482
2016.07.08
都内から1時間半の島旅へ。「初島アイランドリゾート」でグランピング体験
都内からわずか90分で行くことができる、静岡県にある離島・初島。花と緑にあふれた風光明媚なこの島で、優雅なキャンプ体験ができることを知っていますか? 「初島リゾートアイランド」は、手ぶらでテントやトレーラーに宿泊できる、絶好のグランピング・スポットなのです。
潮風に吹かれながら約30分の船旅へ
乗船券は往復で2400円。初島アイランドリゾート内の各施設がセットになったお得なチケットも
港の食堂「めがね丸」で人気の高い「船長おまかせ丼」(お新香・味噌汁付きで1650円)
東京から熱海まで東海道新幹線、そこからタクシーまたはバスでおよそ15分。熱海港から1日9便運航している高速船「イルドバカンス号」に乗り約30分で、初島港に到着します。 初島アイランドリゾートまでは、徒歩で10分ほど。新鮮な魚介たっぷりの島ランチを食べるなら、お昼頃に到着して港の近くに軒を連ねる食堂街へ立ち寄るのがオススメです。
ハンモックに揺られながらカフェタイム
入園料は大人950円。アイランドキャンプヴィラ宿泊者は無料
島cafeの「ガパオ炒めプレート」(1100円)に「コーヒーフロート」(600円)
チェックイン後は階段をのぼって、施設内にあるアジアンガーデン「R-Asia」へ。いたるところに亜熱帯の植物が生い茂る、緑いっぱいの空間が広がっています。 併設のカフェやバーには南国のデザートやカクテルが揃っており、かすかに聞こえる潮騒をBGMにカラフルなトロピカルドリンクを飲んでいると、まるで本当にアジアのリゾートに遊びにきたかのよう。 「楽園」と呼ぶにふさわしい場所で、ハンモックに寝転びながら非日常をぞんぶんに味わえます。
スリルあふれる本格的なアスレチック体験を!
入場料は大人1700円。アイランドキャンプヴィラ宿泊者は1400円
初島に来たらぜひ体験してほしいのが、アドベンチャー「SARUTOBI」。命綱となる専用のハーネスをつけて木の上を渡っていく、自然体験施設です。 コースは初級と中級があり、合計で約1時間。一度始めたら途中リタイヤができないため、高い場所で足がすくんでも、勇気を出して前に進むしかありません。緊張感と集中力でへとへとになりますが、そのぶん終わったあとは達成感でいっぱいに。 豊かな自然の中でとびきりの冒険気分が味わえます。
テントorトレーラーで楽しむ「グランピング」
近頃注目を集めている「グランピング」(=“Glamorous”דCamping”)。キャンプヴィラでの快適なテント・トレーラーでの宿泊は、アウトドア初心者にも最適です。
電気ケトルや食器類の用意も。もちろん携帯の充電も可能です
フローリング床のテント内にはマットレスからアメニティまで完備され、冷蔵庫や冷暖房などの設備もばっちり。 光をさえぎらない二重の天幕で、朝日がのぼると自然と目が覚めるのもテントならでは。小鳥のさえずりが聞こえたら、顔を洗って早朝の散歩に出かけましょう。
1泊目はシーフード、2泊目はお肉がメインのBBQ。材料があらかじめカットされており専用グリルで焼くだけでOK
ベッド派にはトレーラーヴィラがオススメ。キッチンやトイレ・シャワールームなどのプライベートゾーンも備わっていて、贅沢なキャンプが体験できます。 夕食・朝食は、テント・トレーラーヴィラともに部屋まで運んできてもらえるので、好きな時間にいただきましょう。青空の下、心地よい風が吹き抜けるテラスでとる食事は、いっそうおいしく感じますよね。
空と海を間近に感じる癒しのひととき
肌にも優しい、ミネラル分豊富な海泉。夏期限定で「海のプール」もオープン
初島には、螺旋階段のある灯台も。晴れていれば富士山や伊豆諸島、房総半島まで360度見渡せるダイナミックな眺望には、思わず感嘆の声が漏れてしまうに違いありません。 ゆっくり歩いても一時間で一回りできてしまう小さな初島での散策を楽しんだあとは、「海泉浴 島の湯」(入浴料900円。キャンプヴィラ宿泊者は無料)へ。 遮るものが何もない海岸線を眺めながらの入浴は、日頃の疲れもすっきりと洗い流してくれそうです。
日が落ちたら、森は漆黒の闇に包まれます。遠くに聞こえる潮騒と風の音に抱かれながら眠りにつけば、とびきり良い夢が見られるかも。のんびりしたくなったら、東京から一番近い離島「初島アイランドリゾート」で、極上の時間を過ごしてみてはいかがでしょう。
初島アイランドリゾート
ハツシマアイランドリゾート
静岡県 熱海市初島
http://www.hatsushima.jp/island/
料金は人数・時期によって変わります。テントヴィラ(7700円〜)トレーラーヴィラ(8400円〜)
1泊2食付、アジアンガーデンR-Asia入園料、海泉浴「島の湯」・海のプール(期間限定)利用料金を含む
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
MIFA
の人気記事