
236
2017.03.02
【岩手】香ばしさがやみつきに♪ くるみを使った岩手のおみやげ4選
岩手県の北部や沿岸部では、おいしいものを「くるみ味がする」と表現するほど、昔から親しまれているくるみ。古くからこの地に自生していたと言われ、岩手の人々にとっては身近な食材であり、栄養豊富なごちそうでもありました。今回は、そんな岩手ならではの「くるみのお菓子」を紹介します。
売り切れ必至の人気者。横澤パン「くるみクッキー」
「くるみクッキー」(129円)。「パルクアベニューカワトク」「ららいわて」でも取り扱っている
昭和2年の創業以来、「手捏ね」にこだわったパンを焼き続けている盛岡市の横澤パン。噛むほどに味わいが増す風味豊かなパンとともに、クッキーやビスケットなどの焼き菓子も販売しています。 中でもリピーターが多いのが「くるみクッキー」。キャラメルに粗く刻んだくるみをたっぷり加え、バターが香るサクサクのクッキーでサンド。くるみのほろ苦いコクと食感がアクセントになって「甘いものは苦手」という人にも好評です。
横澤パン
ヨコザワパン
全国にリピーター拡大中。形もかわいい「くるみもなか」

「くるみもなか」(130円)。盛岡駅構内「いわてのアンテナショップ」などでも販売
岩手県北部の一戸町(いちのへまち)にある「北舘菓子舗」は、創業53年目を迎えた和洋菓子店。地元産の食材をふんだんに使ったお菓子が人気です。 一番人気は、くるみの形がキュートな「くるみもなか」。香ばしい皮の中には、くるみがゴロゴロ入った白餡が詰まっています。ていねいに練り上げた餡はねっとりとしていて、くるみのザクザクした食感、コクのある味わいと絶妙にマッチ。防腐剤不使用で作り置きはせず、ひとつずつ手づくりしています。
北舘菓子舗
キタダテカシホ
地元で採れたくるみがたっぷり。「手打ちクルミのケーキ」

「手打ちクルミのケーキ」(140円)。村内の道の駅などでも販売
岩手県北部に位置する九戸村(くのへむら)の「小笠原菓子舗」は、村の特産品を使った和洋菓子のお店です。 中でもお土産としても人気上昇中なのが「手打ちクルミのケーキ」。村内で無農薬栽培された「テウチクルミ」と、同じく村の特産である甘茶(あまちゃ)を使ったパウンドケーキです。 香ばしく軽い食感が特徴の手打ちクルミと、しっとりと柔らかいケーキ生地との相性が抜群。甘さも軽めでつい「もうひとつ…」と手が伸びてしまうおいしさです。
小笠原菓子舗
オガサワラカシホ
100年以上の歴史あり。玉桜堂の「金山からめ餅」

「金山からめ餅」(150円)
最後に紹介するのは、安政元年創業の老舗菓子店・玉桜堂の「金山(かなやま)からめ餅」です。 金の採掘が盛んだった時代に携行食として食べられていた餅を、大正元年に商品化。昭和45年に大阪で開催された万国博覧会にも出品するなど、盛岡名物として長く親しまれています。 もち米に砂糖と水飴、醤油、くるみを加えて蒸し上げた、昔ながらの素朴な味わい。もっちりとした生地は甘じょっぱく、くるみのコクと歯ごたえがほどよいアクセントになっています。レトロなパッケージも趣がありますね。
玉桜堂
ギョクオウドウ
019-681-9773
商品のお求めは「パルクアベニューカワトク」電話019-651-1111、「らら・いわて」電話019-626-8178ほか、東京・銀座のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」など
********** 岩手の暮らし、食文化と深く結びついている「くるみ味」なお菓子たち。岩手の旅の思い出に、ぜひ味わってみてください。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
鈴木いづみ
スイーツ・お菓子
の人気記事






































