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2021.12.05
旅のお土産やお取り寄せにも♪もっちり食感がおいしい全国の餅菓子&だんご10選
もっちりとやわらかく、口当たりの良い餅菓子やおだんご。日本各地で、昔から素朴なおやつや晴れの日のお菓子として親しまれてきました。伝統の製法で作られる地元の銘菓から、華やかさと美味しさを兼ね備えた話題の餅菓子などをご紹介します。ほっとするその優しい味わいは、日々のおやつにもぴったりです。
さわやかに笹の葉が香る和風チーズケーキ「さがの路」/京都府
シュー生地と羽二重餅の絶妙な食感「羽二重くるみ」/福井県
現代のカワイイに進化した、桃太郎の「きびだんご」/岡山県
平安装束の色合わせを和菓子で表現「包み餅」/京都府
甘酸っぱいりんごがさわやかに香る銘菓「りんごもち」/秋田県
あんずの羊羹をふんわり求肥で包んだ「玉だれ杏」/長野県
約1400年前に創建されたといわれる東日本最大の木造のお寺、長野市の善光寺。「玉だれ杏」は、観光や参拝客でにぎわうその門前に店を構える「長野凮月堂」の名物です。善光寺詣でのおみやげとして古くから知られ、作家や著名人にも愛されてきました。 「玉だれ杏」に使われているあんずは長野県の特産物のひとつ。地元産のあんずを練り込んだ甘酸っぱい味わいの羊羹を、柔らかな求肥で包み込んでいます。羊羹の固さと求肥の柔らかさ、周りにまぶされた砂糖と長芋でできたそぼろのシャリっとした食感が特徴です。
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サクサクの麩せんべいに、餅とあんこのふんわり感がたまらない「天狗力餅」/和歌山県
「天狗力餅」は、和歌山県由良町の「菓匠 錦花堂」による銘菓。しょう油や味噌、尺八の発祥の寺として知られる興国寺に伝わる、天狗のお話にちなんで作られました。ふんわり薄皮のこし餡入り求肥餅を、サクサクの香ばしい麩焼きせんべいに挟んでいただきます。 まずひと口目には、サクッと香ばしい麩焼きせんべいの食感。次に、コシがありながらも柔らかな求肥餅と、なめらかなあんこが溶けあい、ふわ〜りトロリと合わさる一体感が味わえます。食べ終わりも、お米の香りと、あっさりとした中にも深い味わいのあるあんこの余韻がたまりません。
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道後商店街発、全国で知られる三色団子 「坊っちゃん団子」/愛媛県
いまや愛媛を代表するおみやげとなった「坊っちゃん団子」は、夏目漱石の小説『坊っちゃん』に初代の店が登場したのを、本で読んだ2代目が考案されました。 抹茶、白、小豆のまんまるな団子が串にささった「坊っちゃん団子」は、北海道産のしゅまり小豆と大手亡豆を100%使用した餡でやわらかな求肥餅をくるんだ3色団子。上から順にひとくち食べると、まず香り高い抹茶の風味に驚かされます。こちらの抹茶餡は宇治抹茶のみで色付けしているそう。ふわふわの求肥餅が中から出てきて、思わずもうひとくち。あっさりした甘みの白餡、上質な和菓子を思わせる小豆餡の団子まで一気に食べてしまいます。
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フルーティーなイチジクとチョコが大人っぽい、素材を楽しむスイーツ「無花果チョコガナッシュ求肥包み」/京都府

大福のような見た目とサイズながら、洋の味わいを感じる和洋折衷のお菓子。しっとりなめらかな求肥の生地の中には、イチジクとチョコガナッシュが包まれています。 国産のイチジクのセミドライのプチプチした食感と、とろけるような舌触りのビターなガッシュがマッチ。柚子の香りがほんのりと余韻を残します。コーヒーや緑茶などのビターな飲み物との相性はもちろんのこと、辛口のシャンパン、白ワインと合わせる食べ方にもトライしたくなります。
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平安時代に思いを馳せる小さな餅菓子 「ピンクの土左日記」/高知県
平安時代に紀貫之が帰京するまでを綴った旅日記『土左日記』。その旅日記の名前を付けた「土左日記」は、上品な味わいの餅菓子です。 包みを開いて小麦色のそぼろをまとったお菓子を口に運ぶと、もっちりしたお餅と上質な餡の組み合わせでほっとする時間を過ごせます。こちらの餅菓子の特徴は、表面にまぶされた寒梅粉。お餅が指にくっつかないので食べやすくなると同時に、食感のアクセントにもなっています。独自製法で作られているそうで、香ばしく素朴な風味が楽しめますよ。
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