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2025.02.22
ひと足早く春をお届け♪ 伊豆でピンク色の魔法に包まれる「河津桜まつり2025」レポ
早咲きの桜を楽しむ、静岡・河津町のイベント「河津桜まつり」。2025年は寒さの影響で開花が遅れ、まつり期間が3月9日(日)まで延長されることに。いつもより長く楽しめるとあって、大いに注目を集めています。イベント期間中は、川沿いに咲き誇るピンクの桜並木や限定グルメ、夜にはライトアップされた幻想的な景色……など、見どころが盛りだくさん♪ 今回は、実際に訪れて感じた「河津桜まつり2025」の魅力をたっぷりご紹介します。
春待ちの心を染める、ピンク色の河津桜
川沿いの遊歩道を歩いて桜さんぽ
鮮やかなイエローに心弾む「菜の花ロード」
ピンク色のキュートな限定グルメを満喫
歩き疲れたら、無料の足湯でリフレッシュ
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ピンク色のキュートな限定グルメを満喫
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そして、このお祭りの大きな魅力が、種類豊富な屋台グルメを味わえること。川沿いの道には、あちこち屋台が並び、来訪者の目と舌を喜ばせます。 ぽかぽか小春日和の日には、屋台で好きなものを買って、海まで行ったり、河原におりて食べるのもあり。「どこで何を食べようかな?」と迷うのも、ワクワクするひととき。
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並んでも食べたい「桜たい焼き」1枚300円
ここに来たら、ぜひ食べてほしいのが、元祖さくら鯛焼きのお店「田舎本舗」。まつり期間中は、いつも行列が耐えない人気のたいやき屋さんです。 実はこちら、本業が老舗のあんこ屋さん。南伊豆産の桜葉を使用した生地の中には、十勝産小豆をふっくら炊き上げた、お店自慢の粒あんが中にたっぷり入っています。 また、このたい焼きは、開花から満開に向けて、色が徐々に濃くなっていくユニークな仕掛けも。一度ならず、何度も食べたくなります。
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伊豆の伝統を伝える「雛のつるし飾り」とお手製のたい焼き刺繍を施した、のれんが目印
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河津桜をトッピングした「桜餡いちご大福 夢さくら」(500円)
もうひとつのおすすめは、河津川から歩いて10分ほどの場所にある「70 nanamaru cafe」。こちらは、フラワーデザイナーの後藤 清也さんが手がけるカフェです。 桜まつりの期間中、自家製の桜あんがたっぷり入った「いちご大福」を販売。赤ちゃんのほっぺのようなやわらかさとやさしく広がる桜の風味に、思わずウキウキ♪
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「桜サクラテ」(450円)
70 nanamaru cafe
ナナマル カフェ
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歩き疲れたら、無料の足湯でリフレッシュ
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「さくらの足湯処」
たくさん歩いて疲れたら、無料の足湯に立ち寄って。河津町は、湯量豊富な温泉地。河津川沿いには、温泉を引いた足湯が3か所(豊泉の足湯処・さくらの足湯処・峰温泉大噴湯公園の足湯処)あり、すべて無料で楽しめます。 桜まつりのメイン会場に最も近いのは、円形の「さくらの足湯処」。桜を見ながら、のんびり足湯でリフレッシュ。寒い日は、足元からぽかぽかになりますよ。
さくらの足湯処
サクラノアシユドコロ
静岡県賀茂郡河津町笹原111-3 笹原公園内
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安藤美紀
Writer
安藤美紀
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湘南を拠点に全国を旅するフリーライター。執筆した記事は1000以上。温泉の資格も複数保持。
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