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2023.07.02
瀬戸内レモンがさっぱり! 名古屋「メゾン・デュ・ミエル」の人気バターサンド
スイーツプロデューサー・磯崎 舞が、日常に寄り添うおやつから贈り物にも選びたくなる焼き菓子を紹介する連載『#焼き菓子部』。暑さが本格的になるこれからの季節、食べたくなるのは柑橘のスイーツ。レモンやオレンジなど素材を活かした爽やかさが、涼を運んできてくれますよ。今回は瀬戸内レモンを使った「maison du miel(メゾン・デュ・ミエル)」のシトロンバターサンドをご紹介します。
職人の丁寧な手仕事が評判の、名古屋発のパティスリー

JR東海道本線・尾頭橋駅から徒歩約12分の場所にある
2020年に愛知県名古屋市中川区にオープンした「メゾン・デュ・ミエル」は、ケーキとパンとカフェの店。続々と販売店を増やし、現在は名古屋市内に4店舗を構えています。「メゾン・デュ・ミエル」のお菓子はすべて自社工房でのパティシエによる手づくり。機械に頼らず、ひとつひとつ丁寧な手仕事を通して素材の味を最大限に引き出しています。“夏でもさっぱり食べられるバターサンド”をコンセプトに作られた人気商品が、シトロンバターサンドです。
もらって嬉しいセンスあふれるパッケージ

「シトロンバターサンド(4個入)」1944円
上品な光沢を放つクロコダイルのパッケージは、スイーツが入っているとは思えない高級感があります。バターサンドはアルミ箔と包み紙で二重包装されていて、丁寧な梱包もうれしいポイントです。
爽やかな香りと酸味、ほろ苦さの絶妙なバランス

直径約6cmの程よいサイズ感
こってりと重いイメージのバターサンドですが、もう一つ食べたいと思えるようなさっぱりした味わいになっています。ポイントになるのが中央に潜んだ自家製の瀬戸内レモンコンフィ。皮と砂糖を入れて煮詰め、一晩寝かせて…という作業を繰り返し一週間かけて作られ、心地いいほろ苦さが全体を引き締めます。

バタークリームとサブレからほんのりとバターが香る
北海道産バターを使った口どけのよいレモンバタークリームは爽やかな酸味で、サクッとしたシンプルなサブレとの一体感もお見事。あっという間にペロリと食べてしまいますよ。 夏の自分へのご褒美おやつとしてはもちろん、流行りに敏感な女性への贈り物にもどうぞ。
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maison du miel本店
メゾン・デュ・ミエルホンテン
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スイーツプロデューサー 磯崎 舞

乳業メーカーの広報などの仕事を経て、ライターとして雑誌やwebで記事執筆のほか、百貨店の催事企画、パティシエと生産者を繋げた商品開発など“スイーツプロデューサー”として活躍。スイーツの中でも日常に寄り添って小さな幸せを与える焼き菓子に着目。年間1000個以上食べ、新たな魅力を引き出し広めている。
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