【愛媛／高知】昼も夜も美しい“日本のスイス”「四国カルスト」

牛の放牧（右上）が見られるのは春から秋にかけて。ハイキングやドライブも快適に楽しめる

愛媛県と高知県の県境、5市町村にまたがる日本三大カルストのひとつ「四国カルスト」。標高1000～1485mに位置し、国内ではもっとも高い位置にある雄大なカルスト台地です。なだらかな草原に白い石灰石が顔を出し、牛たちがのんびり草を食む風景は「日本のスイス」と呼ばれることも。ドライブやサイクリング、ハイキングなどを絶景の中で楽しめます。

四国カルストの最高峰・天狗の森のふもとに広がる「天狗高原」は人気の観賞ポイント

「四国カルスト」の詳細はこちら

【高知】神秘的な“仁淀ブルー“にうっとり。「安居渓谷」ほか

「水晶淵」。上流のダムからの放水時は水のカーテンも見られる　写真：森昌史（forest）

高知県のほぼ中央を流れる全長124㎞の清流・仁淀川（によどがわ）。ターコイズブルーにもエメラルドグリーンにも見える神秘的な青は“仁淀ブルー”と呼ばれます。流域には絶景を楽しめるスポットが数多くあり、そのひとつが支流・安居川に広がる約10㎞の渓谷「安居渓谷」。遊歩道が整備された区間もあり、次々に絶景と出会う散策を楽しめます。

とくに透明度が高いエリアでSUPとカヤックを体験できる「仁淀川アウトドアセンター」写真：森昌史（forest）

【香川】空と海がシンクロ♪ “瀬戸内のウユニ塩湖”「父母ヶ浜」

干潮と日没時刻が重なるタイミングがベスト。しっかりチェックして訪れたい　写真：森昌史（forest）

香川県西部の三豊市、瀬戸内海に面した半島のつけ根にある「父母ヶ浜（ちちぶがはま）」。古くから地域の人に愛され、守られてきた全長1kmのロングビーチです。 10年近く前から、鏡のような水面に空が映り込み、南米・ボリビアにあるウユニ塩湖のような幻想的な風景で話題に。今では瀬戸内エリアを代表する観光地のひとつです。島々の風景が美しい「紫雲出山」など、市内の絶景スポットと合わせて訪れるのもおすすめ。

四国トリップの記事はこちら