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2024.11.12
下関に根を張る、まちの本屋&ホテル「ねをはす」オープン
2024年11月2日、下関に暮らす人々と下関を訪れた人々が同じ空間を行き交い、滞在するような文化複合施設「ねをはす」が、山口県下関市にオープンしました。 本棚の間を探検しているような感覚が味わえる、カフェ併設の書店「ねをはすBook&Cafe」をはじめ、下関の食材をふんだんに使った料理が楽しめる「Restaurant Neohas」、あたかも書店に泊まっているかのような「ねをはす Book&Hotel」など、こだわりの空間を楽しむことができますよ。
地域とのつながりを強め、県外からも人が訪れる賑わいが生まれる場所
「ねをはす」は、約2万冊の本を販売するカフェ併設の書店「ねをはすBook&Cafe」(1~2階)、下関の食材をふんだんに使った料理が楽しめる「Restaurant Neohas」(3階)、客室ごとにコンセプトや選書ラインナップが異なる全39室の「ねをはす Book&Hotel」(4~7階)からなる、7階建ての複合施設です。 地域の人々にとっては、普段づかいの書店・カフェとして親しみやすい場所として、また、県外から下関を訪れる人々にとっては、「ねをはす」に泊まることが旅の目的の一つとなるよう、館内設備やサービスにこだわりました。「地域とのつながりを強め、県外からも人が訪れる賑わいが生まれる場所」を目指しています。
自然と人々が集まる大きなシマトネリコの木
「ねをはす」という名称は、下関に暮らす人々と下関を訪れた人々が同じ空間を行き交い、滞在するような施設となることをコンセプトに、「下関に根を張る・根差すように」と名付けられました。その象徴として、「ねをはすBook&Cafe」中央の吹き抜けには、5メートルほどのシマトネリコの木が1本立っています。 この木のように、「ねをはす」が下関に根を張り、人々の日々に潤いをもたらし、心を育むこと、そして、この木のもとに多くの人々が集うことを願い、空間デザインも、この木を中心に本棚が扇状に広がっていくレイアウトとなっています。 実際に歩いてみると、本棚の間を探検しているような感覚が味わえます。
暮らす人々にとっての「ねをはす」
「ねをはすBook&Cafe」と「Restaurant Neohas」は、宿泊客に限らず、誰でも利用することができます。 「ねをはすBook&Cafe」は、170坪ほどの売り場に約2万冊の本を揃えています。1階は文学作品や実用書、児童書など、年齢や性別を問わず幅広い方々が日常的に楽しめるラインナップ。 2階はアートや自然科学、社会・歴史などのジャンルを中心に、専門的なタイトルを織り交ぜた、興味・関心を深掘りできる空間となっています。 また、2階にある洞窟のような佇まいの本棚では、季節ごとのテーマでブックディレクターが選書した本を展開し、思いがけない本との出会いを演出します。
併設のカフェはテイクアウト利用も可能で、町中のコーヒースタンドのように気軽に立ち寄ることができます。
下関産の新鮮な食材をふんだんに使用した料理を提供「Restaurant Neohas」
萩むつみ豚の自家製ラザニア
「Restaurant Neohas」では、下関産の新鮮な食材をふんだんに使用した料理を提供します(※)。“地元のいいもの”が再発見され、広がるきっかけとなるよう、特別感がありつつも背伸びしすぎないメニューがいただけます。 ※宿泊客以外の方は、ランチタイムのみの利用可。ランチタイムではハーフビュッフェを提供し、メイン料理6種から一品選ぶことができます。
訪れる人々にとっての「ねをはす」
コンセプトツイン「言 -koto-」(テーマ:食)
「ねをはす Book&Hotel」では、“本屋は、夜が面白い”をコンセプトに、あたかも書店に泊まっているかのような「ねをはす」だけの体験を提供します。
コンセプトダブル「読 -toku-」(テーマ:動物)
カジュアル4th「暖々(だんだん)
カジュアル4th「団欒(だんらん)
宿泊客だけが利用できる“夜の本屋”
「ねをはす Book&Hotel」では、宿泊客だけが利用できる“夜の本屋”が体験できることも特徴です。 1~2階にある「ねをはすBook&Cafe」の通常営業時間は10時~20時ですが、その後、夜21時~翌朝5時は、宿泊客だけが利用できる“夜の本屋”に様変わりします。
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