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2024.10.06
奈良で食べたい名物グルメ6選。名店でこだわりの味をじっくり堪能
奈良の観光を楽しんだあとは、奈良の代表的な名物・柿の葉ずしや茶粥のほか、奈良県産のこだわり食材を使ったメニューはいかがですか?奈良の歴史と風土が育んだ素朴な味わいに、心までほっこり癒されそうです。 こちらの記事では、新しくなった「ことりっぷ奈良・飛鳥」改訂版から、奈良を訪れたらぜひランチやディナーで立ち寄りたい、おすすめの名物グルメをまとめてご紹介します。奈良をめぐる際は参考にしてみてくださいね。
奈良の代表的な名物・柿の葉ずしや茶粥
ハレの日のご馳走に欠かせない柿の葉ずしは、谷崎潤一郎の随筆『陰翳礼讃(いんえいらいさん)』にも登場。文中で美味だと絶賛されています。 茶粥は、さつまいもなど旬の素材を加えたり、夏場は冷やしていただいたりと、季節の楽しみ方もあるそう。
食通にも愛されてきた歴史ある老舗の味わい「平宗 奈良店」

柿の葉ずし(鯖・鮭) 各1個151円〜
吉野に本店を置き、当時家庭の味だった柿の葉ずしを初めて販売した老舗。創業以来160年、ていねいに作り続ける味わいは、文豪・谷崎潤一郎も絶賛したほど。 「柿の葉ずし(鯖・鮭) 」は、定番の鯖と鮭に、持ち帰りなら前日までの要予約で金目鯛・穴子を加えた4種入りもあります。

猿沢池近くの飲食街にある
平宗 奈良店
ヒラソウナラテン
大仏殿を望みながら名産寿司を堪能「ゐざさ 夢風ひろば店」

名産寿司盛合せ 1350円
吟味した素材のみを使う柿の葉寿司は、秘伝の酢を効かせたすし飯が自慢。笹の葉で包んだ鮭のゐざさ寿司や柿の葉寿司、三輪そうめんを盛り込んだ御膳などが味わえます。 「名産寿司盛合せ」は、鯖の柿の葉寿司をはじめ、鮭や鯛・山菜巻・巻き寿司の5種が一度に楽しめるセットです。

1階は柿の葉寿司の製造直売店になっている
ゐざさ 夢風ひろば店
イザサユメカゼヒロバテン
大和伝統野菜や特産品をモダン空間で「旬彩ひより」

野菜ひより 1870円。写真は一例
専属農園で栽培し、主人みずから収穫する大和の野菜が主役。野菜本来の力強さと甘みを再発見する料理を楽しんで。ディナーでは大和牛や大和肉鶏などの野菜会席が人気です。 「野菜ひより」は、先付、大和の野菜に、古代米ごはん、汁物、自家製わらびもちなどが付いています。

元気をもらう赤い空間。カウンター席もある
旬彩ひより
シュンサイヒヨリ
香り高い大和茶で仕上げる、代々受け継ぐ伝統の味「塔の茶屋」

茶がゆ弁当 2750円
興福寺境内で長年親しまれ、現在はならまちに店を構える老舗茶屋。大和茶の緑茶で炊いたあっさりとした茶粥は、弁当か懐石が選べます。 「茶がゆ弁当」は、香り高い緑茶が振りかけられた茶がゆに約13種類のおかず、わらび餅などが付いています。

歴史を感じるのれんを掲げる
塔の茶屋
トウノチャヤ
大和肉鶏の魅力を生かすあっさり塩味の釜飯「志津香 公園店」

大和肉鶏釜めし 1380円
創業60余年、鶏ガラベースの塩味で素材を引き立てる釜飯専門店。注文を聞いてから1人前ずつ直火で炊き上げています。春はしらす、秋は松茸など季節替わりのメニューも。 「大和肉鶏釜めし」は、ごぼうや筍など具だくさん。赤出し、香の物付き。香ばしいおこげも楽しみです。

行列のできる人気店
志津香 公園店
シヅカコウエンテン
体の中からあたたまる奈良のスローフード麺「天極堂 奈良本店」

吉野うどん 935円
1870(明治3)年に創業し吉野本葛製造に携わる井上天極堂の直営店。日本の伝統食であり栄養価の高い葛を使う吉野うどんは、やさしく上品な味わいながら食べごたえも充分です。 「吉野うどん」は、葛を練り込んだ麺に、生姜風味の葛あんが絡んでつるりとなめらかなのどごしが味わえます。

店内では甘味や葛きりの販売も
天極堂 奈良本店
テンギョクドウナラホンテン
奈良で食べたいこだわりの名物はいかがでしたか?奈良の歴史と風土が育んだ素朴な味わいを、ぜひ堪能してくださいね。

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