【三重】美しい滝と渓谷に心が洗われる「赤目四十八滝」

室生赤目青山国定公園の中心に位置し、かつて伊賀と大和を隔てた「滝川」の上流約3.3kmに渡って瀑布が点在する「赤目四十八滝（あかめしじゅうはちたき）」。名前のついたものだけでも23瀑があり、「日本の滝100選」や「森林浴の森100選」などにも選ばれています。 気軽な散策からトレッキングまで、時間とレベルが異なる3つの散策コースが整備されているのも魅力。スケジュールや体力に合わせてリフレッシュしましょう。

【和歌山】宿泊して修行体験もできる「高野山」

弘法大師・空海が開山した真言密教の聖地「高野山」。1000ｍ級の山々に囲まれた山上盆地全域を「高野山真言宗 総本山金剛峯寺」とし、117の寺院が集まっています。 かつては全国から修行僧が集まり、現在は修験者以外も多くの人が訪れる世界遺産。2大聖地として信仰を集める「壇上伽藍」（写真）や「奥之院」など見どころも豊富です。宿坊として利用できる寺院も多いので、ここだけの滞在プランを作ってみましょう。

【和歌山】人と自然が作ったのどかな絶景「あらぎ島」

高野山を源とする有田川の蛇行と浸食によって生まれた河岸段丘の上に作られた棚田「あらぎ島」。国の「重要文化的景観」にも選ばれている有田川町のシンボルです。 季節ごとにがらりと変わる風景も魅力。水鏡のような田植え前の春、緑のじゅうたんが広がる夏、稲穂が黄金色に輝く秋、雪景色の冬などを堪能できます。有田川の対岸には展望台が設置され、川や橋、山間の農村の風景とともに全景を見学できます。

【徳島】船や橋から大迫力に感動♪「鳴門のうずしお」

徳島県鳴門市と兵庫県の淡路島を結ぶ「大鳴門橋」。その下にある鳴門海峡は「世界三大潮流」のひとつに数えられます。名物は「うずしお」。海峡の地形や海流など、さまざまな条件が重なって生まれ、なんと最大で直径30ｍもの大きさになります。 真上まで行く大型船「わんだーなると」や海中から観察できる小型船「アクアエディ」、橋の内部のガラス張りの床から見る「渦の道」など、さまざまな方法で満喫できます。

【兵庫】日本三古泉のひとつ、関西の奥座敷「有馬温泉」

豊臣秀吉も愛した名湯「有馬温泉」。国が療養泉と指定する9つの成分のうち、7つも含まれることでも知られます。なかでも褐色の「金泉」と、美肌効果の高い無色透明の「銀泉」は有名。どちらも公共の外湯「金の湯」「銀の湯」として気軽に利用できます。 ほかにも、温泉宿のお風呂を食事つきの日帰りで利用できるプランや、現役の芸妓の踊りを見られるカフェ、神戸の夜景を楽しめるロープウェーなど、お楽しみが満載です。