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2024.02.23
ライトアップも♪ 京都・北野天満宮と周辺のカフェ&ランチ10選
いちばん寒が厳しい季節に開花し、春の訪れを告げる梅の花。京都一の名所といえばやはり、「北野天満宮」です。今回は、2月23日からライトアップが行われる北野天満宮や、梅苑の散策とあわせて行きたい周辺のお店をピックアップ。老舗のうどんやお餅はもちろん、ポルトガル出身のシェフが作るメニューも気になります。おさんぽの参考にしてくださいね。
梅花祭も開催中♪京都を代表する梅の名所「北野天満宮」
あまおう苺の贅沢ミルフィーユがいただける「ピウカフェ」
コンフィチュールが主役の美しいパフェ「北野ラボ」
NYと京都がコラボしたチョコ大福「ノットカフェ」
太くて長い名物うどん「たわらや」
梅花祭も開催中♪京都を代表する梅の名所「北野天満宮」
京都屈指の梅の名所・北野天満宮。境内の梅苑には約1500本の梅が植えられ、例年2月の上旬から公開されています。新設された展望台からは、梅苑を360度見渡せ、お茶とお菓子をいただきながらひと息つける茶屋も開かれるそう。
ちょうど梅の花も満開になる2月25日は、梅の花をこよなく愛した祭神・菅原道真公の命日。この日には「梅花祭」が行われ、舞妓さんによる野点席や天神市でにぎわいます。2月23日(金・祝)~3月17日(日)の週末(金~日曜)は、日没よりライトアップを実施(~19時40分まで受け付け)。ひときわ幻想的な空間のなか、ひと足早い春を感じましょう。
北野天満宮
キタノテンマングウ
あまおう苺の贅沢ミルフィーユがいただける「ピウカフェ」
学問の神様として親しまれる北野天満宮エリアの静かな住宅地にたたずむカフェ「piu cafe(ピウカフェ)」。フレンチやイタリアンでの修業を経たオーナーの中原康友さんが、縁のあったこの地に開いたお店です。 人気スイーツはあまおう苺と生クリーム、サクサクのパイ生地をタワーのように重ねた「あまおう苺のミルフィーユ」。夏は桃をまるごと使った「桃のミルフィーユ」、秋はモンブランミルフィーユへと移ろいます。 ほかに、アップルパイやタルト、チーズケーキなど季節を問わない定番スイーツもラインナップ。
「ピウカフェ」の詳細はこちら
piu cafe
ピウカフェ
コンフィチュールが主役の美しいパフェ「北野ラボ」
お参り後のカフェタイムにぴったりなのが、京都・北野天満宮から歩いてすぐ場所にあるコンフィチュールとシロップの専門店「北野ラボ」。フルーツを各地の農家から直接仕入れて手作りした、添加物不使用のコンフィチュールやシロップが揃います。
今の時期、楽しめるのが「苺パフェ」。苺の魅力が凝縮した主役のコンフィチュールを、よりおいしく味わえるようにと考案された逸品です。京都を代表するお茶の里・和束の抹茶のなかでも、ほろ苦さと甘さ、風味のバランスがもっとも良い抹茶をセレクトした「抹茶パフェ」も人気。 ほかに、季節替わりのフレッシュジュースやノンアルコールのフルーツカクテルもそろいます。
「北野ラボ」の詳細はこちら
北野ラボ
キタノラボ
NYと京都がコラボしたチョコ大福「ノットカフェ」
北野天満宮から徒歩4分ほど、花街・上七軒に近い住宅街にある「knot café(ノットカフェ)」。小さめのバンズに、厚い玉子焼きがはさまれた「出し巻きサンド」がビジュアル・味ともに人気です。
京都の老舗和菓子店が、ニューヨークのチョコレートメーカーのチョコを使って作ったブラウニーやチョコレート大福など、こちら限定のオリジナル和洋スイーツも評判。「チョコレート大福 」は、弾力があるお餅にチョコレート入りのあんこが包まれ甘さ控えめ。カカオの風味が余韻を残します。
「ノットカフェ」の記事はこちら
knot café
ノットカフェ
太くて長い名物うどん「たわらや」
鳥居前の今出川通りから南に入ってすぐの場所にある「たわらや」。メニューには、ランチにぴったりの定食から、ぜんざいなどの甘味までそろいます。名物「一本うどん」は、割り箸よりも太い手打ちうどんがインパクト大。かつお節や昆布などでていねいにとったおだしもあっさりとした味わいです。腹もちが心配という方は、うどんと丼がセットになった定食をどうぞ。
たわらや
タワラヤ
江戸時代から続く粟餅の老舗「澤屋」
今出川通に面した「澤屋」は、創業は天和2(1682)年創業の粟餅の老舗。現在は12代目の店主が営んでいます。店内で粟をついて作る餅は、作り置きをせず、オーダーを受けてから餅を手にとって丸めていきます。ひと皿に、甘さ控えめのこし餡ときなこをまぶしたもの、2種類のセット。ぷちぷちした粟の食感が残るお餅は、柔らかな食感です。持ち帰り用の粟餅も販売しているので、おみやげにもいいですね。
ことりっぷマガジン「かわいい城下町さんぽ」でもご紹介しています
粟餅所 澤屋
アワモチドコロサワヤ
リスボン出身のシェフが手作り「カステラ ド パウロ」
元は造り酒屋の蔵だったという建物の扉に施された、ポルトガルのタイル“アズレージョ”が目を引く「カステラ ド パウロ」。こちらはポルトガル伝統菓子「パォンデロー」と、それをもとに日本で発展したカステラの専門店です。ポルトガルの3地方のパォンデローの食べ比べでは、味や食感の違いを楽しめます。日本ではエッグタルトとも呼ばれる「パステル デ ナタ」などの焼き菓子も豊富。イートインでは、ポートワインやマデイラ酒とともに楽しんで。
Castella do Paulo
カステラドパウロ
チョコミン党のためのカフェ「Cafe 1001」
北野天満宮から徒歩で10分ほど、明治時代後期に建てられた町家をリノベーションした「カフェ1001」。土壁や古材を積極的に使い、昔ながらの間取りを活かした店内はほっこりと落ち着く空間。本棚には絵本から猫本、ポップカルチャーまで2000冊以上が並び、思い思いの本を手に取りながらのんびりと流れる時を楽しむことができます。
お客さんのお目当てのひとつがチョコミン党の店長考案のスイーツやドリンク。アイスやゼリー、ティラミスなどをふんだんに使用したチョコミントパフェ(1250円)や、チョコチップミントチーズケーキ(600円)など、爽やかな香りと共に五感全体で味わいましょう。
「カフェ1001」の記事はこちら
Cafe 1001
カフェイチマルマルイチ
レトロかわいい元銭湯カフェ「さらさ西陣」
北野天満宮から織物の町・西陣エリアへおさんぽ。鞍馬口通を西へ20分ほど歩くと、昭和の時代にタイムスリップしたかのような趣深い木造建築が現れます。こちらは、1930(昭和5)年創業の銭湯「藤ノ森湯」をリノベーションしたカフェ「さらさ西陣」。日本のお寺やお城で見られる優美な意匠の屋根「唐破風(からはふ)」がひときわ目を引きます。
11時から15時までのランチメニューは、自家製甘醤油、ネギ塩レモンなど4種のソースから選べる鶏の唐揚げランチ、週替わりランチ、丼物など、どれもボリューム満点。元パティシエの店長が作るスイーツも大人気です。
「さらさ西陣」の記事はこちら
さらさ西陣
サラサニシジン
築約100年の工房を改装した町家カフェ「ベジサラ舎」
北野天満宮から歩いて20分弱、西陣の一角にある「ベジサラ舎」。築約100年の糸工房を改装した、八百屋&食堂という珍しいお店です。ランチは、自然派野菜をたっぷりと使ったメニューが人気。月替わりのメインに小鉢と汁物が付く「すこやかSet」は一押しです。 ランチだけでなく、スイーツもすべてが手作りという手の込んだもの。コーヒーは、京都のロースター「山居」さんの豆が使われています。
「ベジサラ舎」の記事はこちら
ベジサラ舎
ベジサラシャ
老舗の味を気軽に味わえる「茶寮 SENTAMA」
北野天満宮から徒歩10分ほど、「千本今出川」のバス停からすぐのところにある「茶寮 SENTAMA」。西陣の老舗和菓子店・千本玉壽軒の味を気軽に楽しめる観光客にうれしいカフェです。 ほっこりと落ち着ける畳の部屋でいただきたいのは、できたての生菓子とお抹茶のセット。目の前で職人さんが和菓子を仕上げ、お茶も点ててくれるので、空いていればカウンター席がおすすめです。 お抹茶を飲むお茶碗も、棚のコレクションから好きなものをリクエストOK。素材が感じられる生菓子と一緒に、味わいましょう。
「茶寮 SENTAMA」の記事はこちら
茶寮 SENTAMA
サリョウセンタマ
***** いかがでしたか? 今回は過去に紹介した記事とことりっぷアプリの投稿から、覚えておきたい、京都・北野天満宮周辺でみつけたグルメをまとめてご紹介しました。 商品や営業時間、定休日などの情報は、各店舗に確認してからおでかけしてくださいね。
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