箱根最大級を誇る小涌谷の「岡田美術館」へ。ぽかぽかの足湯や庭園の日本家屋レストランでのランチも楽しみ

入口近くには大壁画「風・刻（かぜ・とき）」が。国宝の「風神雷神図屏風」をもとに描かれた迫力の一品

ダイナミックな彫刻作品を楽しんだら、温泉地としても有名な小涌谷エリアに向かいましょう。車と箱根登山バスで数分、歩いても20分ほどでたどり着く「岡田美術館」は、屋内展示面積約5000㎡と、箱根最大級の規模を誇る私設美術館です。

5フロアにぎっしり展示している。写真の2階には日本の貴重な陶磁器が揃う

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昭和初期の日本家屋がすてきな「開化亭」

庭園は約15000㎡。もともとあった樹木や岩、苔、水を活かしてデザインされ、奥には渓流散策コースもある

ランチは、美術館裏手の庭園に建つレストランで。岡田美術館が明治時代の外国人向けホテル「開化亭」の跡地に建てられたという歴史にちなみ、同じ名前がつけられています。建物はガラス張りの部分が多く、どこにいても自然との一体感を感じられます。

旬の魚の天ぷらと温泉卵、小鉢がついた「季節の魚天うどん」。もっちりした食感とコシが美味しい

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美しい花が咲き誇る「強羅公園」の中にある「箱根クラフトハウス」でものづくり体験

自分でもアートに挑戦したくなったら、制作体験もおすすめです。「箱根クラフトハウス」は「箱根強羅公園」の一角にある体験工芸館。とんぼ玉（写真）や吹きガラス、陶芸、切子など7〜8種類のクラフト体験が可能で、空きがあれば当日の飛び込み利用もOKです。マンツーマンで指導してもらえるので、初めてでも安心して楽しめます。

箱根クラフトハウスのある「箱根強羅公園」は四季折々に花が美しい公園。バラの名所としても有名で、例年5月下旬には春バラが見ごろを迎えます。公園までは岡田美術館からは車で5分、箱根登山バスか伊豆箱根バスで10〜20分、歩いて30分。箱根湯本駅まで1本の強羅駅も使えるので、アートさんぽのしめくくりにもぴったりです。

いかがでしたか？ 今回は、過去に「ことりっぷweb」で紹介した中から、アートや庭を楽しめる箱根のスポットをまとめてご紹介しました。情報は各記事の公開時点のものですので、事前に確認しておでかけしてくださいね。