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2015.01.20
海外からの旅行者にも人気♪コーヒーに和の魅力をプラスしたエスプレッソバー
※こちらの記事は2015年1月20日に公開されたものです。 築地にある「ターレットコーヒー(Turret COFFEE)」は、大手コーヒー店の元スタッフ、川崎清さんが開いたエスプレッソバーです。お店の看板メニューのカフェラテと一緒にいただきたいのが、どらやきをはじめとした和菓子。その意外な相性は……?
お店は築地本願寺のすぐ近くにあります

東京メトロ築地駅1番出口から出た大通り沿いからすぐの路地裏にひっそりと佇む「Turret COFFEE」。 店名になっている“Turret(ターレット)”とは、築地市場でよく見かける、荷物を乗せて走る運搬車のこと。そんな築地に近いことから、なんと店内には現物が1台置かれ、荷台部分に畳を敷いたお座敷き風の席になっています。 店主の川崎清さんは、東海地方の「スターバックス コーヒー」の元社員。大学時代に「スターバックス コーヒー」で飲んだ1杯のカフェラテのおいしさに感動して以来、コーヒーにどっぷりハマったそうです。 入社後も仕事と趣味を兼ね、あちこちのカフェめぐりをしている時に、フリーポア・ラテアートで世界的に有名な「STREAMER COFFEE COMPANY」の澤田洋史さんに出会い、エンターテインメント性の高さやコクのあるエスプレッソと濃厚なミルクが交じり合ったカフェラテの味に感動。次第に「人が淹れている手作り感やアナログ感のあるお店を開きたい」という思いが強くなり、退職して澤田さんの元で修行後、こちらのお店を開きました。

おしゃれなカウンター席もあります
目の前で描かれる、ラテアートにワクワク

訪れたら、まず注文したいメニューが「ターレットラテ」(560円)。コクのある濃いエスプレッソに、きめ細やかに泡立てられたミルクをピッチャーで丁寧に注ぎ、定番のリーフやハート、チューリップ、ウェーブなど、お客さんの雰囲気やミルクの状態などを見ながら描いてくれます。
「ターレットラテ」は、店主の川崎さん一押しの和菓子と一緒に♪

完成した「ターレットラテ」がこちらです。今回は、ハートが重なったようなチューリップウィングを作ってくれました。飲んでみると、エスプレッソダブルのビターな味に、キメの細かい口当たり柔らかで濃厚なミルクが見事に合わさり、とっても重厚な味わいです。 そしてぜひ一緒に食べたいのが和菓子。築地は外国人観光客も多いため、“日本文化を発信したい”いうことで、オリジナルの「どら焼き」(260円)を販売しています。隠し味としてあんにバターが入っているので、カフェラテに負けないコクがあり、よく合います。焼印のかすかな芳ばしさもポイントです。 どらやき以外にも、川崎さんがカフェラテに合うと思った和菓子を全国から仕入れて出すこともあるそうなので、気になる人はその日のおすすめを尋ねてみて。
日本酒用のおちょこでエスプレッソを

「エスプレッソ」(360円)を注文すると、日本酒のおちょこで提供してくれます。 6種類から好きなものを選ぶことができ、どれにしようか迷ってしまいます。こんなちょっとしたサプライズが、日本人だけでなく、外国のお客さんからも人気を集める秘密なのかも。 「今後は店内にあるターレットに乗ってイベントにも参加したい」と話す川崎さん。あなたの街にも、やって来る日がくるかも?

Turret COFFEE
ターレットコーヒー
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上浦未来
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