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2025.03.20
猫の街・谷中から上野公園をそぞろ歩き。お花見ごはんスポットも♪~東京 桜さんぽ~
猫の街・谷中から上野恩賜公園まで、桜を眺めながら、スイーツのお店やカフェを巡りつつ、のんびりとお散歩しませんか?上野恩賜公園や、歴史あるお寺やカフェが並ぶ上野桜木・谷中エリアは、春のやわらかな空気がぴったり。忙しい日常を忘れて、春色に染まる街をゆったりと歩く、のんびり時間を楽しみましょう。
日暮里から上野まで。歩いて約30分の桜コース
【日暮里】「妖怪いちご大福」がかわいい「江戸うさぎ」
【谷中銀座】日本家屋をリノベした「TAYORI」でほっこり和定食
【谷中銀座】濃厚すぎる和栗パフェに舌鼓♪「和栗や」
【千駄木】谷中銀座からすぐの昭和レトロなお店「喫茶ニト」

日暮里から上野まで。歩いて約30分の桜コース

江戸時代からお花見の名所とされる「上野恩賜公園」は有名ですが、日暮里や谷中から桜をめぐって歩けるルートがあるのをご存知ですか?日暮里駅から谷中銀座・谷中霊園を通って、上野公園まで歩いてみましょう。

【日暮里】「妖怪いちご大福」がかわいい「江戸うさぎ」

まずは、JR日暮里駅の東口から歩いて約6分。かわいい妖怪の顔をした冬春限定の和菓子「妖怪いちご大福」で話題のお店「江戸うさぎ」へ。ユニークな見た目が大人気の「妖怪いちご大福」は、1日300個売れることもあるそうです。事前に予約してお取りおきしてもらうのがおすすめ。

こしあんの甘みとほのかな塩気がちょうどいい季節限定のさくら餅
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江戸うさぎ
エドウサギ

【谷中銀座】日本家屋をリノベした「TAYORI」でほっこり和定食

続いては、JR日暮里駅西口から5分ほど歩いて、谷中銀座商店街から少し入ったところ。古い日本家屋を改装したという建物は情緒があり、入口まで敷石を踏みしめながら歩いていきます。「TAYORI」は、生産者から届く新鮮な食材を使った定食がごはん屋さん。知る人ぞ知る人気のスポットです。

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TAYORI
タヨリ

【谷中銀座】濃厚すぎる和栗パフェに舌鼓♪「和栗や」

日本一の産地、笠間・岩間地方をはじめとする茨城県の栗を使った和洋スイーツが揃う「和栗(わぐり)や」。中でもイートインのみでいただけるモンブランパフェは、フレッシュで豊かな風味と繊細な食感が魅力です。洋酒や香料などは一切加えず、和栗のおいしさがそのまま。 お土産や手土産には、持ち帰り専用の「栗薫大福」などもおすすめです。他にもモンブラン・シューや季節限定メニューなど栗スイーツが豊富なので、谷根千さんぽの休憩にもどうぞ。
「和栗や」の記事はこちら
和栗や
ワグリヤ

【千駄木】谷中銀座からすぐの昭和レトロなお店「喫茶ニト」

昭和の味を再現したクリームソーダや、ラム酒が香る大人のプリンが人気の「喫茶ニト」。谷中銀座商店街からすぐ、昔懐かしのお店とオシャレなカフェが立ち並ぶ「よみせ通り」に、窓の隅からお店を覗く、2羽のうさぎが目印です。 一番人気のプリンは、口に入れた瞬間ラム酒の香りが広がります。器にはたっぷりのカラメルが。甘すぎずサラッとした質感で、固めのプリンとよく合います。セットで注文したいクリームソーダは昭和時代から多くの喫茶店で使われている、大阪の老舗商店さんのシロップを使用。見た目が可愛らしく、いただくのがもったいないほど。

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喫茶ニト
キッサニト

「谷中霊園」の桜のトンネルをくぐって…
谷中銀座の後は、桜名所として有名な谷中霊園へ向かいましょう。天王寺の横から続く「さくら通り」は、見事な桜のトンネルが。浄名院の横を抜けて霊園に入るまで続く全長約100mの桜並木や、霊園内に点在する大木などもみどころです。

【上野桜木】歴史ある老舗喫茶で一息。「カヤバ珈琲」

谷中霊園の園内から徒歩10分ほどの「カヤバ珈琲」は、大正時代の町家を生かした、谷中のシンボル的カフェ。ゆったりとした空間の中で、スイーツや軽食を楽しめます。名物はふわふわの厚焼き玉子をはさんだ「たまごサンド」。人気のお店なので行列ができることもありますが、並んででも味わいたい一品です。

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カヤバ珈琲
カヤバコーヒー

【上野桜木】古民家の複合施設でのんびり「上野桜木あたり」

昭和13(1938)年に建てられた3軒の日本家屋を再生した「上野桜木あたり」。ショップとコミュニティ施設としての機能があり、人々の交流と食文化の発信をするスペースです。 藤棚と縁台がある開放的な雰囲気の入口・「みんなのろじ」の右奥にあるのが「ブーランジェリーパティスリー Think(シンク)」。フランスで修業を重ねたパン職人とパティシエが店内で焼き上げる、本格派のパンやスイーツが40種ほど並びます。 「みんなのろじ」の右手にあるのは、「谷中ビアホール」。日本家屋のビアホールで飲むことを想定して味、色、香りを作った「谷中ビール」の飲み比べをすることができます。 3軒の古民家においしいものと人々が行き交う「上野桜木あたり」で温かみのある雰囲気を楽しんではいかがでしょうか。

谷中ビアホールでいただけるテイスティングセット
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上野桜木あたり
ウエノサクラギアタリ

【谷中】ゆったり過ごせるレトロ喫茶「喫茶ニカイ」

雑貨と器のお店「kokonn」の2階にある「喫茶ニカイ」。古民家をリノベーションし、看板とお揃いのブルーを基調とした落ち着ける店内でゆったり過ごせます。フレンチトーストやタルトタタンなどを使った、見た目もかわいいメニューが魅力。クリームソーダ、フロート、レモンスカッシュなど喫茶店らしいドリンクも豊富に揃い、ひと息つきたいときにぴったりです。
「喫茶 ニカイ」の記事はこちら
喫茶ニカイ
キッサニカイ

江戸時代からの桜の名所「上野恩賜公園」へ

写真は2024年の河津桜
東京を代表する桜の名所・上野恩賜公園。園内には、「秋色桜」とよばれる清水観音堂内のシダレザクラをはじめ、50種800本の桜が美しく咲き誇ります。 例年行われる「うえの桜まつり」では、弁天堂や東照宮の参道周辺に屋台が並び、様々なイベントが開催されるほか、ライトアップも。夜になると公園内にある約800個のぼんぼりに明かりが灯り、幻想的な雰囲気に包まれます。

撮影:スターユーザーゆーこ。さん
【桜データ】
■例年の見頃:3月下旬~4月上旬
■桜の品種・本数:約800本(ソメイヨシノなど50種)
■夜桜情報:ぼんぼり点灯は17:00~20:00(うえの桜まつり期間中)
■イベント:2025年3月18日から4月6日(開花状況による) うえの桜まつり
■料金:入園料無料

【上野公園】テラス席からお花見「上野精養軒本店」

ランチは洋食を楽しみたいという人は、「上野精養軒」へ。上野恩賜公園のオープンと同時に開業、当時の面影を色濃く残し、ハイカラ感が漂う空間の中、食事を楽しむことができます。 名物は「昔ながらのビーフシチュー」。使用しているドミグラスソースは、時代に合わせて多少の調整はしているものの、歴代の料理長が代々秘伝のレシピを受け継いだこだわりの味。創業時の味を今に伝えています。 高台で視界を遮るものがない、広大な上野恩賜公園という立地を活かした眺望も、食事の時間を盛り上げてくれる大きなエッセンスに。3月中旬よりテラス席も解放され、天気が良い日は気持ちよく食事を楽しむことができます。

「上野精養軒本店」の記事はこちら
上野精養軒 レストラン(洋食)
ウエノセイヨウケン

【上野公園】緑の中の隠れ家で甘味を楽しめる「新鶯亭」

上野公園に真ん中にある「新鶯亭(しんうぐいすてい)」。うっかり通り過ぎてしまいそうなほど、公園の風景に溶け込んでいます。店内にはゆったりと席が配され、静かに過ごしたいときにもぴったり。写真は大正4年の創業時からの名物「鶯だんご」。白あん、小豆あん、抹茶あんの3種類はどれも、串に刺せないほどやわらかです。おしるこやあんみつ、おでんやところてんなども、手頃な価格で揃います。

「新鶯亭」の記事はこちら
新鶯亭
シンウグイステイ

【上野駅】春色パンダがキュート「KURAMAE CANNELÉ エキュート上野店」

2025年5月6日(火)までの販売。724円(税込)
東京・蔵前にある焼き立てカヌレ専門店「KURAMAE CANNELÉ」の2号店「KURAMAE CANNELÉ エキュート上野店」。本店の併設工房で焼き上げる「クラマエ・カヌレ」が大人気です。 今回、春の期間限定で「パンダいちごソフトクリーム」を販売。上野のシンボル・パンダが春色に変身。ソフトクリームの中には、ざく切りの「クラマエ・カヌレ」が入っています。
KURAMAE CANNELÉ エキュート上野店
クラマエカヌレ

撮影:スターユーザーゆーこ。さん
暖冬の影響により、東京の桜の開花は3月22日との予想が出ています。上野公園から谷中へのコースは、車通りも少なく下町情緒溢れる建物が多く残るエリア。お天気の良い日には、桜さんぽを楽しんでくださいね。
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ことりっぷ編集部
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