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2015.02.12
ちょっとへんてこでかわいい♪「 妖怪いちご大福」が人気の「江戸うさぎ」
※こちらの記事は2015年2月12日に公開されたものです。 日暮里にある「江戸うさぎ」は、かわいい妖怪の顔をした冬春限定の和菓子「妖怪いちご大福」で話題のお店です。通年販売の「妖怪あんず大福」や、季節に合わせた旬の和菓子たちも見逃せません。

下町・日暮里の新名物

JR日暮里駅の東口から歩いて約6分。住宅が立ち並ぶ小さな通りに、「江戸うさぎ」はあります。 食べた人に喜んでもらえる和菓子を提供したいと、おみやげ菓子の老舗「大藤」が開いた和菓子店です。お店ではたくさんの商品を扱っていますが、なかでも、ユニークな見た目の和菓子「妖怪いちご大福」(258円)がかわいらしいと評判です。

試行錯誤の末に完成したスイーツ

「妖怪いちご大福」。こし餡とミルク餡がある
妖怪いちご大福の生みの親は、商品管理部の横尾さん。普段から大福のかたちが妖怪っぽいと感じていた横尾さんは、近くにある谷中霊園の妖怪がイチゴにかぶりついているイメージを再現した、新しい大福を作ってみることに。目の離れ具合など、ビジュアルに徹底してこだわりながら、職人さんと一緒に試作品を完成させました。 社内での反応はイマイチでしたが、反対を押し切って販売してみると、あっという間に多くの人が手に取る人気者に。今では日によって、1日300個売れることもあるそうです。

1年を通して楽しめる妖怪シリーズ

「妖怪あんず大福」
大福に使われている餡は、北海道産の小豆を練り上げたこし餡と、イチゴと相性のよい練乳入りのミルク餡の2種類を用意。新鮮なイチゴの酸味を消さないよう、甘さをひかえめにしてあるので、口の中に絶妙な甘酸っぱさが広がります。餅生地にコラーゲンが配合してあるのも、女性にとってはうれしいポイントですね。 「妖怪いちご大福」は冬春限定ですが、別の妖怪たちもいるので安心です。1年中楽しめる「妖怪あんず大福」(227円)は、下町生まれの人にとって定番のデザート・あんず巻きをヒントに作りました。浅草のあんず専門加工メーカー「港常」から仕入れたあんずの甘露煮を、餡と合うように酸味をプラスして仕込んでいます。 また、夏には火の玉をイメージした「水大福」(164円)、秋にはベレー帽をかぶった「くり大福」(285円)なども登場します。

おみやげメーカーならではの商品も販売


店には、お饅頭やお煎餅もたくさんあります。名物の「一口黒糖饅頭」(8個129円)のほか、銀座の歌舞伎座で大人気だという小判形のお煎餅「これでよしなに」(5枚500円)など、ユーモアたっぷりのお菓子も並んでいます。 店舗の横には、イートインスペースがあるので、買ったばかりのお菓子をその場で食べることもできます。かわいくておいしい「妖怪いちご大福」を味わいに、一度日暮里を訪れてみませんか。

江戸うさぎ
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谷川 梓
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