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2016.11.20
ことりっぷアプリで話題♪ 今が見頃の京都紅葉スポット7選
冬に向かって木々が支度をする11月。全国各地で紅葉が見ごろを迎えています。今回は、ことりっぷアプリの投稿から、今見ておきたい京都の紅葉をご紹介。京都ならではの寺院や枯山水の庭があでやかな赤や黄色に彩られています。つぎのお休みは京都の紅葉を眺めに出かけませんか。
青い苔にモミジが映える「大原三千院」
左京区にある天台宗のお寺「大原三千院」では、モミジが見ごろを迎えています。苔むした庭には赤や黄色の葉が落ちて色鮮やか。広い境内のあちこちに紅葉スポットがあるので、ゆっくり歩いて回った後は、お茶席で休憩もおすすめです。
醍醐山と「醍醐寺」で錦秋の夜を
伏見区東大路町にある、真言宗醍醐派の総本山「醍醐寺」。紅葉時期にはモミジなどの広葉樹が醍醐山の頂から麓にかけての広い敷地を明るく彩ります。なかでも弁天堂付近は見どころのひとつ。12月4日までは特別夜間拝観のライトアップも行っていますよ。
清水の舞台のライトアップも。「清水寺」
千手観音を本尊とする東山区の「清水寺」では、12月4日までの期間限定でライトアップと池泉観賞式庭園「月の庭」の特別公開が行われています。人気の紅葉スポットなので混雑も予想されますが、秋ならではの清水の舞台はぜひ目にしたい景色ですね。
高雄山の紅葉が織りなす錦絵巻。「神護寺」
右京区高雄にある高野山真言宗の寺院「神護寺」。高雄山の中腹に位置し、京都屈指の紅葉の名所としても知られています。山門の石段と紅葉した木々をはじめ境内では趣きある見どころがたくさん。また、11月27日(日)までの神護寺参道のライトアップや清滝川一帯の紅葉も見ておきたいですね。
枯山水の方丈東庭を彩る紅葉。南禅寺「天授庵」
左京区にある臨済宗南禅寺の塔頭「天授庵」。2013年秋のJR広告でその美しさが話題になりました。小堀遠州の発案とされている枯山水と、池泉回遊式の2つの庭園を、山吹色や深緋に色づいた様々な種類のもみじが美しく彩ります。
黄金色の三葉楓"通天モミジ"のある「東福寺」
東山区にある「東福寺」は、臨済宗東福寺派大本山の寺院。境内には5種の楓が約2000本も植樹されています。その昔、宋からやってきたという葉先が3つに分かれた「通天モミジ」が特に有名です。通天橋、臥雲橋など絶景スポットを見ようと毎年全国から多くの観光客が訪れます。
隠れた紅葉の名所と言われる、京田辺「一休寺」
通称「一休寺」とも呼ばれる、京田辺市にある臨済宗の「酬恩庵」。アニメ「一休さん」のモデルとなった一休禅師にゆかりのある寺院です。例年の見ごろは、一休禅師を偲ぶ11/21日の開山忌のころ。本堂前の青々とした苔と真っ赤なモミジに目を奪われます。
***** いかがでしたか?歴史ある寺社の秋を古来から彩ってきた、京都の紅葉。寺院の建築物や庭園が秋の風情に包まれます。ぜひお出かけの参考にしてくださいね。
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朝光洋理
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