日間賀島の名物、タコをモチーフにした「多幸まんじゅう」

日間賀島の玄関口である、西港。サンセットビーチと呼ばれる砂浜があり、周囲には旅館が立ち並ぶ島旅の拠点となるエリアです。この西港の船着き場のすぐ目の前にある「かもめ売店」の名物となっているのが「多幸まんじゅう」。タコをかたどったかわいい形の焼き菓子で、知多の卵や上質なハチミツを使ったふっくら優しい生地になめらかなこしあんを詰めて焼き上げています。タコが名物の日間賀島の新たな名物になればと20年以上前から作られているお菓子なんだそう。 売店内で特注の機械を使って焼き上げていて、1個単位でも販売しているので、午前中などは焼き立てを味わうことも。当日焼いた分が売り切れ次第終了なので、土日は早めに購入しておくのがおすすめです。

タコ焼きをモチーフにした揚げたて「たこ焼きドーナツ」

「たこ焼き風ドーナツ」（手前、300円）と「たこ焼きドーナツ」（奥、400円）

日間賀島の中でも漁船が並ぶ北港は、西港とはうってかわって静かな漁師町の雰囲気。そんな北港の目の前にある民宿「大成」は、新鮮な魚介類が楽しめる宿として人気を集めています。この宿で不定期でオープンしているのが「AZU CAFE」。手作りのドーナツやケーキ、ドリンクを販売しています。

「炙りチーズケーキ」（500円）

老舗しらす屋さんの思いが詰まった「しらすソフト」

同じく北港のすぐそばにある「MARUTOYO」も知る人ぞ知る、スイーツがあります。こちらのお店は日間賀島の老舗しらす店がはじめた、スイーツスタンド。フルーツを使ったパフェややシェイク、ソフトクリームなどのスイーツやドリンクが楽しめる、散策途中にぴったりな休憩スポットです。 なかでもお店の名物として人気なのが、とれたてのしらすで作る、旨みと塩気がぎゅっと詰まったしらすをたっぷりのせた「しらすソフト」。ふんわりとした食感のしらすと甘いソフトクリームの組み合わせですが、しらすの塩気がアクセントになって、ソフトクリームにコクがプラスされたよう。しらす屋さん自慢のしらすをおやつに、と創作した一品は、カルシウムや塩分も補給できますよ。

「しらすソフト」と「抹茶佃煮ソフト」（各450円）

「MARUTOYO」の紹介記事はこちら

島の天草で作るキラキラ寒天ドリンク「ところポンチ」

「ところポンチ」（400円）

海の恵みが豊富な日間賀島では、天草も豊富に取れ、夏場はトコロ天を提供しているお店もありこちにあります。水産物の加工会社「丸幸」がプロデュースしているお店「島カフェバルカ」でも島の天草でところてんを自家製していて、甘酢をかけたものと、黒蜜きなこをそえたものがあり、素朴な味わいです。

島カフェバルカの紹介記事はこちら

島のおいしい魚をフライにして。ヘルシーな「島サンド」

東港から少し海岸沿いを歩くとあるのが、黄色いレトロなスクールバスが目印のお店「ヒマカーズキッチン萬丸」。こちらはアメリカで実際に使われていたスクールバスを改装したキッチンカーとなっていて、テラスで食事やドリンクを楽しむことができます。 こちらで味わえるのは、毎朝焼く手作りのパンや自家製シロップで作るドリンクなど素材そのものの味わいを大切にした品々。ランチには日間賀島をはじめとする知多地域の海の幸や野菜で作った南インド料理、ミールスがおすすめです。

「平貝（タイラゲ）サンド」（400円）と「しそビネガー」（550円）

「ヒマカーズキッチン萬丸」のご紹介記事はこちら

いかがでしたか。日間賀島は海岸線沿いの散策道や白い砂浜のビーチなど、絶景スポットもいろいろあります。ぜひ島をのんびり一周しながら、おやつ巡りも楽しんでみてくださいね。