
60
2024.05.04
大きなアメリカンベイクに心躍る♪ 日本橋「ovgo Baker Edo St.」の体にも環境にもやさしい焼き菓子
東京・日本橋エリアの北側にある小伝馬町で評判を呼んでいる、アメリカンベイクショップの「ovgo Baker Edo St.(オブゴベイカーエドストリート)」。健康志向の高まりや環境への配慮などから近年関心の高まる「プラントベース」をコンセプトにした店で、植物由来の原材料をベースにできる限り国産やオーガニックの素材を使って焼き菓子を作っています。ニューヨークのカフェにいるかのような雰囲気が漂う店内で、焼きたてのクッキーやマフィンを思い切りほおばってみて。

NYの街角にいるようなアメリカンベイクショップ

近隣で働く会社員から家族連れまでさまざまな客が訪れる
真っ白な壁にネイビーが映える店構えの「ovgo Baker Edo St.」。小伝馬町駅から徒歩2分、オフィスビルなどが立ち並ぶ江戸通り沿いにあります。

つい長居してしまいそうな落ち着いた空間
ニューヨークのカフェを意識して作られた店内は、ウッド調のシンプルな空間にセンス良くインテリアが飾られています。窓際のカウンター席はたっぷりと差し込む日差しが気持ちよく、一人でも利用しやすい雰囲気。スタンディングテーブルはサクッと気軽に利用できそうです。

クッキー約10種類のほか、マフィン、ブラウニーなどを販売
さまざまな種類をそろえた焼きたてのクッキー、ケーキスタンドに飾られた大ぶりのマフィン…とショーケースにたっぷり盛られた様子は、さながら外国にいる気分にさせてくれます。

目指したのは、環境にやさしくおいしいプラントベースの菓子

店名はOrganic(オーガニック:有機)、Vegan(ヴィーガン:菜食主義者)、Gluten free(グルテンフリー:小麦抜き)、Options(オプションズ:選択肢)の頭文字をとっている
ブランドのスタートは、代表の溝渕 由樹さんがアメリカで出会ったプラントベースのクッキーのおいしさに感動したのがきっかけ。植物性の原材料を使うプラントベースのクッキーを作ることで、環境負荷や食糧問題を軽減できるショップができたら…という想いが高まって、2019年からポップアップショップとしてイベントに出店。満足感のあるおいしさで支持を集め、わずか一年半ほどで初の路面店となる「ovgo Baker Edo St.」を2021年に開業しました。2024年4月現在、東京と京都に5店舗を展開しています。おいしいクッキーを食べているうちに、自然と誰でも環境課題に貢献できるなんて素敵な考えですね。

オートミールを使ったクッキーはザクザク食感が楽しい
オーツミルク、ココナッツミルク、米油などを使い、動物性原材料は一切不使用。菓子作りの生命線ともいえるバターや卵を使わない分さっぱりとした味になってしまうのかと思いきや、濃厚でしっとりした食感が特徴のオリジナルクッキーのほかザクザク食感で香ばしい味わいのオートミールクッキーなど、多様なフレーバーを展開しています。たとえば、求肥のモチモチ感やシナモンシュガーのジャリジャリ感があるもの、ブラックペッパーをアクセントにしたもの…など、個性豊かな顔ぶれに驚きます。また、できる限り国産やオーガニックの食材を使っているので安心して食べられ、卵や乳アレルギーをもつ人からも支持を集めています。

まずはチェックしたい定番人気アイテム

(左)「インポッシブルチョコレートチップクッキー」380円、(右)「メープルウォルナッツスコッキー」460円
一番人気の「インポッシブルチョコレートチップクッキー」は、“ヴィーガンとは思えない”という意味の商品名通り、濃厚なチョコレートがゴロゴロ入っていて満足感大。表面はさっくり、内側はねっとりとしたアメリカンクッキーらしい食感に心躍ります。 スコーンとクッキーを掛け合わせたスコッキーは、クッキーを製造する際に間違って米粉を配合したところ、思いのほかおいしかったことから生まれた商品なんだとか。表面はざっくり、ほろっと崩れる新食感が他にはないおいしさです。「メープルウォルナッツスコッキー」は、メープルシロップの甘味とクルミの香ばしさがたまりません。

「バナナブレッド」590円
クッキー類に負けず劣らず長年人気なのが「バナナブレッド」です。なんと一本のケーキにバナナが丸ごと6~7本も入っていて、生地は少し重みを感じるくらいしっとり。ブラウンシュガーのコクがバナナの風味を引き立て、ひと口食べてその凝縮した甘さの虜になります。

「ovgo B.A.K.E.R Edo St.」限定商品も見逃せない!

「Blueberry Whipped Cream」800円
2024年1月にリニューアルオープンをすると同時に、イートイン限定でトッピングの提供をスタートしました。ブルーベリーのクリームを施した「Blueberry Whipped Cream」は、見た目のご褒美感が抜群。たっぷり入ったブルーベリーの爽やかな酸味も相まって、ボリューミーな見た目ながら意外にもペロリと食べられますよ。お好きなマフィンやクッキーにクリームをトッピングしてみてくださいね。

イートインを楽しんだあとは手みやげを選びましょう

「グラノーラ」1080円
人工甘味料は使わず、メープルシロップで甘味をつけている「グラノーラ」。ザクザクとしたオートミールに、クランベリー、イチジク、アーモンドなどを入れて具沢山に仕上げ、食べ応え抜群です。

「トートバッグ」1100円
普段使いに大活躍しそうな「トートバッグ」。歴代の人気クッキーがズラッと並んだデザインが可愛らしく愛着が沸きます。そのほかに、巾着ポーチ、ノートブック、Tシャツなども販売しています。

「クッキー類」1枚380円〜
ショーケースに並んでいるクッキーの一部は、日持ちするように梱包された状態でも販売されています。自分のおやつや、ちょっとした手みやげに選んでみてはいかがでしょうか。 クッキー類はオンラインショップでも販売しているので、遠方でなかなか店へ行けない方や、遠くに住む大切な方へのプレゼントにもチェックしてみてくださいね。

ovgo Baker Edo St.
オブゴベイカーエドストリート
ことりっぷ編集部おすすめ
このエリアのホテル
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
磯崎舞 撮影:島本絵梨佳
カフェ
の人気記事
の人気記事