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2021.10.24
さつまいもを使った自然の甘みたっぷりのお菓子
秋が深まり、さつまいもが旬の季節を迎えます。ほっくりとした食感や優しい甘さのさつまいもは、和菓子も洋菓子もバラエティも豊か。甘みがぎゅっと詰まった干し芋を使ったスイーツやしっとりした食感の芋ようかんなど、秋に食べたいさつまいものお菓子をご紹介します。
福を呼びこむ元祖大阪のゆるキャラ“なにわちょろけん”の「ちょろけんぴ」/大阪府
「ちょろけん」は江戸時代後期に大阪で流行した門付芸(大道芸の一種)で、「ちょろを見る人福来たる、厄難厄病取り払う」と囃しながら、大阪の町を練り歩きました。この大阪の芸「ちょろけん」と高知の芋けんぴがコラボレーションして生まれたのが「ちょろけんぴ」です。 芋焼酎にも使われる黄金千貫という甘みの強いサツマイモと、こだわりの油と砂糖、塩を使用して丁寧につくられた芋けんぴ。透明な蜜のさっぱりとした甘さ、カリッとした歯ごたえが楽しいおやつです。
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さつまいも&あんこのナチュラルなおいしさ「芋ようかんとあんこ玉」/東京都
東京名物として長年愛されている「舟和」の看板商品は、おいものおいしさがずっしり詰まった「芋ようかん」とコロンとまあるい「あんこ玉」。この2つのお菓子の詰め合わせは、リピーターにも、初めて選ぶ人にも評判です。 「芋ようかん」は、“ようかん”の名前ですがあんこは不使用。さつまいもそのものの優しい味わいとしっとりした食感です。カラフルな「あんこ玉」は、小豆や白いんげん豆のこしあんの素朴な甘さや、抹茶やいちごなどの風味を楽しめます。薄く寒天がかかったつやつやした見た目と、ひと口サイズがかわいらしい和菓子です。
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職人技が作り出すしっとり艶やかな和菓子。「キャラ玉」/山梨県
キャラメルの羊羹でサツマイモの餡を包んだ和菓子「キャラ玉」。サツマイモの甘みと自家製キャラメルの2種類の甘さが重なり、日本茶はもちろんのことコーヒーやカフェラテともよくあいます。 さつまいもだけで作る餡は山梨県北杜市明野町のブランド野菜「あけの金時」を半分使用し、餡を包むのはバニラビーンズを加えた香り豊かなキャラメルの羊羹です。
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ひんやりの中にまったりした甘さを楽しむ「干しいもアイス」/茨城県
さつまいも栽培に適した土壌で、干し芋の名産地としても知られる茨城県。「干しいもアイス」は、そのままでもおいしい干し芋をアイスと合わせた他にはないひんやりスイーツです。 アイスクリームとして開発する際に専属のジェラティエとこだわったのは、“干し芋のつぶつぶ食感”。練り込まれているのは、さつまいもの品種の中でも色味と味の良さが評判の「紅はるか」の干し芋です。濃密な干し芋の味わいと、つぶつぶした食感がバニラアイスのアクセント。甘みがぎゅっと詰まった干し芋ならではのおいしさを十分に味わえます。
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さつまいもの優しい甘みが焼き菓子になった「安納芋蜜フィナンシェ」/鹿児島県
おいも好きなら気になってしまう、安納芋の文字。紫色の包装を開けるとふわっと甘いさつまいもの香りが漂います。しっとりした生地をほおばると、さつまいもの風味と甘みが口いっぱいに広がり幸せな気分に。1本が大きめで、きめ細かい生地がぎゅっと詰まったボリュームも嬉しいところです。 フィナンシェ生地に使われている芋蜜は鹿児島県産の安納芋から作られたもの。鹿児島県にある甑(こしき)島の海洋深層水からろ過したミネラル豊富な塩が、甘さを引き立てるためのアクセントです。
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とろける食感とさつまいもの甘みが活きる「奥州ポテト」/岩手県
「奥州ポテト」は、さつまいものやさしい風味と、口のなかで溶けていくなめらかさが魅力です。糖度の高い徳島産の鳴門金時を使い、良質な生クリームと卵黄を練り込むことで、やさしい風味とやわらかな食感を生み出しています。ねっとりとしたやわらかさのため、スプーンですくって味わうのがおすすめ。ミルクティーやカフェオレといった、たっぷり牛乳を入れたドリンクと一緒に味わってみて。 さつまいものほくほくとした甘みと、ふわふわとやわらかな食感を持つ「奥州ポテト」。軽い口当たりのよさも手伝って、ついもうひとつと手が伸びてしまうスイーツです。
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体に優しくておいしい!スティックタイプの干しいも「ポティーモ」/茨城県
まるで雑貨やコスメのようにかわいらしいパッケージの「ポティーモ」は、茨城県産べにはるかのスティック干しいも。ひと口噛むとさつまいもの優しい甘みが広がります。べにはるかは、ねっとりとした食感の甘味が強い品種。干しいもなら手軽にその味わいをまるごと楽しめます。 これまでの素朴で和風な干しいものイメージとは異なるパッケージは、デザイナーと思考錯誤を繰り返してできたものだそう。形もスマートに食べられる細めのスティックタイプ。甘味料や保存料は不使用なので、ダイエット中のヘルシーおやつにしても良さそうです。
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