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2025.09.07
23時まで営業♪こだわり珈琲とお気に入りの一冊で至福のひとときを。神保町「眞踏珈琲店」
本と喫茶の町、神保町にある「眞踏(まふみ)珈琲店」は、ネルで淹れる珈琲と壁一面の蔵書が魅力的なブックカフェ。お店で扱う珈琲豆は、店主の好きな1種類を自家焙煎したもののみ。カウンター席に座り、珈琲豆にゆっくりと湯を落とす所作を眺めていると、心がほっと落ち着くようです。珈琲のお供にぴったりな季節の果物を使ったレアチーズケーキや、ロックアイスが美しいクリームソーダなどのメニューも見逃せません。素敵な本と味わい深い一杯に出合えるお店です。
本好き店主の、壁一面の蔵書にうっとり

レンガ貼りの壁、重厚感のある木の扉が目印
神保町駅から6分ほど歩くと眞踏珈琲店に到着です。深みのある茶色の扉を開くと、明るさを抑えた照明が心地よい、奥行きのある空間が広がっています。1階にはカウンター席があり、2階へと続く階段の脇には壁いっぱいに本棚が設置されています。 本棚いっぱいに並ぶ読み込まれたような風合いの本は5000冊以上。圧巻の蔵書はすべて店主の大山さんが大切に読んできたものだそう。これらの本は店内で自由に読むことができます。

アルコールメニューもあり、バーのような落ち着きのある雰囲気
自家焙煎珈琲豆をゆっくりとドリップ

珈琲に少しずつ落とす湯を見つめる贅沢なひととき
眞踏珈琲店で扱う珈琲豆は、苦味や酸味、甘味のバランスがよい「ブラジル・サントスNo.2 スクリィンNo.19」の1種類のみ。この豆を2階にある焙煎機でローストし、挽き方や淹れ方に変化をつけて数種類の珈琲メニューとして提供しています。 そのように焙煎した豆の風味をストレートに味わえるのが定番メニューの「珈琲 琥珀」。ドリップは、黄金色が美しい真鍮のネル枠にケトルからゆっくりと湯を落とします。時間をかけてていねいに淹れる珈琲を見ているとなんとも豊かな気分に。 飲んでみると、深みがありながらあと味はすっきりとしていて、ひと口、またひと口と飲みたくなる味わい。暑い季節には15時間かけて抽出する水出し珈琲「珈琲 水瑠璃(みずるり)」もおすすめです。
季節の果実を使ったレアチーズケーキ

「珈琲 琥珀」900円と「季節のレアチーズケーキ(桃)」950円。※価格は850円~、果物により変わる
珈琲と一緒に味わいたいのが、「季節のレアチーズケーキ」です。季節の果物を使ったゼリー、レアチーズ、ビスケットの3層になっていて、果物はおよそ2カ月ごとに変わります。クリームチーズにヨーグルトや生クリームを加えた爽やかな酸味、なめらかな食感に、果物とゼリーのすっきりとした甘みがよく合います。
大人の時間に味わいたいクリームソーダ

青のグラデーションにオレンジスライスが映える「浅葱色のくりぃむそぉだ」1400円
珈琲や紅茶のほか、爽やかなドリンクメニューもあります。「浅葱色のくりぃむそぉだ」はノンアルコールのブルーキュラソーシロップにソーダを加えた、青のグラデーションが涼し気なドリンク。多面体にカットしたロックアイスが大人の雰囲気で、アイスクリームはこぼれそうなほどのせてあります。

蔵書の気になる背表紙を眺めつつも、気を付けて上り下りを
秘密基地のようなワクワクする仕掛け
店内を見渡せば、たくさんの本のほかにボトルインクや店主の「おすすめの一冊」など気になるものが置かれています。万年筆で書くレシート代わりの手書きカードや、化粧室の入口の造りにも注目を。

秘密の扉を開けてみましょう…

眞踏珈琲店
マフミコーヒーテン
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五箇貴子(オフィス・ポストイット) 撮影:古本麻由未
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