【1泊2日】尾道~松江・玉造温泉をめぐる、ゆったり旅プラン
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【1泊2日】尾道~松江・玉造温泉をめぐる、ゆったり旅プラン

広島・尾道~島根・松江間を、1泊2日でめぐれるのをご存知ですか?こちらの記事では、ゆったりとした時間が流れる街・尾道からはじまり、国産レモン発祥の地と言われる しまなみ海道沿いに位置する「生口島」、ご縁と美肌の聖地・玉造温泉や松江城散策をゆるりとたのしむ、週末旅プランをご紹介。何度も訪れたくなる、穏やかで居心地のよい街を探索しましょう。

Contents
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    旅のスタートは尾道駅から。ロープウェイに乗って千光寺へ

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    「猫の細道」をのんびり散策

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    海運倉庫をリノベーションした複合施設「ONOMICHI U2」でランチタイム

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    「尾道本通り商店街」ですてきなお店めぐり

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    細い通路を介して4つの店舗が連なる「あなごのねどこ」を通り抜けて

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旅のスタートは尾道駅から。ロープウェイに乗って千光寺へ

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眼下に尾道水道と尾道の町並みを見渡す千光寺。本堂のあとは、鐘楼や鼓岩などの見どころをめぐるのがおすすめ

尾道の旅は、街の景色を一望できる「千光寺」からスタート。「千光寺展望台」では、尾道水道・芸予諸島・四国まで360度の眺望をたのしむことができます。心地の良い風にあたりながら、まったりとした瀬戸内の雰囲気を感じましょう。

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ロープウェイは、上りだけ片道利用して、帰りは歩いて坂道を下るのがおすすめ。坂の途中には、尾道ゆかりの文学者が尾道の情景を描いた俳句や短歌が刻まれた自然岩が点在しています。松尾芭蕉や志賀直哉など、名だたる文人を魅了してきた尾道は、「文学の街」とも呼ばれています。

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「猫の細道」をのんびり散策

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石畳の小路が続く帰り道は、「猫の細道」を通ります。「招き猫美術館」のある細道に沿って、空き家を再生したお店が立ち並ぶ小路。壁や階段にいたるまで、猫のモチーフがあちらこちらに。のんびり過ごす猫たちとふれあいながら、緑に包まれた静かな通りを気ままに散策しましょう。

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(左上)作家の園山春二氏が描いた「福石猫」が道に沿って置かれている

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海運倉庫をリノベーションした複合施設「ONOMICHI U2」でランチタイム

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お昼は海運倉庫をリノベーションした、街に馴染む外観が目を引く「ONOMICHI U2(オノミチユーツー)」へ。レストラン&バーやカフェ&ベーカリー、ライフスタイルショップ、サイクリストフレンドリーなホテルまで兼ね備えた複合施設です。 「The RESTAURANT」では、瀬戸内の新鮮な食材を炭火でダイナミックにグリルした食事がいただけます。素材の魅力を活かしたシンプルなひと皿や季節限定ジビエなどをいただくこともできますよ。

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ブッフェやアラカルトなど、シーンに合わせて食事を楽しめる

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瀬戸内の食材が使われたおみやげも豊富にそろう

広い店内には、おみやげも豊富に並びます。瀬戸内に暮らす価値を実際の生活からひも解き、暮らしの楽しみ方を発見・発信する「SHIMA SHOP」のグッズたちも魅力的。瀬戸内の日常をより豊かにする、暮らしに寄り添う雑貨や観葉植物が勢ぞろいしています。

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瀬戸内らしい、レモンの販売も

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天気の良い日にはテラス席が心地よい

ONOMICHI U2

オノミチユーツー

clock-icon施設により異なる。「The RESTAURANT」ランチ11:30〜15:00、カフェ11:30〜16:00、ディナー17:30〜21:30 「SHIMA SHOP」10:00〜18:00
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「尾道本通り商店街」ですてきなお店めぐり

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「尾道本通り商店街」は、全長約 1.2km にわたる日本有数の長さを誇る商店街。芙美子通り、中商店街、本町センター街、絵のまち通り、尾道通りの5つの商店街で構成されています。 江戸時代以前から店が立ち並び賑わっていたそう。創業 100 年を超える老舗は 10 店舗以上残っています。どこか懐かしさを感じつつも、穏やかであたたかい雰囲気の商店街で、すてきなお店めぐりをしてみましょう。

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細い通路を介して4つの店舗が連なる「あなごのねどこ」を通り抜けて

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商店街で存在感を放つレトロかわいい外観

商店街を進み、レトロでかわいい外観の「あなごのねどこ」にお邪魔します。入り口の細い通路を進むと、カフェ「喫茶部あくび」やゲストハウス、交流スペースが現れます。空き家を再生した空間は、廃材や古道具が醸す味わいある雰囲気です。

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1人通るのがやっとという細い通路

「尾道さんぽ」の記事はこちら

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夕焼けが照らす360度真っ白な大理石「未来心の丘」

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西に沈む太陽への合掌がモチーフ「光明の塔」

夕暮れ時におすすめなのが、生口島にある「未来心の丘」。360度街を一望できる丘の上には、5,000平方メートルもある美しい大理石庭園が広がっています。 静かな瀬戸内の街のなか、360度のパノラマと、夕暮れの空、そして大理石に反射する太陽の光が美しい、隠れた絶景スポットです。

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夕日とともに色が変わる空も絶景

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元実業家耕三寺耕三が慈母への報恩感謝の思いを込めて建立した寺院「耕三寺博物館」を進んだ先にあります

尾道からは、バスや車で約40分で訪れることができる他、船でのアクセスも可能。JR尾道駅すぐのところにある尾道港から、最寄りの瀬戸田港までは約40分で到着します。

尾道~瀬戸田航路のフェリー情報はこちら

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生口島・瀬戸田にある銭湯宿「yubune」で一泊

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せっかく生口島に訪れたら、古き良き面影の残るしおまち商店街に佇む「yubune」で一泊するのがおすすめ。旅を深めながらも疲れをほぐすことのできる銭湯宿として生まれました。 のれんをくぐって館内に入ると、素朴ながら上質な空間が広がります。1日散策して疲れた身体を癒やしましょう。

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タイルが象徴的な浴室

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客室は国産ヒノキ材や畳を使用。(左下)ベッドの脇にはBluetoothスピーカーも

yubuneでは館内にレストランを備えていないのも特徴。地域の人や食と触れ合う場として商店街の飲食店を利用してみましょう。島内で購入した食事はラウンジやお部屋で自由にいただくことができますよ。

予約ページはこちら

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yubune

ユブネ

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2日目は、島根・玉造温泉を目指します

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中国横断自動車道 尾道松江線(中国やまなみ街道)経由で車を走らせ、2日目の目的地「玉造温泉」へ。生口島の宿からは約2時間半ほどで到着します。時間に余裕があれば、道中「レモン谷」に立ち寄ってみて。瀬戸内海の穏やかな景色と、心地の良い空気を吸ってリフレッシュができます。

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お昼は贅沢に旅館ランチ「松乃湯」

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花かご膳 3850円〜

玉造温泉(たまつくりおんせん)に到着したら、まずはおいしいご飯でお腹を満たしましょう。創業130年余り、美肌の湯をたっぷり楽しめる湯宿「松乃湯」の昼食は、宿泊客以外も気軽に利用できます。今回は、季節の地元素材を活かした御善をいただきます。 「せっかくなので玉造温泉に入りたい!」という方向けに、日帰り入浴と昼食のセットプランもあります。フェイスタオルが1枚ついてくるのも嬉しいポイントですね。

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ゆらゆら揺れる八雲をイメージした照明が美しい館内

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1着500円で色浴衣のレンタルも可能。こちらは宿泊者限定

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ご縁と美肌の聖地・玉造温泉街をおさんぽ

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大きな勾玉のオブジェが印象的な「まがたま橋」

玉造温泉街には、縁結びにまつわる神社や、足湯、手湯など、ご利益や美肌にちなんだスポットが数多く点在しています。 クスッと笑ってしまうユニークな看板や、勾玉モチーフの橋など、散策が楽しくなる仕掛けが多いので、ぜひパンフレットを片手に気になる場所をめぐってみてくださいね。

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(左上)愛嬌のある案内板(右上・左下)神話に由来する像が点在(右下)まがたま橋近くの無料足湯スポット

玉造温泉のお湯は、『出雲国風土記』で「神の湯」として紹介されているほど、古くから泉質の良さが知られています。美肌効果もあるとされているこのお湯は、小さなボトル(200円)にいれて持ち帰ることもできますよ。

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(左)「玉作湯神社」の「願い石」に「叶い石」を重ね合わせるようす(右上)「清巌寺」おしろい地蔵さまにおしろいを塗るようす(右下)お湯を持ち帰れる「湯薬師広場 たらい湯」

「清巌寺(せいがんじ)」にある「おしろい地蔵さま」には、美肌のご利益があるそう。肌の気になるところと同じ部分に筆でおしろいを塗り、美肌祈願をしましょう。 温泉の神様と勾玉の神様が祀られ、恋愛祈願にご利益があるパワースポット「玉作湯神社」も、ぜひ訪れたい場所のひとつ。境内の奥地には、「願い石(真玉)」と呼ばれる石があります。社務所で天然石「叶い石」を授かり、手順に沿って願い石に重ね合わせて祈ると、願い事が叶うといわれています。

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鳥居の外には赤い「宮橋」があります。"恋叶い橋"と呼ばれていて、写真の中に神社の鳥居が写りこんでいると良縁に恵まれるそうです。良い画角をみつけて、ぜひ写真に収めてみてくださいね。

玉作湯神社

タマツクリユジンジャ

「玉造温泉さんぽ」の記事はこちら

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国宝「松江城」で旅のしめくくり

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別名「千鳥城」とも呼ばれる「松江城」。天守入場料 大人680円

尾道〜松江を旅する小さな旅の終着点は、国内に現存する12天守のひとつ、松江城。2015年7月に国宝に指定されました。コンパクトながらも質実剛健なつくりのお城は、最上階の望楼まで見学することができます。 玉造温泉からは、車で約17分。車以外の方は、バスや電車で向かうことができますが、所要時間が違うので発着時間に注意して。尾道から松江へ直接訪れたい方は、倉敷駅経由で松江駅まで行くルートが効率的。一度広島駅に出れば松江駅まで高速バスで移動することもできますよ。

松江城

マツエジョウ

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0852-21-4030
松江城山公園管理事務所

clock-icon8:30~18:30(受付終了18:00、時期により異なる)
pin-icon無休
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約50分かけて、ゆっくりと遊覧をたのしむことができます。一日乗車券 大人1600円

松江城を取り囲む堀川は、松江城建築時につくられたそう。遊覧船にのって、ぐるっと一周することもできます。周遊中には17の橋をくぐり抜けますが、そのうち4つの橋をくぐるときには、遊覧船の屋根をぺったりと下げます。体を横に倒すほど下げることに驚きつつも、乗り合わせた人たちや、愉快なガイドさんと一緒に笑い合いながら穏やかなひとときを過ごすことができますよ♪

ぐるっと松江 堀川めぐり

グルットマツエホリカワメグリ

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0852-27-0417
堀川遊覧船管理事務所

clock-icon9:00~17:00(最終便、時期により異なる)
pin-icon荒天時
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もっと島根の観光情報を知りたい方はこちら

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県をまたぐものの、実は1泊2日でめぐれる尾道~松江。以前訪れたことがある方も、王道の観光ルートとは一味変えた旅を味わいに、もう一度訪れてみるのもおすすめです。こんどの小旅行は、ゆったりとした旅を叶えてくれるあたたかい街・尾道&松江にぜひ。

***

ひろしま観光公式サイト「Dive!Hiroshima」

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ひろしま観光アプリ「KINSAI」

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島根県観光公式情報サイト「しまね観光ナビ」

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※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
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