【大阪】川の上を鮮やかに泳ぐ「こいのぼりフェスタ1000」

撮影／スターユーザーmilkさん

大阪市の中心部から40分ほどで行ける高槻市の「芥川（あくたがわ）桜堤公園」。桜の名所や地元の人の川遊びスポットとしても知られる河川敷の公園です。 公園を会場に4月下旬から5月はじめに開催される「こいのぼりフェスタ1000」は、今年で33回目を迎えるイベント。期間中は、寄贈されたものや地元の子どもたちが絵を描いたものなど1000匹のこいのぼりが芥川の上をゆったり泳ぎます。

【兵庫】桜のシーズンもさらに美しい「姫路城」

白鷺が羽を広げたような優美な姿から「白鷺城（はくろじょう、しらさぎじょう）」とも呼ばれる世界遺産「姫路城」。8棟が国宝にも指定されている美しい城です。 季節や時間帯ごとに異なる表情も魅力。「さくら名所100選」にも選ばれています。城と桜の競演も、城から見下ろす周辺の桜もすてき。地元グルメも楽しめる観桜会（2025年3月39日）や、場内の庭園などでの夜桜会（2025年3月38日〜4月6日）も予定しています。

【奈良】ライトアップも♪ 山全体が桜色に染まる「吉野山」

シロヤマザクラを中心に、3万本もの桜が群生する世界遺産「吉野山（よしのやま）」。山岳宗教と結びついて桜がご神木とされ、平安時代から植え続けられてきたことから、桜の季節には山全体が淡いピンクに染まり、とくに多く集まる場所は「ひと目千本」と呼ばれます。 ふもとの「下千本」から「中千本」「上千本」、山の上の「奥千本」まで下から順に開花。ひと月ほど楽しめます。七曲り（下千本）と大塔宮・火の見櫓の桜展示園（上千本）周辺では、見ごろに合わせてライトアップも実施。2025年は3月22日～4月20日を予定しています。

【奈良】桜との幻想的な競演も美しい「石舞台古墳」

奈良県・飛鳥エリアに残る古墳時代の遺跡のひとつで、蘇我馬子の墓という説もある石舞台（いしぶたい）古墳」。30個以上の岩が積み重ねられた横穴式石室が土に覆われず露わになり、広く平らな上面が舞台のように見えることから名前がついた日本最大級の方墳です。 国営飛鳥歴史公園の一角にあり、周辺には気持ちのよい芝生広場も。古墳を取り巻くように咲く桜もすてきです。見頃に合わせてライトアップも実施（2025年は3月29日～4月6日）。

いかがでしたか？ 今回は、過去に「ことりっぷweb」で紹介した中から、ショートトリップにぴったりの滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良のスポットをまとめてご紹介しました。情報は各記事の公開時点のものですので、事前に確認しておでかけしてくださいね。