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2023.01.04
京都の “おだんご&餅” 12選。みたらし団子から名物餅まで
老若男女に愛される素朴なおだんごや餅。京都を訪れたら「食べたい!」と考えている人も多いのではないでしょうか。 今回は京都散策の途中で立ち寄りたい “おだんご&餅”のお店をまとめてご紹介。並んででも食べたい絶品みたらし団子や、由緒ある老舗のお餅、焼いて楽しむお団子まで集めました。
定番のみたらし団子は、甘い中にもコクがあるタレ「梅園」
つやつやのみたらし団子がおいしい「加茂みたらし茶屋」
京都の老舗で修業した店主がつくる和のおやつ。京都・西院の「まるに抱き柏」
囲炉裏でお団子を焼いて楽しむ♪ 京都・伏見稲荷のカフェ「囲炉裏茶屋 ななころびやおき」
5つの味で楽しめる小さなお団子。京都・祇園の甘味処「十文堂」
定番のみたらし団子は、甘い中にもコクがあるタレ「梅園」
1927(昭和2)年の創業当時から京都人のおやつとして親しまれている、甘味処「梅園」の四角い形をしたみたらし団子。三条寺町の角で存在感を放つ三条寺町店では、2階にも席があり広々としています。 人気のプレート「花点心」は、みたらし団子と双璧の人気を誇るの自家製のあんこを同時にいただけます。「あんの花束」は、もっちりとしたどら焼きの皮でカラメルアーモンドを練りこんだあんをくるんだ一品。抹茶と黒糖のわらび餅など6つの味を楽しめます。
写真は1階席。ゆったりとした時間が流れるような落ち着いた雰囲気。梁など元の建物の生かせる部分を残して改装することで、レトロな印象を生み出している
梅園 三条寺町店
ウメゾノサンジョウテラマチテン
つやつやのみたらし団子がおいしい「加茂みたらし茶屋」
1922(大正11)年に創業。ぜんざいや磯巻などのメニューも楽しめる
下鴨神社の門前にたたずむ「加茂みたらし茶屋」の名物はみたらし団子。下鴨神社のみたらし池に湧き出す水の泡を団子に模したのが、みたらし団子の発祥といわれています。先端の団子が1つだけ離れている特徴的な見た目は人間の五体を意味し、先端は頭を表現しているのだそう。 小ぶりの団子は米粉100%でもっちりとした食感。香ばしく炙られ、黒糖を使ったたれがたっぷり絡められています。甘さ控えめで食べやすいのもうれしいですね。持ち帰りの際は、下鴨神社が描かれた風情ある紙に包んでもらえますよ。
加茂みたらし茶屋
カモミタラシチャヤ
京都の老舗で修業した店主がつくる和のおやつ。京都・西院の「まるに抱き柏」
2021年1月、京都・西院エリアにオープンした「まるに抱き柏」は、テイクアウトで楽しめる和菓子のお店。京都の和菓子の名店で経験を積んだ若い職人が手がけています。定番の黒豆大福や季節限定のみたらし団子など、素朴で味わい深い和菓子はおやつとしてはもちろん、おみやげとしても喜ばれそうです。
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まるに抱き柏
マルニダキガシワ
囲炉裏でお団子を焼いて楽しむ♪ 京都・伏見稲荷のカフェ「囲炉裏茶屋 ななころびやおき」
2020年9月、京都・伏見稲荷エリアにオープンした「囲炉裏茶屋 ななころびやおき」は、町家を改装したカウンター席のみのカフェ。目の前の囲炉裏でお団子や生麩などを焼いていただいたり、餡とお団子が入った土鍋がぐつぐつと湯気をたてる様子を間近で眺めたりと、おいしい料理はもちろん、さまざまな体験が楽しめます。和の雰囲気を感じながらも、どこか新しさを感じるメニューや仕掛けの数々は、思わず動画や写真におさめたくなりますよ。
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囲炉裏茶屋 ななころびやおき
イロリチャヤナナコロビヤオキ
5つの味で楽しめる小さなお団子。京都・祇園の甘味処「十文堂」
京都・祇園にある「十文堂(じゅうもんどう)」は、焼きたてを味わえる一口サイズの炙り団子が評判の甘味処。 高台寺や八坂の塔、安井金毘羅宮といった人気スポットからも近く、京都さんぽでひと休みするのにうってつけのお店です。
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十文堂
じゅうもんどう
秘伝のタレの大粒みたらし団子「古都香」
川端今出川の交差点から北へ歩くと、右手に「みたらし団子」と書かれた暖簾が目に入ります。「古都香(ことか)」は、上質な近江米の米粉を100%使用した大粒のお団子が名物。厳選された近江米から製粉した米粉で作った団子を、丁寧に焼き上げています。口にすると外はパリッと、中はふんわり。 甘辛い秘伝のタレを絡めたみたらし団子とともに、オリジナルメニューの京きなこ、バター醤油も人気です。イートインスペースもありますが、天気のいい日はのんびりと鴨川べりでいただくのもいいですね。
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古都香
コトカ
厄除けを願ってほおばる門前菓子あぶり餅「かざりや」
今宮神社の東参道に店を構え、昔ながらの茶店の雰囲気を残す「かざりや」。名物の「あぶり餅」は、小さくちぎった餅にきな粉をまぶし、細い竹串に刺して備長炭の火で炙り、ほんのり甘い秘伝の白味噌だれをたっぷりからめた素朴な一品です。
炭火の上で手早く炙られてゆく、あぶり餅。香ばしい香りと焦げ目が食欲をそそる
かざりや
1000年以上の歴史をもつあぶり餅「一文字屋和輔」
趣ある店構えが素敵。日本最古の老舗だという
今宮神社の門前にたたずむ「一文字屋和輔」。平安時代から続いているという甘味処で、「一和」とも呼ばれ親しまれています。 名物のあぶり餅は、平安時代中期に疫病を鎮めるため神前に供えたのがはじまりなのだそう。店先で餅を焼いている姿が印象的で、良い香りが漂ってきます。きな粉をまぶし炭火で炙った餅に、白味噌のたれがかけられており、餅の香ばしさやほんのりと甘いたれがたまりません。歴史に思いを馳せながら味わうのいいですね。
一文字屋和輔
イチモンジヤワスケ
桂に訪れたなら必ず立ち寄りたい「御菓子司 中村軒」
桂離宮を眼前に望む老舗和菓子店「御菓子司 中村軒」。“おくどさん(かまど)”を使い、昔ながらの手法でふっくら炊き上げた粒餡を包んだ「麦代餅」が有名です。 もとは麦刈りや田植えの際に、おやつとして好まれ、その代金をお金の代わりに麦で支払うこともあったため「麦代餅」という名前が付けられたのだそう。 昔から続く製法を守り、甘過ぎない上品な甘さ、という名物の変わらない味を今に伝えています。
御菓子司 中村軒
オカシツカサ ナカムラケン
トロトロの黒蜜にきな粉がからむ「美玉屋」
黒蜜をかけた団子にきなこをまぶした黒蜜だんごが人気の和菓子屋さん「美玉屋」。もちもちとした食感がよく、地元でも人気の品です。黒蜜だんごは数に限りがあるので、取り置きや予約はできません。
美玉屋
ミタマヤ
和スイーツと日本庭園に癒される「イクスカフェ」
京福線嵐山駅から渡月橋へ向かう途中の路地にある「eX cafe (イクスカフェ)」。日本家屋を改装したお店では、風情ある庭を見ながら料理やスイーツをいただけます。 おすすめは「ほくほくお団子セット」。自分でお団子を焼いて食べる体験型メニューです。お好みのタレをつけて召し上がってくださいね。
eX cafe 京都嵐山本店
イクスカフェキョウトアラシヤマホンテン
京都の老舗和菓子店が手がける京風の白だしらーめんと和スイーツを♪ 京都・烏丸の「京阿月 つるりん」
京都・烏丸エリアにオープンした「京阿月 つるりん」は、老舗の和菓子店が手がけるお店。“京らーめんと甘党”をコンセプトに、京都らしい素材を取り入れた白だしらーめんが人気です。 「京阿月 つるりん」では、約50年前に生まれた「京阿月」名物の「こぼんちゃん」もいただくことができます。香ばしく焼き目を付けたお団子に、毎朝昆布でだしを取り、砂糖やたまり醤油を合わせたタレをたっぷりと絡めています。
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京阿月 つるりん
キョウアズキツルリン
***** いかがでしたか? 今回は過去に紹介した記事とことりっぷアプリの投稿から、京都で食べたい “お団子&餅” のお店をまとめてご紹介しました。 営業時間、定休日などの最新情報は、各施設に確認してからおでかけしてくださいね。
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