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2016.09.01
社寺参拝のあとに立ち寄りたい。絶品かき氷が味わえる、門前の甘味処4選
暑さが厳しい京都の夏。本格的な暑さは和らいできましたが、まだまだ残暑が厳しくなりそうです。暑い日に社寺を訪れたらぜひ立ち寄りたい、ひんやりおいしいかき氷が味わえる甘味処4軒をご紹介します。
【北野天満宮】果実を贅沢に使う「古の花」

7月中旬から10月末まで登場する「もも氷」(750円)
北野天満宮からすぐの「いっぷく處 古の花」では、あんみつや甘酒、定食メニューなど、参拝の休憩に嬉しい一品を味わうことができます。 毎年5月から9・10月頃にかけては、自家製蜜のかき氷が登場し、なかでも桃が入荷できる7月中旬からの「もも氷」が評判です。 果実を丸ごと使った蜜をたっぷりかけたかき氷は、食べる前から甘い桃の香りが食欲をそそり、ひと口食べれば、とろんと濃厚な蜜にふんわりとした氷の食感、桃の風味が口いっぱいに広がります。

北野天満宮・一の鳥居からすぐの造り酒屋を改装したお店
○いっぷく處 古の花(いっぷくどころこのはな) [所]京都市上京区北野天満宮南門横898 [TEL]075-461-6687 [時間]10:00~16:00 [休]火曜
【清水寺】やっぱり外せない抹茶蜜「梅園 清水店」

「宇治みるく」(780円)。かき氷は9・10月頃までの期間限定
清水寺のお膝元、産寧坂(さんねいざか)に店を構える「梅園 清水店(うめぞのきよみずてん)」は、京都でも有名な“みたらし団子”をはじめとする甘味の老舗です。 ここで供される「宇治みるく」に使われるのは、色鮮やかな濃厚抹茶に白蜜を合わせた宇治蜜と練乳。 ふわふわの氷に絡み、ほどよい甘みと渋みが口の中でほどける美味しさです。 白玉や栗の甘露煮などトッピングの種類が豊富なのも嬉しいですね。
【八坂神社・建仁寺】並んでも食べたい「ぎおん徳屋」

「お番茶のかき氷」(900円)は5月上旬から9月末頃まで提供予定
八坂神社や建仁寺のほど近く、観光客でにぎわう花見小路通で行列ができる人気店「ぎおん徳屋(ぎおんとくや)」。 わらびもちで有名なこちらですが、夏にだけ出会える季節限定のかき氷「お番茶のかき氷」もぜひ食べていただきたい一品。 じっくり煮出した京番茶を氷砂糖と煮詰めた蜜は、甘いのに香ばしくさっぱりとした後味で、蜂蜜漬けのレモンや自家製練乳との相性もバッチリです。
【詩仙堂・圓光寺】つるり葛切と味わう「一乗寺中谷」

「くず流し氷」(780円)。2016年は8月20日から9月中旬まで喫茶で味わえる
美しい庭園で知られる詩仙堂や圓光寺、宮本武蔵縁の地で知られる八大神社へと続く道の途中にある老舗和菓子店「一乗寺中谷」。名物のでっち羊かんをはじめ、和洋折衷のスイーツなども人気のお店です。 店内の喫茶スペースでは、店頭で販売するお菓子がいただけるほか、7~9月頃限定で自家製蜜のかき氷も味わえます。 8月20日から登場する「くず流し氷」は、青梅の蜜をかけた氷と、同じく青梅の蜜に漬け込んだ葛切りを盛り付けた一品。さっぱりほど良い梅の酸味とりんご蜂蜜の甘さが絶妙な蜜に、つるりとした葛切りの食感も暑い日にぴったりですよ。
まだまだ暑い日が続く京都。 観光スポットとしても人気の各社寺を訪れる前後に、おいしいかき氷で暑さをしのいでくださいね。
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安原 成美・岩永 茜 写真:マツダナオキ
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