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2023.04.28
東京バラさんぽー旧古河庭園からはじまるレトロ建築と文化薫る春旅ー
国の名勝にも指定された「旧古河庭園」では、4月28日から「2023春のバラフェスティバル」が開催。約100種200株ものバラが咲き誇り、洋風庭園と洋館とのコラボがひときわ美しい季節です。バラとレトロな建築を楽しんだ後は、ツツジやあやめが見頃の「六義園」や日本一美しいと評される「東洋文庫ミュージアム」へ。歴史や文化を感じる名所を巡りながら、静かで癒される春さんぽへ出かけませんか?
約100種200株もの大輪のバラが咲き誇る「旧古河庭園」
庭園さんぽのあとはサンドイッチランチを「ココフルカフェ」
大名庭園「六義園」であやめとツツジを愛でる
とろけるふわふわパンケーキをほおばる/「jam coffee」
本の森「東洋文庫ミュージアム」でひと休み
約100種200株もの大輪のバラが咲き誇る「旧古河庭園」
© (公財)東京都公園協会
明治・大正の洋館と和洋の庭園が配置された「旧古河庭園」。洋館と洋の庭園は鹿鳴館やニコライ堂を設計したジョサイア・コンドル博士、日本庭園は平安神宮神苑を手がけた小川治兵衛氏によるものです。3つが調和した貴重な存在として国の名勝になっています。 洋館の前にある洋の庭園(写真)は約100種200株ものバラが名物。2023年4月28日~6月30日には「2023春のバラフェスティバル」も開催しています。この期間は早朝開演として朝8時から開園。洋館は見学や喫茶利用も可能です。
旧古河庭園
キュウフルカワテイエン
http://www.otanimuseum.or.jp/kyufurukawatei/
(大谷美術館:洋館と茶室を管理)
庭園さんぽのあとはサンドイッチランチを「ココフルカフェ」
庭園をおさんぽしてお腹がすいたら、旧古河庭園の正門近くにある「Cocoful cafe(ココフルカフェ)」へ。ランチにはスープやサラダ、ドリンクがセットになった「サンドセット」が人気です。野菜やお肉などの具材をたっぷり挟んだサンドイッチはボリュームがあるので、お腹をしっかりと満たせます。
Cocoful cafe
ココフルカフェ
大名庭園「六義園」であやめとツツジを愛でる
旧古河庭園から徒歩で十数分の場所にある「六義園」。江戸幕府の5代将軍・徳川綱吉の側用人だった柳澤吉保が自ら設計、和歌の趣味を基調とする回遊式築山泉水庭園です。 桜の名所として有名ですが、これから5月にかけてあやめやツツジ、6月には紫陽花、サツキが咲き、新緑とのコントラストが美しい季節です。
六義園
リクギエン
とろけるふわふわパンケーキをほおばる/「jam coffee」
旧古河庭園と六義園の間にある白い王冠の看板の建物が「jam coffee」。パンケーキ好きのオーナーが2019年10月にオープンしたお店です。入口のドアを開けると、白を基調としたシンプルな空間、開放感がありくつろげる雰囲気です。
「jam coffee」の記事はこちら
jam coffee
ジャムコーヒー
本の森「東洋文庫ミュージアム」でひと休み
東京・駒込駅近くにある東洋文庫。1924(大正13)年に設立された東洋学の研究図書館で、国宝5点、重要文化財7点を含む約100万冊を収蔵し、世界5大東洋学研究図書館のひとつに数えられています。 2011年、広く東洋学の魅力を伝えることを目的に、従来公開していなかった貴重書などを展示する東洋文庫ミュージアムを開設しました。展示の目玉である「モリソン書庫」は、その荘厳な美しさで訪れる人の心をつかんでいます。
「東洋文庫ミュージアム」の記事はこちら
東洋文庫ミュージアム
トウヨウブンコミュージアム
こだわりの長時間熟成パンをおみやげに「CHAMONIX」
駒込駅前の大通りから、細い道に入ったアザレア通りにあるブーランジェリー「CHAMONIX(シャモニー)」。ヨーロッパの街角にあるようなおしゃれなたたずまいで、店内にはアンティーク家具が並びます。 パンはハード系を中心に、クロワッサンや総菜パンなど常時40~50種類がラインナップ。小麦粉は厳選した数種類をブレンドし、通常の6倍の時間をかけて熟成。もちっとした食感で、小麦本来の甘さを感じます。
CHAMONIX
シャモニー
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ことりっぷ編集部
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