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2013.09.30
本場フランスの味にこだわったバゲットが魅力 「パサージュ ア ニヴォ(Passage à niveau)」
武蔵境にあるバゲットがメインのパン屋さん。フランスのパン屋さんのようにアットホームで、近所に住んでいたら普段使いすること間違いなしです。
丁寧に焼き上げられた美しいバゲット

武蔵境駅から歩いてすぐ。赤い壁に白いひさしが印象的なパン屋さんが「Passage à niveau(パサージュ ア ニヴォ)」です。「踏切」を意味する店名は、踏切で立ち止まるようにここにもちょっと立ち止まっていってほしい、そんな思いで名付けられました。今はなくなりましたが、お店がオープンした当初はすぐ目の前に踏切がありました。 お店に並ぶパンのなかでもひときわ目をひくのが、大きなカゴに入った焼き色とフォルムが美しいバゲット(260円)です。フランス産の小麦粉をブレンドし、硬水を使って練り上げた生地は、粉のうまみを引き出すために長時間発酵させています。外はカリっと中は適度に詰まったバランスのよいバゲットは、たっぷりのジャムとバターと一緒に、または食事のお伴として、いくらでも食べられてしまいそうです。
食感が特徴的なヴィエノワズリー

バゲットは、定番のほか、バタール白・黒各260円、オリーブ280円、ドライフルーツたっぷりのフリュイ280円などさまざまあります。バゲット以外で人気があるのは、クロワッサン160円やパン・オ・ショコラ180円などの定番ヴィエノワズリー。バターの折り込み回数を少なくすることで、ざくざくっとした食感に仕上がっています。 珍しいパンとしては、バゲットの生地にチコリ茶を練り込みミルククリームをはさんだオリジナルパン、ミルクチコリ240円もおすすめです。
目指すはフランスの街角にあるパン屋さん

こちらのパン屋さんは、大和祥子さん・真さんご夫婦が2008年に始めました。「毎週末の朝は、お父さんや子どもが焼き立てのバゲットを買いに来てくれる。そんなふうに日常的に利用してもらえる、フランスのどこにでもあるような街角のパン屋さんを目指しています」と大和さんご夫婦。 お店の扉に描かれた「バゲットくん」のイラストが、お店を訪れる人を温かく迎えてくれます。

Passage à niveau
パサージュ ア ニヴォ
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佐藤可奈子
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