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2023.10.10
ヨーロッパ気分を味わえる都内のおすすめ雑貨ショップ4選【2023年度版】|by PARISmag
毎日の暮らしのなかで少しだけ心が弾むような豊かさをお届けするWEBマガジンPARIS mag(パリマグ)から、『都内のおすすめ雑貨ショップ』をご紹介します。 古いものを大切にしながら、新しいものを掛け合わせて自分だけのセンスを磨くパリジェンヌ。今回は、そんなパリジェンヌのセンスのカケラを感じることができる都内の雑貨ショップを4店舗ご紹介します。 アンティークやブロカントから、世界各国の新しいセンスが光るインテリアまでPARISmag編集部が気になるお店をセレクト。見ているだけでもセンスが磨けそうな4店舗を巡ってみては?
奥が深いフランス雑貨の世界を提案してくれる『M’amour(マムール)』
東京都目黒区下目黒にある『M’ amour(マムール)』は、ヨーロッパのアンティークやフランス老舗メーカーの選りすぐりの商品を取り扱うフランス雑貨とアンティーク&ブロカントのセレクトショップです。 アンティークやブロカントの他にも、フランス老舗メーカーの新作も取り扱っているという『M’ amour』は、古いものと新しいものを組み合わせた品揃えが特長。
「M」のロゴが入ったブラックのフィレは『M’ amour』別注
フランス老舗のテーブルウェアメーカーである『ジアン』も、新旧ミックスを楽しめる『M’ amour』のセレクトの1つ。 気品をも溶け込ませたような絶妙なブルーの曲線はすべて、熟練の職人によるハンドペイントで描かれているそう。
『M’ amour』では初心者の方もコーディネートに困らないような工夫をしているんだとか。 「去年、『M’ amour』の商品を買ってくださったお客さまが今年来ていただいたときに、去年のアイテムに合うものが必ずあるようにしているんです」と、店主の名津井さん。 奥が深いアンティークの世界を、”新旧ミックス”という楽しみ方で日常に届けてくれる『M’ amour』。こだわりのセレクト雑貨が並ぶこの場所に、あなたの“好き”もきっと見つかるはずです。
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M’amour
マムール
好きが興じて20年。アンティーク・ブロカントのお店『粋気者(すきしゃ)』
月に複数回、各所のイベントに出店しながら、ご自宅に店舗を構える『粋気者』 そのお店のコンセプトは「フランスの田舎にある、滅多にお客さんが来ない店」なんだそう。 イベント出店が主軸ではあるものの、このご自宅のショップでも時よりお客さまを迎える機会をつくっているんだとか。オープンする際は、事前にインスタグラムで2時間制の予約枠を告知。枠は埋まってしまうことがほとんどだと言います。
所狭しと、食器、グラス、カトラリー、布、そしてペーパーアイテムと、あらゆるアンティークとブロカントがギュッと敷きつめられるように置かれた店内。 訪れる人たちを夢中にさせる『粋気者』のアイテムは、オーナーの国分さんと運営をサポートしている娘さん、そしてフランス現地に暮らす友人スタッフの3人の感性でセレクトしているそう。
アンティークのものを選ぶ際に、いくつかポイントとなることも聞きました。 「例えばお皿の場合、フランスの1900年代のもの、日本の1900年代のもの、そしてアメリカも1900年代のものでコーディネートすると、ものすごく調和するんです。不思議なんですが、違う国のアイテムであっても、時代を揃えることで統一感が取れるんですよ」と、店主の国分さんが教えてくれました。 小さな”好き”を積み重ねて、今現在のアンティーク・ブロカントショップという形にたどり着いた国分さん。イベントや店舗で、素敵なアイテムとの出合いを楽しんでみてくださいね。
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粋気者
自宅ショップオープンのご予約が確定してからお客様に所在地情報をお知らせしています。
https://www.facebook.com/sukisha.brocante/
※自宅ショップの営業情報は、お店のSNSなどでご確認ください。
世界各国のインテリアやファッション雑貨が並ぶ。東銀座『FEELSEEN』
2022年5月に東銀座にオープンした『FEELSEEN(フィールシーン)』は、パリや東京、ニューヨークを中心に世界各国のクリエイーターが手掛けるインテリア雑貨やファッション雑貨などを扱う4階建てのライフスタイルショップ。 1階フロア「PARADE(パラード)」。名付けの親はこのフロアのバイヤーでもあるマルト・デムランさんで、彼女の色合いを使ったファッションやインテリアの世界観が存分に楽しめます。 2階フロア「蒐集家の部屋」は、古く長く使われてきたものに新しい価値を感じ、時間を共有するというコンセプト。 3階フロアは、古い麻布に覆われた空間で、天然の香りや色など温かみのあるリラックスした空間「WELLNESS」。4階フロアはギャラリースペースになっていて、さまざまな展示会が開催されます。
現在2階では、白い釉薬を纏った陶器で知られる「アスティエ・ド・ヴィラット」の作品が揃います。
現在3階には、フランスの陶芸家「ヴァレリー・カサド」の陶器が入荷したばかりだそう。 ファンの多いブランドで、陶土を花びらのように薄く伸ばし、作家自身が蚤の市などで探してきたアンティークのレースやボタン、野菜の葉などの模様を型押しして、モチーフをつけているんだとか。器の内側、裏側にまでレースの繊細な模様が入った、うつくしい陶器です。
他にも普段の暮らしの中では出合えない、すてきなインテリアやファッション、アートが見つかる『FEELSEEN』のアイテム。 まるで異世界に飛び込んだような空間に、刺激と癒の両方が楽しめます。きっとみなさんも共感や好きが見つかるはずです。
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FEELSEEN
フィールシーン
シーリングスタンプの世界へ引き込まれる!ヨーロッパ輸入文具店・吉祥寺『ジョヴァンニ(Giovanni)』
シーリングスタンプを専門に扱い、輸入文具店として吉祥寺に店舗を構える『Giovanni(ジョヴァンニ)』 うつくしい便箋やさまざまな模様が彫られたシーリングスタンプなど、“書くこと”にまつわるアイテムが揃います。 「この店で取り揃えているアイテムは、すべてヨーロッパから取り寄せています。その多くがイタリアの商品。歴史の古いシーリングスタンプは、ヨーロッパ全土で普及していますが、イタリアのものは中世からの製法をそのまま活用しているのが特徴です」と、店主の高梨さん。
約150色の蝋と数十種類のスタンプが揃う『Giovanni』。蝋も色を混ぜ、好みの色を作成できます。 スタンプのマークと蝋の色の組み合わせを考えるだけでも、とても楽しいですよね。使うシチュエーションやシーズンなど、セレクトのヒントにしてみてもいいかもしれませんね。
「世界に一つだけのオリジナルマークが作りたい」という方向けに、オリジナルのシーリングスタンプ作成サービスも行っています。自分だけのシーリングスタンプは、とてもロマンチックに感じますよね。 輸入文房具専門店『Giovanni』では、シーリングスタンプの奥深い歴史まで丁寧に教えてくれます。タイムスリップしたかのような『Giovanni』の素敵な空間とアイテムで素敵な休日を過ごしてみてください。
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Giovanni
ジョヴァンニ
*** 個性と魅力にあふれたフランスやヨーロッパの雑貨たち。 今回ご紹介したのは、毎日の生活に新しい魅力とスタイルを取り入れて、日常を彩るのにぴったりのお店です! お休みの日にはぜひ、フランスの風情が香る都内のおすすめショップを巡る旅に出かけませんか?
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