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2024.10.19
名古屋名物「しるこサンド」がかわいく進化。カフェで出来立てスイーツも楽しめるファクトリーショップ「SHIRUKOTTE」
愛知県小牧市にあるビスケットメーカー「松永製菓」のロングセラー商品、「しるこサンド」。地元愛知を中心に長年愛され続けているこの「しるこサンド」が今、進化し続けていることをご存じでしょうか。しっとりとした食感の「生しるこサンド」やさまざまなフレーバーのしるこサンドなど、多彩な商品を展開していて、さらにこの秋、新商品をずらりと並びたファクトリーショップもオープンしました。松ぼっくりをイメージしたシュークリームなど、見た目もかわいい商品がいっぱいですよ。
本社工場近くにオープンした新コンセプトショップ
80年以上の歴史を持つ愛知県小牧市にあるお菓子メーカー、松永製菓。あんこをはさんだ固焼きビスケット「しるこサンド」を約60年前に発売し、今では地元はもちろん全国的にも知られるお菓子となっています。その松永製菓が、現代にマッチした新しい商品を展開するファクトリーショップとしてオープンさせたのが「SHIRUKOTTE」。本社工場からすぐ近くにあり、三角屋根のレトロな建物が目印となっています。
カフェスペースや製造ラインが見学できるコーナーも
ファクトリーショップということで、店内奥では窓枠越しに「生しるこサンド」の製造の様子を見学できるようになっています(平日10:00~16:00)。店内の商品を購入してコーヒーやジュースと一緒に楽しむことができるカフェコーナーもあり、焼き立ての甘い香りも漂う店内でゆったり過ごすこともできますよ。
食べる前からわくわくする、かわいいお菓子の数々
「SHIRUKOTTE」に並ぶのは、このお店のために開発された、ここでしか買えない商品の数々。思わず「かわいい!」と手に取ってしまう、レトロモダンなデザインのパッケージもお店のこだわりのひとつです。例えば「生しるこサンド」はつぶあん、こしあん、抹茶の3種類のフレーバーがありますが、3つのフレーバー各1個をセットにした商品をこちらのお店限定で販売。かわいいパッケージで手土産にぴったりです。
デミタスカップにコーヒー味のスコーンを入れた「喫茶店の恋人」(1350円)
和菓子のような見た目の「みつき」(3個入り648円)
箱の美しさに引かれて手に取ったのは「みつき」と名付けられた、和洋折衷菓子。こちらは中にお餅と小豆を入れて焼き上げたスコーンとなっていて、ころんとした形や割れ目もかわいい一品。コーヒーは紅茶はもちろん、日本茶や抹茶にも合いそうです。
「Yokan Tigre」(1箱2個入り594円、4箱8個入り2376円)
パティシエが創作したケーキやプリンもこだわりいっぱい
お土産やプレゼントにぴったりな焼き菓子以外にも、毎日出来立てを販売する生ケーキのコーナーもあり、こちらも松永製菓ならではのオリジナル商品が並びます。松永製菓のある小牧市が名古屋コーチン発祥の地ということにちなんで、名古屋コーチンを使った濃厚なプリンやあんこ入りのロールケーキなどがありますが、なかでもおすすめはシュークリームとビスケットサンド。
「シューコッテ あんバター」(324円)
「シルコッテ」(449円)
フルーツサンドは、しるこサンドの形をしたバター香るビスケットであんこ×生クリームと色とりどりのフルーツをはさんだ商品。こちらも出来立ての美味しさを詰め込んだ一品です。秋はイチジクなど、季節限定のシルコッテも登場しますよ。生ケーキは11時から店頭に並び、数量限定で売り切れ次第終了なので、時間に合わせて来店するのがおすすめです。
新しい商品を発信する、かわいくて楽しい場所に
6枚切、8枚切など、食パンのように厚さの異なる「とーすと(みたいな)くっきー」は、ビスケットメーカーの技術や工夫、アイデアを詰め込んだ、松永製菓ならではのお菓子。ほかにも「SHIRUKOTTE」には、箱のデザインからお菓子の形、味わい、食感まで、それぞれにテーマを決めて作り上げた楽しいお菓子がいっぱいです。新たな愛知のお土産スポットとして、ぜひ注目してみてくださいね。
「SHIRUKOTTE」の向かいには「しるこサンド」のアウトレットショップも
SHIRUKOTTE
シルコッテ
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田口真由美
Writer
田口真由美
好物は古いものと発酵したもの。名古屋を拠点に町や人、美味しいものを訪ねる日々を過ごしています。
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