ、レーズン。レモンの酸味が効いてさっぱりとして甘さひかえめの羊羹は、さまざまな食感も楽しめます。
「羊羹ファンタジア Fly Me to The Moon」の記事はこちら
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
スイーツ・お菓子
の人気記事
の人気記事




























