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2024.06.08
定番の名所からゆったり楽しめる穴場まで♪京都で訪れたいあじさいスポット7選
梅雨入りに向けて雨の日がふえてくる時季。雨が似合う花、あじさいも次々と咲き始めます。今回は京都府内からあじさいの美しいスポットを7つご紹介。わざわざ出かけたい郊外のお寺や、京都駅から歩ける神社、近年話題のスポットなどが勢揃い。ぜひ、京都のあじさいさんぽのプランづくりの参考にしてくださいね。
関西でも指折りのあじさい寺。宇治の古刹「三室戸寺」
あじさい越しに京都市街を一望♪「善峯寺」
“紫陽花の宮”として愛される古社「藤森神社」
美しく彩られる清和源氏ゆかりの神社「六孫王神社」
京都の奥座敷・大原にしっとりと咲く「三千院」
関西でも指折りのあじさい寺。宇治の古刹「三室戸寺」
京都から電車で40分弱の「京阪三室戸駅」から徒歩15分ほど。杉木立の中にある「三室戸寺(みむろとじ)」は、関西随一とも称されるあじさいの名所です。西国三十三ヶ所巡礼の十番札所として平安時代から多くの人が訪れ、つつじや紅葉なども美しい古刹です。 5000坪の庭園にはあじさい園も。幻の紫陽花とも呼ばれる「七段花」など50種2万株が咲き誇ります。2024年のあじさい園は6月1日~7月7日。ライトアップを行う日もあります。
三室戸寺
ミムロトジ
https://x.com/mimurototemple
拝観料:大人500円 ※2~7月、11月は1000円
あじさい越しに京都市街を一望♪「善峯寺」
JR向日町駅からバスで約30分の山中にある「善峯寺(よしみねでら)」は1029年に開山したお寺。江戸幕府5代将軍綱吉の生母・桂昌院が再興した荘厳な建物が点在し、桂昌院お手植えの桜や樹齢600年以上の「遊龍松」など、四季折々の花木の美しさでも知られます。 6月中旬から7月上旬はあじさいが見頃。約3000坪のあじさい苑に約8000株が咲きます。斜面を華やかに彩るあじさいと眼下に広がる京都市街の組み合わせは、ここだけの絶景。
善峯寺
ヨシミネデラ
“紫陽花の宮”として愛される古社「藤森神社」
JR藤森駅から徒歩5分、京阪墨染駅からも徒歩7分の「藤森(ふじのもり)神社」。京都が都になる以前からこの地にあり、神功皇后が創建したとも伝えられる古社です。 あじさいも有名なこちらの神社。境内には2つの広大な「紫陽花苑」があり、約3500株が美しく咲き誇ります。見頃に合わせて公開(2024年6月1日〜1か月ほどを予定)され、期間中の土日は蹴鞠や雅楽などの奉納も。6月15日には紫陽花まつりの神事も行われます。
藤森神社
フジノモリジンジャ
美しく彩られる清和源氏ゆかりの神社「六孫王神社」
各線京都駅・JR梅小路京都西駅からそれぞれ徒歩で約15〜20分、市バスの停留所も近い「六孫王(ろくそんのう)神社」。清和源氏の祖といわれる六孫王源経基を祀っています。 桜や藤の名所として知られますが、あじさいもすてき。例年6月上旬から7月上旬にかけ、ガクアジサイ・ホンアジサイ・カシワバアジサイ・ウズアジサイ・アナベルなどさまざまな品種が色とりどりに咲き誇り、鯉が泳ぐ池や朱色の橋、豊かな緑などとともに楽しめます。
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文/高柳涼子
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