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2016.07.13
夏にぴったり♪気軽にできる、自分だけのガラスアクセサリー作り。吉祥寺「ガラススタジオ ブリエ」
※こちらの記事は2016年7月13日に公開されたものです 吉祥寺にあるガラス工房「ガラススタジオ ブリエ」では、美しい色ガラスや耐熱ガラスを使って、トンボ玉やアクセサリー、箸置きなど、夏にぴったりの涼しげなガラスアイテム作りが楽しめます。 さっそく体験してみましょう。
初心者でも簡単!バーナーを使ったガラス細工体験
JR吉祥寺駅から徒歩4分。飲食店などのお店が入っているビルのフロア一角に、「ガラススタジオ ブリエ」はあります。 こちらの工房では、バーナーを使ったガラス細工が体験できます。所要時間は約1時間半。まずは講師のデモンストレーションを見学し、その後自分の作品を製作します。ガラスが冷えるまでの時間は、楽しいティータイムも用意されていますよ。
火の中でゆっくりガラスを溶かして巻き取るトンボ玉作り
バーナーワーク体験は1製作につき3,240円
まずはバーナーワークの基本、トンボ玉を作ってみましょう。 色とりどりの棒ガラスから、好きなカラーを選びます。防炎エプロンをして、目を保護するための特殊なメガネをかけて作業開始。バーナーの火は約2000度の高温になるので慎重に作業します。 ガラスは急激な温度変化に弱く、いきなり火に入れると割れてしまうので、先端から少しずつ熱を伝わらせてゆっくり溶かしていきます。ガラスの色が赤くなってきたら準備OK。 溶かしたガラスをステンレスの棒に巻き取って、くるくると回していきます。急がずに同じ速度で回すのが上手に作るコツだそうですよ。
ガラスが赤く柔らかいうちに泡の元になる粉を付けて、その上に透明なガラスを重ねていきます。細かな泡が表面に浮かび上がってきたら、一定の速度でゆっくり回し、きれいな丸になったら完成です。
泡の入ったトンボ玉
最後にガラスを徐冷剤に入れてゆっくり冷ませば出来上がり。 トンボ玉作りは、手元を繊細にコントロールする集中力のいる作業ですね。
耐熱ガラスで形を作るペンダントトップ
透明な耐熱ガラスで葉っぱのペンダントトップも作ってみました。 ガラスをじっくり火に入れて、十分に柔らかくしてから平たく潰します。この時、均等に火を入れないと、きれいな形に広がらないそう。潰した部分が赤くて柔らかいうちに、葉脈の模様をつけていきます。
火の中で柔らかくなったガラスを伸ばして、形を作っていきます。無理やり引っ張ると輝きを失ってしまうので、柔らかくなるまでゆっくりと火を入れるのがコツだそうですよ。
葉っぱのペンダントトップ
先をくるっと丸めてヒモを通す穴を作ればペンダントトップに。箸置きとして使っても素敵ですね。
手作りのトンボ玉で浴衣に似合うかんざしも
トンボ玉は、ヒモを通してキーホルダーにしたり、ピアスやネックレスなどのアクセサリーにすることもできます。今の時期は、浴衣に合う色のトンボ玉を作って、かんざしに付けるのもおすすめです。 世界に1個だけの心のこもったガラス細工は、プレゼントするにもぴったり。短時間で気軽に体験できるので、吉祥寺散歩の思い出作りに、是非立ち寄ってみてくださいね。
Glass Studio Briller
ガラス スタジオ ブリエ
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宇都宮薫 撮影:彌永浩次
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