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2013.12.17
大切な人に贈りたい、世界でひとつのスノードーム
世田谷ものづくり学校内にあるスノードーム美術館は、世界各国から収集したスノードーム約4000点を所蔵する、世界で唯一のスノードームの美術館です。館内では海外のスノードームを販売してるほか、スノードーム作りの教室も行われています。クリスマスプレゼントに、スノードームはいかがですか?
ひとときの癒しをくれる小さなアート

透明なガラスボールを振ると、はらはらと白い粉雪が舞い落ちるスノードームは、見ているだけで心が安らぐ癒しのアートです。その歴史は古く、今から120年以上前の1889年のパリ万博で誕生したのだそう。館内には、スノードームの歴史がわかる年表など、スノードームに関する資料もあって、ここを訪れるとスノードーム通になれそうです。スノードーム美術館に常設されているコレクションは約1500点。中には、100年前にアメリカで作られたアンティークも展示されていましたよ。 スノードームといえばクリスマス、というイメージが強いのですが、クリスマス以外のデザインもいろいろ。サーフィンをモチーフにしているものや、動物や観光名所のフィギュアが入っているものもあり、その種類は実にバラエティに富んでいます。著名人が作ったスノードームも展示されており、ひとつずつ眺めていると、時間が経つのを忘れてしまいそうです。

世界でひとつのオリジナル・スノードーム作りが体験できます

スノードームの価格は1260円~
館内で販売しているのは、100年の歴史を誇る老舗オーストリアのペルツィ社やカナダのトゥインクル社など、スノードーム作りで世界中に知られるメーカーの商品の数々。ガラスドームの中に写真を入れることができるフォトフレーム型やオルゴールが付いたタイプ、ライトアップできるものなど、さまざまなタイプのスノードームがところ狭しと並んでいます。こちらでは、ファミリーやカップル、友人同士で訪れて、プレゼント用に購入する人が多いそう。ロマンティックなスノードームは、特別な日の贈り物にぴったりです。 スノードーム美術館を運営するスノードーム協会では、週末を中心に、スノードーム作りのワークショップを開催しています。協会オリジナルのフォトドームを使用するので、誰でも簡単に作れ、2時間で1つのスノードームができあがります。材料や道具は用意されていますが、中に入れる写真やフィギュア(幅2㎝以内のもの)など、使いたいものがあれば、持ち込みもOKだそうですよ。年内のワークショップは12月14日と21日の2回あり、参加費は3700円です。今年のクリスマスは世界でひとつの手作りスノードームをプレゼント、なんていうのもステキですね。
スノードーム美術館
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小野沢啓子
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