熱海とお茶の入り口。訪れた人を出迎える、まちのウェルカムティー

「CHAPORTE」は、熱海駅から徒歩1分の駅の正面に位置するアレンジティースタンドです。駅の目の前という旅のはじまりの場所で提供するのは、まちのウェルカムティー。 店名の「CHAPORTE」は、日本語の「CHA＝茶」と、フランス語「PORTE＝入り口」の造語です。熱海のまちへの入り口が、お茶を片手に人が集い、賑わい溢れる場所になってほしいという願いが込められています。 コンセプトは、「アレンジティーという新しい提案」。従来のお茶の飲み方に囚われない、自由なお茶の世界と出会える入り口として、”アレンジティー”という新しい楽しみ方の提案をしています。

熱海で創業90年のお土産物屋が、ティースタンドとしてリニューアル

2021年まで営業していた雑貨屋 (c) 栗原洋平

「アカオ商店」は、熱海の地で約90年前にお土産物屋として創業して以来、雑貨店や飲食店を経営してきました。近年、若い旅行者が急増し新たな観光客が訪れるようになった熱海で、まちの入り口として新たな役割を担っていきたいという想いから、リニューアルプロジェクトがはじまりました。 熱海のまちで長年お店を営んできたからこそ、熱海の入り口は、「まちへの期待感」が高まる場所でありたい、立ち寄ればまち歩きが楽しくなる、そんな場所を目指していきたいという想いから、熱海のエッセンスを詰め込んだアレンジティースタンド「CHAPORTE」は生まれました。

「CHAPORTE」のある場所は2021年まで雑貨・土産物店として営業しており、長年使われていたショーケースをドリンクカウンターとして活用するなど、雑貨店時代の名残を受け継ぎながら改装が行われました。そのため店内は、新しさの中にどこか懐かしさを感じるしつらえになっています。 熱海や静岡の魅力を伝える”入り口”として、まちの歴史や物語、まちとの繋がりを大切にしながら、新しいチャレンジが始まりました。

熱海と静岡のエッセンスをプラスした、アレンジティー

メニューは、熱海の名産である橙(だいだい)や、熱海レモンをふんだんに使用したドリンクやクラフトカクテル、熱海にゆかりのある文豪、太宰治や谷崎潤一郎にちなんだアレンジティーなど、お茶から地域の魅力に触れられる商品がそろいます。 上段左：太宰治の桜桃ロマネスクティー 上段右：笹場紅茶のDAIDAIオレンジティー 下段左：谷崎潤一郎のモカ烏龍ティー 下段中央：熱海レモンローストティー 下段右：煎茶のUGUISUティーソーダ

創業49年の老舗喫茶店の味を受け継ぐスイーツも販売

運営会社である「アカオ商店」は、約90年前に熱海の駅前に店を構え、主に観光客向けに雑貨屋や飲食店を運営してきました。 そのうちの一つである、「カフェ アジール」は、ニューオープンの「CHAPORTE」と同じビルに位置する、創業から49年を迎える老舗喫茶店です。カフェではスイーツ作りにこだわり、長年改良を重ねてきたチーズケーキをはじめとする自家製ケーキは、お店の看板メニューとなっています。 そんな姉妹店のメニューを、店内だけではなくテイクアウトで熱海のお土産としても楽しんでもらえるように、特に人気のあるチーズケーキをベースに、新しいスイーツを販売しています。

老舗喫茶店の味を受け継ぐ缶入りミニホールケーキ「KISSA NO CAKE」は、チーズケーキ、チョコレートケーキ、抹茶の3種のフレーバーのベイクドケーキ。オリジナル缶に入ったミニホールケーキで、お土産にもぴったりなスイーツです。 店内では食べやすいハーフサイズで、ケーキセットとしていただけます。

「3層のチーズ&クリームケーキ」は、NYチーズケーキ、レアチーズ、生クリームの3層仕立てのチーズケーキ。プレーン、静岡ほうじ茶、チョコレート、抹茶、苺の5種のフレーバーが登場します。 CHAPORTEの自家製フレーバーを、なめらかなチーズケーキで楽しむことができます。 ＊　＊　＊ 詳細は、公式サイトをご覧ください。 新しい静岡茶の楽しみ方を提案するアレンジティーを、この機会にぜひ味わってくださいね。