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2024.02.26
3月上旬が見ごろ♪河津桜やしだれ桜、ソメイヨシノが楽しめる桜新町の神社「桜神宮」
桜新町にある神社「桜神宮」は、世田谷区のお伊勢さん。願い事を書いたピンクの花帯を桜の木に結ぶと願いが叶うといわれています。2月下旬~3月上旬がちょうど見ごろを迎える、花帯に彩られた真っピンクに染まった境内の河津桜を楽しみに連日多くの人が訪れています。刺繍のお守りや御朱印帳、絵馬など桜がモチーフのアイテムもとても素敵ですよ。
さくら並木の駅前通りにある「桜神宮」
白い鳥居が目印
桜新町駅を出て、駅前通り沿いに2~3分歩いたところに「桜神宮」はあります。駅前通りは、桜新町の名前の由来にもなっているさくら並木で、大正初期には数百本の桜が植えられていたそう。いまは伐採で数は減ったものの、5種類の八重桜が残っており、毎年4月中旬ごろに見ごろを迎えます。 「桜神宮」には、2月下旬から3月上旬にかけて満開を迎える河津桜をはじめ、4月前後から楽しめるしだれ桜やソメイヨシノといった3種類の桜が植えられています。境内の桜を一目見ようと、満開の時期は、たびたび長蛇の列ができます。
神殿の左側の河津桜が特に人気
かわいいデザインで人気の御朱印
2月は桜がモチーフになった「花帯御朱印」(500円)
境内に入ったら、まずは、拝礼から。拝礼作法は「二拝二拍手一拝」が一般的ですが、桜神宮では「二拝四拍手一拝」がルールです。天津神への最敬礼の拝礼でもある「四拝八拍手一拝」の半分の数での拝礼にしているそう。 神様に心を込めてごあいさつをしたら、御朱印の授与所へ。御朱印は毎月変わり、2月は河津桜を思わせる濃い桜色の墨で書き入れた花帯御朱印です。プリントされたもののほか、手書きの御朱印もあります。また、今年から社殿をモチーフにした切り絵の御朱印も頒布されています。
今年から通年で発売される「切り絵御朱印」(1200円)
花帯で一層ピンクに彩られる「えんむすびの木」
花帯(500円)に願いを書く
社殿の前の両サイドには「えんむすびの木」とよばれる河津桜が植えられ、2月下旬から3月上旬にかけて満開の桜が咲き誇ります。こちらの木に願いを書いた花帯を結びつけると願いが叶うとか。花帯でますます色鮮やかな濃いピンクに彩られた桜は見事な美しさです。 桜神宮は初めて夫婦となった神・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀っており、縁結びの神様としても知られています。花帯に、人間関係、仕事などさまざまな良縁を祈願してみてはいかが?
「えんむすびの木」に結び付けましょう
繊細なお守り「桜のレース御守」が登場
4月1日より再頒布予定「桜のレース御守」(1500円)
このほかにも、お守りやおみくじ、絵馬など、いたるところにかわいい桜がいっぱい。特に、2色のピンクの糸で織られた繊細なお守り「桜のレース御守」は大人気で頒布開始後、まもなく品切れになってしまったそう。4月より再頒布される予定です。 「花咲きおみくじ」(300円)や「しだれ桜みくじ」(300円)など、おみくじは全部で4種類。おみくじを結びつける場所も、桜の花びらの形をしていてとても素敵です。おみくじを結ぶときもワクワク気分が楽しめますね。
ピンクのかわいらしいおみくじ(300円)
おみくじを結ぶ場所も桜の形に!
桜をモチーフにした絵馬(500円)
今年の河津桜の見ごろは2月下旬から3月上旬。その時期が過ぎると、4月までは境内にあるしだれ桜やソメイヨシノが咲き誇ります。ピンクに彩られた神社をぜひ訪れてみてくださいね。
古式神道 桜神宮
サクラジングウ
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田賀井リエ 撮影:古本麻由未
Writer
田賀井リエ
東京都在住。フリーエディター&ライター。趣味は街歩きと食べること。
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