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2025.11.24
京都で見つけた♪ほっこり体が温まるぜんざい9選〜竹久夢二も愛した老舗の甘味処から人気の有名店まで〜
冬の始まりにさしかかり、ぜんざいやおしるこなど温かい甘味が美味しい季節。今回は京都市内から、ぜんざいの美味しいお店をご紹介します。漢字で「善哉」とも書くぜんざいは、お餅とあんの組み合わせ。つぶあんやこしあん、汁ありや汁なし、粟ぜんざいや冷やし、抹茶などお店ごとの個性も豊かです。好みの味を探しにおでかけしてみませんか。
【祇園四条】自分でお餅を焼くのも楽しい「ぎおん徳屋」
【四条河原町】老舗「永楽屋 本店」の秋冬限定・栗ぜんざいでほっこり
【清水五条】竹久夢二も愛した大正の甘味処「かさぎ屋」
【高台寺】ねねの道からすぐ♪歴史情緒あふれる境内の「甘味処 乃あん」で上品なぜんざいを
【松ヶ崎】2つの美しいぜんざいにうっとり「茶寮 宝泉」
【祇園四条】自分でお餅を焼くのも楽しい「ぎおん徳屋」

にぎわう場所にありながら落ち着ける店内。祇園さんぽのひと休みにも便利
祇園のメインストリートともいえる花見小路にある「ぎおん徳屋(とくや)」。わらびもちやくずもち、かき氷などの和のスイーツが勢揃いする甘味処です。素材にこだわり、持ち味を引き出す工夫を重ねたあっさり上質な味わいが特徴です。

お寺などで使われる「応量器」でいただく人気メニュー「花見こもち」
ぎおん徳屋
ギオントクヤ
【四条河原町】老舗「永楽屋 本店」の秋冬限定・栗ぜんざいでほっこり

京都の中心、四条河原町にある「永楽屋 本店」は、京佃煮と京菓子の両方を楽しめる老舗。創業80年あまり、地元の人にも観光客にも長く愛されています。重厚な木の看板が目印の店内は、1階が販売スペース、2階が喫茶室。 特に喫茶室は、屋根裏を吹き抜けにした開放的な空間で、北欧家具が並ぶ上品な和モダンの雰囲気が魅力です。

どの甘味にも老舗茶商の煎茶が添えられ、京都らしい上質な時間を演出してくれます。
「永楽屋 本店」の記事はこちら
永楽屋 本店
エイラクヤホンテン
【清水五条】竹久夢二も愛した大正の甘味処「かさぎ屋」

創業当時とほとんど変わらない風情ある佇まいが迎えてくれる。店内には夢二作の絵も飾られている
清水寺などへの参道の一部として古くから賑わい、京都のイメージそのものの眺めを楽しめる三年坂(産寧坂)・二年坂(二寧坂)。二寧坂の石段の脇にある「かさぎ屋」は、近くに住んでいた竹久夢二が恋人と通ったことでも知られる甘味処です。

やさしい甘さと香ばしく焼き上げたお餅が合う「ぜんざい」。口直しの青じその実も絶妙
かさぎ屋
カサギヤ
【高台寺】ねねの道からすぐ♪歴史情緒あふれる境内の「甘味処 乃あん」で上品なぜんざいを

高台寺の塔頭寺院・圓徳院の境内にある「甘味処 乃あん」は、ねねの道からすぐ、三面大黒天のそばに佇む小さな和の甘味処。もともと宇治でお茶菓子やもち米を扱っていた老舗の卸商によるお店で、厳選された宇治茶や和菓子が楽しめます。江戸時代に存在した休憩所を、豊臣秀吉の妻・ねねの400回忌を機に復活させたという背景も趣深く、囲炉裏のある店内や、縁台に赤い毛氈を敷いた屋外席では、季節の風を感じながらゆったりと甘味を味わえます。

春秋冬限定の「宇治抹茶とまめおはぎ」や、宇治抹茶アイスに白玉と粒あんを挟んだ「ねねさんアイスもなか」も人気。お茶の購入やおみやげにも立ち寄りたくなる、京都らしさあふれる一軒です。
「甘味処 乃あん」の記事はこちら
甘味処 乃あん
カンミドコロノアン
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