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2026.01.09
日帰りOK♪ 和モダンな美肌の隠れ湯/横須賀「阿部倉温泉 Spa&Graffiti」
横須賀の街を見下ろす緑豊かな高台に、静かに湯けむりを上げる「阿部倉温泉 Spa&Graffiti(スパ&グラフィティ)」。奈良時代から湧き続けるこの湯は、地元で“お美肌の湯”として知られ、デトックス効果や筋肉疲労を和らげてくれるやさしい泉質が魅力です。モダンな感性と昔ながらの温泉宿のおもてなしが調和する館内には、アートが息づき、女性ひとり旅にも心地よい落ち着きが漂います。日々の忙しさを離れ、ゆるやかな時間が流れる阿部倉温泉で、休日を見つけてみませんか。
古くから愛される美肌の湯と山あいでのくつろぎ

古き良き佇まい
横須賀の中心部から少し足を延ばした丘の上に佇む「阿部倉温泉 Spa&Graffiti」は、奈良時代に開かれたと伝わる歴史ある湯処。肌あたりのやわらかい泉質は“美肌の湯”として親しまれ、湯上がりの肌がしっとりと整うと評判です。温泉成分にはデトックス効果や筋肉疲労の緩和が期待され、地元の人々が日々の疲れを癒す憩いの場にもなっています。

身体を包み込むような安心感のあるソファーのあるフロント
都内からでも電車とバスを乗り継いで2時間ほどでたどり着きます。大楠山の登山口にほど近く、散策やトレッキングの途中で立ち寄るのもおすすめですよ。 広々としたフロントには現代アートが飾られ、落ち着きの中にスタイリッシュな感性が感じられます。どこか懐かしいぬくもりと、今の時代らしいセンスが心地よく溶け合います。
アートと湯けむりが交わる富士山の絵のあるお風呂

「アート風呂」
温泉に向かうと、まず目を引くのが壁に描かれた大きな富士山の絵。地元のアーティスト・大塚亜美さんによるもので、淡い色合いの富士山のそばに、フラミンゴの浮き輪に腰かける女性やヤシの木が描かれています。どこかユーモラスでありながら、やさしい色あいが湯けむりに溶け込むかのよう。

「アート風呂」へと続く廊下にもアートの額縁が飾られている
古き良き銭湯文化の象徴である「富士山の絵」を現代の感性でのびやかに表現したこの作品は、阿部倉温泉の魅力そのもの。クラシカルな温泉の情緒に、アートが新しい息吹をもたらしています。お湯につかりながら静かに眺めていると、自分の中にある“やわらかな感性”がふと目を覚ますような、そんな不思議なひとときが訪れます。
自然の息づかいを感じながら心と身体を整える

眺望は竹林や横須賀の海などを客室によって様々
5室の客室はそれぞれ趣の異なる和モダンの造りで、落ち着いた日本家屋のぬくもりが漂います。特に「松」の間は、竹林を望むウッドデッキ付きの特別室。読書をしたり、竹の葉がそよぐ音に耳を澄ませたりと、時の流れが穏やかにほどけていきます。都会の喧騒を離れ、ただ何もしない時間を楽しむことが、ここでは何よりの贅沢です。

贅沢な時間を過ごせるウッドデッキ
朝夕の食事は、地元・三浦半島の恵みを生かした味わい。佐島漁港で水揚げされた魚や、肥沃な土壌で育つ野菜が並びます。素朴でやさしい味付けの料理は、どこか家庭的でほっとする味わい。旬の素材を丁寧に引き立てる献立に、心も体も満たされます。
湯と食をともに楽しむ日帰り入浴

入浴後は畳敷きの広間でのんびりと食事
気軽に訪れてのんびりと温泉につかる日帰り入浴を楽しめるのも魅力です。湯上がりには、座敷の広間でお食事もいただけます。湯上がりの体に染みわたるおだやかな食事は、どこか懐かしい安心感があり、日帰りでも小さな旅の満足感がたっぷり。

「しらす丼」(1800円)生しらすの沖漬けと釜揚げのハーフ※天候によって提供のない場合あり
食事はもちろん地元の味を生かしたメニュー。「三浦まぐろの漬け丼」や「しらす丼」など、三浦の海の幸をたっぷり味わえます。小鉢やお味噌汁にも三浦野菜が使われ、素朴ながら手作りのやさしい味わいが嬉しい品々です。
旅の余韻を持ち帰るおしゃれなお土産

「クッキー」(各500円/2個入り)
宿泊するとウェルカムスイーツのクッキーが部屋にあり、これはお土産として販売をしています。地元のイラストレーター・鴨志田和泉さんのパッケージデザインが目を引くオリジナルのお菓子で、系列店の鎌倉にある古民家カフェ「ユキノシタ」と「サカノシタ」をモチーフにした3種類。大きなクッキーが入っていて、旅の思い出をそっと包み込むようなやさしい甘さ。阿部倉温泉で過ごしたひとときを思い返しながら、お家でもほっとひと息つけるお土産です。
阿部倉温泉 Spa&Graffiti
アベクラオンセン スパ&グラフィティ
https://www.instagram.com/abekuraonsen322/
1泊2食付き30000円~
「アート風呂」は男性用と女性用が日替わりになり、女性は月・木・土曜日
「日帰り入浴」(1200円)10:30~15:00(最終受付14:00)
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文:高橋茉弓、写真:依田佳子
Writer
高橋茉弓

おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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