
76
2014.02.13
歴史が香る「横浜かをり」のトリュフは、お酒にも合う大人のチョコレート
※こちらの記事は2014年2月13日公開のものです。 ホテル・洋食・洋菓子発祥の地で、レーズンサンドや桜ゼリーなど、数々の名物スイーツを生み出した「横浜かをり」。その原点でもあるトリュフは、60年もの長い人気を誇るロングセラーです。ウイスキーやブランデーにもよく合う「かをり」のトリュフは、大人の男性へのプレゼントに最適ですよ。
チョコレートと高級ブランデーの絶妙なハーモニー

トリュフ12個入り2730円。2個から購入できます。
金と銀の包装紙に包まれたトリュフは、シュガーパウダーでコーティングされたブランデー風味と、カカオパウダーでコーティングされたグランマニエル風味の2種類。ブランデーにはフランス産の極上コニャックが使われていて、包み紙を開くと、華やかな洋酒の香りがふわりと漂います。 ご存知の通り、トリュフとは世界三大珍味のひとつであるきのこの一種をかたどったチョコレートのことです。昭和22年にフレンチレストランとして創業した「かをり」が、その後、洋菓子販売を始めた当時、まだ日本人には知られていなかったトリュフを現社長の板倉啓子さんがひとつひとつ手作りして売り出しました。 試行錯誤を繰り返して作り上げたオリジナルレシピのトリュフは口コミで徐々に人気が広がって行き、今では横浜を代表する名物スイーツといわれるまでに。国内外の催事に使われる機会も多く、ローマ法王ベネディクト16世に献納したこともあるそう! トリュフを味わったフランス人ジャーナリストからは「欧州航路の古き良き時代の味がする」と評されたそうですよ。
口の中でほろりと崩れる、食べ応えのあるレーズンサンド

レーズンサンド8個入り1260円~
もうひとつの名物スイーツがレーズンサンドです。高級ブランデーに浸したカリフォルニアレーズンと上品な甘さのクリームを、上質なバターで焼き上げたホームメードクッキーではさんだレーズンサンド。厚みのあるクッキーにブランデーが染み込んで、しっとりとした口当たりがあとを引く味わいです。
歴史を感じるレトロなカフェ

かをりが建っている山下町70番地は、横浜開港当時は横浜居留地70番と呼ばれ、日本で初めて外国人向けのホテルが創業された場所。日本のホテル・洋食・洋菓子発祥の地として、今もその名をとどめています。 ショップ横にあるレトロな雰囲気のティーラウンジでは、香り高いコーヒーとともに、トリュフやケーキなどがいただけます。横浜さんぽの途中で立ち寄り、名物スイーツを味わいながら横浜の歴史に思いをはせてみるのもいいですね。

横浜かをり 山下町本店
ヨコハマカオリヤマシタチョウホンテン
ことりっぷ編集部おすすめ
このエリアのホテル
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
小野沢啓子
の人気記事















































