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2016.07.06
伊豆・下田の新しい魅力が凝縮された個性派スポット3選
幕末に黒船が来航した下田。新しい時代の幕開けの舞台となった街、伊豆急下田駅周辺に、今再び新たな魅力をまとったスポットが誕生しています。
下田さんぽはここからスタート「NanZ VILLAGE」
旧南豆製氷所の建物に使われていた伊豆石は、「NanZ Kitchen」のカウンターとして再生
水産業が盛んな下田で、1923(大正12)年に誕生した製氷施設、旧南豆製氷所は、伊豆石を使った建築物として国の登録有形文化財でしたが、老朽化により2014年、惜しまれつつ姿を消しました。 その跡地に誕生した「NanZ VILLAGE」は、レストランやカフェが建ち並ぶシンボル的な複合施設で、伊豆急下田駅近くにあり、海沿いや市街地へのゲートウェイとして注目されています。 「NanZ Kitchen」は、和食とフレンチの融合がコンセプト。地元で水揚げされた鮮魚を使った海鮮丼や、鹿肉などのジビエ料理も登場するプレートランチが楽しめます。 オープンコートのテント下で、「NanZ CHaYa」のオリジナルブレンドコーヒーを片手に散策プランを考えるひと時も楽しい時間になるのでは?
港町下田の爽やかさをイメージしたコーヒー「下田ブレンド」は、雑味がなくすっきりとした味わい
○NanZ VILLAGE(ナンズヴィレッジ) [所]下田市1-6-18 [TEL]0558-25-5515 [時間]店舗により異なる [休]店舗により異なる
遊びゴコロある雑貨がいっぱいのセレクトショップ「moi」
ディスプレイはインテリアの参考にもなりそう
下田の街で出会えるおしゃれな雑貨屋さん。店名の「moi」はフィンランド語で「こんにちは」というあいさつとのこと。ブルーの三角旗が目印です。オーナーが選ぶ文房具や雑貨は、実用的だけど持っているだけで嬉しくなるものが多いのが特徴です。特にノート類はこだわりのアイテムが多数揃っていて、さっそく旅日記をつけてみたくなるかも。北欧雑貨や下田在住のアクセサリー作家の一点ものも人気です。
リングが斜めに付いていたり、開くと鮮やかなイエローが目に飛び込んでくる、ユニークなノート類
○moi (モイ) [所]下田市1-5-26 [TEL]080-4405-6903 [時間]11:00~18:30 [休]不定休
オリジナルの下田さんぽをプロデュースする「まちコンシェルジュ@たるや」
地元目線の下田を楽しむのなら、ここに立ち寄ってみましょう。季節ごとの見どころや隠れた穴場など、現地スタッフがコアな情報を教えてくれます。 壁に大きく描かれた地図には、スタッフのおすすめスポット情報が随時更新中です。フリーの観光ガイドマップも多数揃っており、無料休憩所としての利用もOK。街中の散策ツアーなども開催していますよ。
貝殻やガラスでデコレーションするオリジナルフォトフレーム作りも体験できる
なまこ壁が背後に控えた「たるや」は、ちょっぴりレトロな佇まい
○まちコンシェルジュ@たるや [所]下田市3-1-23 [TEL]0558-36-4541 [時間]9:00~18:00 [休]不定休
ことりっぷ伊豆リニューアル!
人気ガイドブック「ことりっぷ」国内版がリニューアル!第一弾18点が7月1日より全国の書店およびネット書店などで発売します。ぜひ夏旅のパートナーとしてご活用ください。
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