
132
2023.02.17
浅草からもほど近い人気のカフェ♪ 手作りのスイーツと居心地のよい空間が楽しめる「from afar」
浅草からひと駅隣の田原町にある路面店カフェ「from afar(フロムアファ)」。旬のフルーツを使ったスイーツや、伊万里焼やウィリアム・モリスのカップで提供されるコーヒーなどが、センスあふれる店内で味わえます。オーナーがセレクトした魅力的なインテリアに囲まれて、すてきな時間を過ごしてみませんか。
週末はとくににぎわう人気カフェ

コンクリートの外壁に木枠の窓とドアを組み合わせたセンスある外観
「from afar」は、浅草からひと駅隣の田原町にある路面店のカフェです。 墨田区の東駒形にあった人気カフェ「from afar 倉庫01」が、2019年に台東区のこの場所へ移転、さらに2021年に店内が再度リニューアルされました。 移転した際に、お店のスペース自体が広くなったこともあり、ゆったりとした間隔でテーブルや椅子が置かれ、窓際の席や本棚の前の席、ソファの席、カウンター席など、それぞれに個性があって、どこに座ろうか迷ってしまうくらい。 この建物はもともと印刷工場だったそうで、がっしりとした骨組みや柱の少ない広い間取りが、工場として稼働していた当時の様子を彷彿とさせます。 リノベーションには木製のパーツがあちこちに使われていて、もとのコンクリートと木材が絶妙にマッチしたすてきな空間に。 このカフェで時間を過ごしたいと訪れる人が後を絶ちません。

入口のドアを入ってすぐの窓際の席。アーチ形の窓と白いレースのカーテンがレトロな印象

真ん中にカウンターがあるので、先にここでオーダーを
スイーツは定番のもののほか、季節ごとに登場するものも

1~3月頃に食べられる「イチゴのタルト」650円と、伊万里焼のカップに入った「カフェラテ」570円
「from afar」の人気の理由は、もちろん、お店の雰囲気だけでなく、提供されるスイーツやドリンクのおいしさにもあります。 旬のフルーツを使ったスイーツはとくに好評で、それが目当てのリピーターがたくさんいます。 1~3月のイチオシは「イチゴのタルト」。イチゴとクリームの甘酸っぱいまろやかさと、タルトのサクサク食感がマッチした絶品スイーツです。 お皿には「ラーゴ7寸皿」という黒っぽいシンプルなものが使われていて、鮮やかなスイーツの色がいっそう映えます。

なめらか食感の「プリン」570円と、ウィリアム・モリスのカップに入った「ブレンド珈琲」550円
定番の「プリン」もはずせません。純喫茶のようなレトロな高足の銀の器にのったビジュアルは、お店の雰囲気にぴったり。 スイーツはほかに、「チーズケーキ」「ほうじ茶のテリーヌショコラ」「バナナケーキ」など、時季によって顔ぶれを変えながら、いつも5種類くらい用意されています。 そして、コーヒーや紅茶などは、伊万里焼やウィリアム・モリスのカップで楽しむことができます。こだわりの食器でいただくと気分が上がって、より味わい深いですね。

いろいろな伊万里焼のカップが勢ぞろい。どんな柄のカップで運ばれてくるかも楽しみ
店内をオーナーがセレクトしたインテリアが飾る

北海道みやげで有名な木彫りの熊も何か所かに
「from afar」のリノベーションはスタッフが協力して自社で手がけ、インテリアはオーナーが日本国内や海外から集めたものだそう。お店のそこかしこにセンスの良さが感じられます。 また、「from afar」のほかにも、浅草・蔵前を中心に「喫茶半月」「茶室小雨」「道具屋 nobori」など、系列のカフェや雑貨店が点在。 「from afar」で使っているお皿、グラス、カトラリーは「道具屋 nobori」で販売されていて、独特の風合いが魅力的なアイテムです。 スタッフのみなさんの感性が光る「from afar」。今後も目が離せません。

和室の欄間もカウンター席の仕切りとして再生

和菓子の木型までインテリアとして活躍

from afar
フロムアファ
ことりっぷ編集部おすすめ
このエリアのホテル
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
いちきドーナツ 市来恭子 撮影:依田佳子
Writer
いちきドーナツ 市来恭子

東京在住のフリー編集兼ライター。尾道観光大使・群馬県文化審議会委員。すてきな情報をお届け♪
カフェ
の人気記事
の人気記事















































