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2018.05.07
賞味期限10分のモンブランで話題の「KEIZO」が京都・三条会商店街にショコラトリーをオープン
人気カフェから地元の人に親しまれる商店まで、多くの店が軒を連ねる三条会商店街に、出来たての食感や音を楽しむ「10分モンブラン」で人気の「KYOTO KEIZO(キョウト ケイゾー)」が2号店「ショコラトリー キョウト ケイゾー」をオープンしました。温度にこだわるタブレットチョコレート専門店をご紹介します。
活気ある三条会商店街にオープン
シンプルな外観なので見落とさないように注意
世界中から観光客が訪れる世界遺産の二条城から堀川通りを6分ほど南方向に歩くと、三条会商店街の入り口が見えてきます。商店街に入って一筋目の角にあるクリーム色の建物が「ショコラトリー キョウト ケイゾー」です。通りに面した窓からは厨房の様子が見えています。
洋菓子一筋40年余、パティシエKEIZOさんの洋菓子
窓から光が差し込む店内は温かい素朴な雰囲気
学生時代、テレビでウエディングケーキを見たことをきっかけに、お菓子作りの道を志したという店主のKEIZOさん。豪華なケーキやそれを囲む人たちの幸せそうな様子に感銘を受け、高校卒業後すぐに地元の洋菓子店へ。その後、京都の老舗洋菓子店「BRUN BRUN(ブラン ブリュン)」で定年まで腕を振るわれました。
「ショコラモンブラン」(626円)、「シュークリーム」(248円)など素材を活かしたケーキが並ぶ
そののち、出来たてのスイーツを手ごろな価格で楽しんでもらいたいという思いから、2017年に、賞味期限がテーブルに運ばれてきてからたったの10分という「10分モンブラン」などで評判の「キョウト ケイゾー」を、続いて2018年に「ショコラトリー キョウト ケイゾー」をオープン。2号店では種類豊富なタブレットチョコレートやカフェとはまた違ったラインナップのケーキ、素朴な焼菓子などを買うことができますよ。
口に含むと滑らかに溶け出すタブレットチョコレート
「いちご&ホワイトチョコ」(1587円)、「ほうじ茶&ミルクチョコ」(1512円)
1号店の「キョウト ケイゾー」が行列のできる人気店となり、忙しい毎日を送るなかで「高くて特別なイメージがあるチョコレートをもっと気軽に楽しんでもらいたい」という思いを日々募らせていったというKEIZOさん。美味しさをたっぷりとストレートに味わってもらえるようにと選んだのはタブレットスタイルのチョコレートでした。
細やかな温度管理のもと手作業でつくる
試食しながらお好みの一枚を探してみて
チョコレートが溶け出す温度は36.5℃。口に含むとほどけるような滑らかな舌触り、そして口いっぱいにひろがる味、香りが楽しめます。 口どけを良くするために特に大切にしているのは、繊細な温度管理のもと、チョコレートを溶かしたり固めたりするテンパリングの工程。「ショコラトリー キョウト ケイゾー」では、冷ましてから再度温めて固まるまでの温度を2度になるように管理し、手間を惜しまず手作業で行うというこだわりがあります。
「野菜のクッキー(かぼちゃ・ほうれん草他)」(各194円)、「ナッツショコラ」(388円)など
現在店頭に並ぶチョコレートは約20種類。ベーシックなカカオの味が楽しめるものをはじめ、いちごの味わいをしっかりと感じる「いちご&ホワイトチョコ」、香ばしい香りが印象的な「ほうじ茶&ミルクチョコ」など、いろいろなフレーバーチョコレートが揃っています。中にはトリュフ塩やスパイスの効いた個性的なものや、季節限定フレーバーもありますよ。 焼菓子も常時10種類ほどが並び、少し大きめサイズで気取らない素朴な味が人気。地域の子どもたちがお小遣いを持って買いに来るということもあるそうです。 おみやげに、自分へのご褒美に、美味しいチョコレートや焼菓子はいかがでしょうか? 「ショコラトリー キョウト ケイゾー」ぜひのぞいてみてくださいね。
ショコラトリー キョウト ケイゾー
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中尾若菜 写真:鈴木誠一
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