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2025.03.26
メッツァビレッジに誕生「HYPER MUSEUM HANNO」宮沢湖に猫島も出現
2025年3月、北欧ライフスタイル体験施設「メッツァビレッジ」(埼玉県飯能市)に、「自然とデジタル」「キャラクターアート」を組み合わせた新時代の現代美術館「HYPER MUSEUM HANNO」(ハイパーミュージアムハンノウ)が誕生しました。アート作品の屋内インスタレーションのみならず、メッツァの森と湖、自然環境を利用した屋外のインスタレーションなど、新しいアート体験が楽しめます。

「HYPER MUSEUM HANNO」

ひとつずつの文字が「キャラクター」であることをイメージしたロゴデザイン
新たに誕生した現代美術館「HYPER MUSEUM HANNO」の館長には、坂本龍一などのアーティストブックの編集や、蜷川実花大型美術館の展覧会などを手がけた編集者・アートプロデューサーである後藤繁雄が就任。次代を担う新しいアーティストの想像力や可能性に挑戦するミュージアム、飯能市の新たな価値や魅力を発信する場にしたいとの想いが込められています。

ミュージアムは、エントランス正面に見えてくる「market HALL」すぐ真横のインフォメーション棟をリニューアル

(3月1日〜8月31日)オープニング特別企画展、ヤノベケンジ「宇宙猫の秘密の島」

ヤノベケンジの空想の世界から広がる約80点から成る展示
3月1日〜8月31日までは、オープニング特別企画展として、岡本太郎のスピリットを引き継ぐ、世界的な造形アーティストであるヤノベケンジの「宇宙猫の秘密の島」が開催。空想の世界から誕生した「BIG CAT BANG」(地球に生命をもたらした宇宙猫の物語)、GINZA SIXでの大規模展示の続編とも言える展覧会です。 宇宙の彼方から「太陽の塔」の形をした宇宙船「LUCA号」に搭乗していた宇宙猫。猫たちは各地に飛び回り、ここメッツァにも。美術館前にも「BIG CAT BANG」のモニュメントが展示され、宮沢湖には宇宙猫が休む猫島が出現していますよ。 ミュージアムに入ると、大きな造形作品がお目みえ。宇宙猫のバックストーリーからスタートし、1990年の作家デビューからの約35年を振り返り、現在に繋がるまでの経緯や、ミュージアムがオープンするまでの作品を立体・原画・特別映像で構成しています。
宇宙猫の物語の最新話の映像や造形作品、オリジナルグッズも

ミュージアムショップ

「宇宙猫の島」へ上陸探索ツアー

宮沢湖に浮かぶ、特別企画展ヤノベケンジ「宇宙猫の島」
メッツァに到着し、正面に見える宮沢湖に浮かぶ猫島。島全体がヤノベケンジ一つの作品として、天気の良い日には、ボートに乗って間近で鑑賞したり、島に上陸し作品を体感することもできます。 猫型の宇宙船内部に入ると、バスタブや猫のアトリエ、人類の絵画の起源とも言われている洞窟壁画を連想させるようなアートが描かれ、まるで宇宙猫の部屋かのような空間が広がっています。ツアーの所要時間は、移動や上陸見学時間約10分を含めた約30分間。限られたボートに乗り、土日祝の風がない日のみ上陸体験ができます。ミュージアムを訪れた記念にトライしてみてはいかがでしょう。
猫島の内部を鑑賞したり島の周りを歩いたりも
特別プログラム『宇宙猫の島』上陸探索ツアーについてはこちら

自然とデジタルを融合したプログラム

「草木中魚コトダマと遊ぼう」 花のコトダマが出現
フィンランド語で「森」を意味しているメッツァならではの森全体をミュージアムにしていくプロジェクトも始動。第1回は、AR作品で世界的に注目を集めるアーティスト児嶋啓多の作品「森へ行こう。草木虫魚のコトダマと遊ぼう」を開催します。 草、木、虫、魚、花など、言葉の形や文字には思いが込められ、不思議な力があると考えられている「コトダマ」。メッツァビレッジ内にあるQRコードを見つけ、スマートフォンでスキャンすると「コトダマ」が現れます。湖や森など様々な場所を背景にして探してみてくださいね。

親子でも楽しめる「ハイパーキッズプログラム」

ハイパーキッズプログラム「宇宙猫を探せ!!福笑いアートをつくろう」
"親子で体感できる遊び"をテーマとする「ハイパーキッズプログラム」のワークショップも継続的に開催。現在は、企画展と連動し「宇宙猫を探せ!!福笑いアートをつくろう」が開催中です。各ポイント(9ヶ所)にある石板に紙を置き、鉛筆でこすると顔のパーツが浮かびあがり、表情や顔を作りあげていくというフロッタージュ体験ができます。 メッツァビレッジだからこそ叶う、大自然の中で体験できるアートプロジェクトの今後にもぜひ注目です。

ランチやスイーツタイムでゆったり休憩

Viking hall 2階「LAGOM」(ラーゴム)窓際席から望む宮沢湖
アート鑑賞の後は、目の前のViking hallでひと休み。「LAGOM」で、宮沢湖の景観を眺めながらのランチはいかがでしょう。埼玉県産の野菜サラダ、コラーゲン入りのパンや美肌ドリンク、所沢の地卵「ハッピーたまご」を使用したプリンなど、地産地消のバイキングメニューが揃っていますよ。 散策途中には、ネモフィラをイメージしたハーブティー“バタフライピーラテ”などのドリンクやスイーツをいただきながらテラス席でのんびりと。もちろんショッピングも楽しんで♪

Market hall 1階「10+Flowers」生ドーナツ各種550円〜、バタフライピーラテ600円
Market hall 1階 「ムーミンバレーパークショップ」
HYPER MUSEUM HANNO(ハイパーミュージアムハンノウ)
https://metsa-hanno.com/hypermuseumhanno/
【ミュージアムチケット】<当日> おとな1,200円 、こども(4歳~高校生)700円
※当日チケットは、ミュージアムチケットブースにて販売(販売時間10:00-16:30)
< 前売> おとな1,000円 、こども(4歳~高校生)500円
※ムーミンバレーパークとの前売セットや販売サイトについては公式HPをご確認ください。

花の彩りと80周年を記念した「ムーミンバレーパーク」

ムーミン谷エリアの花壇が80周年を祝う特別なデザインで登場
前半はアートに浸り、後半はムーミンの物語の世界までお散歩コースという楽しみ方もおすすめ。「ムーミンバレーパーク」では、3月1日から『SPRING FESTIVAL』が開催しているので、花をモチーフにした華やかな飾りつけや、花壇には約2000本のルピナスが咲き誇ります。 また、2025年は「ムーミン」小説1作目の出版"80周年"を記念した特別なイベントも開催中です。フォトスポットやグッズなどアニバーサリーイヤーならではの楽しみがいっぱい。ムーミンの歴史とともにすてきな思い出をつくりましょう。
花で溢れたムーミン谷エリア

かわいいポーズをきめてくれるムーミントロール

帰り道、夕暮れが美しい宮沢湖

メッツァビレッジ
https://metsa-hanno.com/
「メッツァ」公式サイト
https://x.com/Metsa_Official
「メッツァ」公式✕
https://www.instagram.com/metsavillage
「メッツァ」公式Instagram
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Writer
スターユーザー ゆーこ。

音楽を愛する旅好きフォトライター。かわいいおみやげが好き。旬の彩りと温もりをお届けします。
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