【世田谷区】23区内で渓谷さんぽ♪「等々力渓谷公園」

渋谷駅から約20分、東急大井町線の等々力駅近くにある「等々力（とどろき）渓谷公園」。「ゴルフ橋」のたもとから階段を降りると、等々力渓谷を整備した公園につきます。 川沿いに遊歩道があり、23区内とは思えない大自然が間近。1kmの道のりには、900年の歴史を持つ寺院「等々力不動尊」や「不動の滝」、日本庭園と書院、横穴の古墳など、見どころも豊富です。桜や新緑、紅葉など、季節ごとに見せる美しい表情もすてきです。

【武蔵野市・三鷹市】“武蔵野”が残る「井の頭恩賜公園」

100年以上前に日本初の郊外公園として開園した「井の頭恩賜（いのかしらおんし）公園」。神田川の水源で武蔵野三大湧水池のひとつ、「井の頭池」を中心とした公園です。 動物園「井の頭自然文化園」や「三鷹の森ジブリ美術館」、バードサンクチュアリなどが、広々とした敷地に点在。桜の名所として有名ですが、園内には落葉樹も多く、晩秋には色とりどりの落ち葉が散策道を埋めるほどの紅葉も楽しめます。

【台東区】文化施設も集まる日本初の公園「上野恩賜公園」

JR・京成上野駅前にある「上野恩賜（うえのおんし）公園」。“上野の山”とも呼ばれる台地と不忍池からなり、上野動物園や数々の博物館・美術館が集まる文化の地でもあります。

明治初期に日本初の公園として整備されましたが、もとは徳川家ゆかりの寛永寺の社地。戦争も関東大震災もくぐり抜けた江戸時代初期の社殿が現存する国の重要文化財「上野東照宮（写真）」や五重塔、弁天堂など、寺社の建造物も点在します。

【葛飾区】都内で唯一、水郷の景色を楽しめる「水元公園」

葛飾区と埼玉県三郷市にまたがり、23区内最大の面積を持つ「水元（みずもと）公園」。江戸時代からあるため池「小合溜」に沿って整備され、水郷の景観が楽しめます。 園内にはいくつもの水路があり、都の天然記念物・オニバスや絶滅危惧種・アサザの自生地、多くの鳥が集まる“野鳥の楽園”としても有名。都内で唯一現存するレンガ造りの閘門橋（旧弐郷半領猿又閘門・写真）や江戸前金魚の展示場など、見どころも豊富です。