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2015.12.08
自家栽培のパクチーがお代わり自由!三軒茶屋にオープンしたアジアンバル「シンチャオ」
自家栽培のパクチーやミント、フレッシュなレタスをたっぷり使ったヘルシーメニューが楽しめる「亜細亜的バル Xinchao(シンチャオ)」。10月末にオープンしたばかりの、本格的なアジアンフード・レストランです。
アジアの屋台のような外観

東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線の三軒茶屋駅を降り、国道246号から少し入って歩くこと5分、ベトナムやタイの国旗が印象的なレストランが見えてきます。アジアの屋台の黄色と緑の明るい塗装のお店。さっそく、店内へ入ってみると…。
アジアン調でまとめられた、温かみのある店内


オーナーは、バックパッカーとしてアジア中を旅したこともあるという真瀬浩彰さん。店名の「Xinchao」はベトナム語で「おはよう」など挨拶に使われる言葉だそう。 一つひとつ異なる柄を使ったクッションやコースター、ランプシェードにいたるまで、モダンなアジアン雑貨や家具で統一されたインテリアは、素朴で温かみがあり、どこか懐かしい雰囲気。時間を忘れてゆったり食事を楽しめるよう設計された、落ち着きと安らぎのある空間です。
コース料理を頼むとパクチーが食べ放題に

自家農園で栽培された新鮮なパクチー

都内では珍しい「シンハー生ビール」(650円)も
フードメニューの監修を手がけたのは、「ベトナム葉っぱごはん」(文化出版局)など料理家として多くの著書を刊行している鈴木珠美さん。鈴木さんのレシピは野菜を美味しく、上手に食べられるベトナム料理が中心です。「サイゴンの揚げ春巻き」(880円)や「ラム肉のスパイシー炒め」(980円)といった本格的なアジア料理を、現地にならって野菜で包んでいただきます。 お店に来た人のほとんどが頼むのは、何と言っても茎まで食べられる「ロケットパクチー」。500円と破格ですがコース料理を頼むと「お代わり自由」になるというから驚きですね。 手でちぎってよし、ハサミで切ってよし、好きなだけお料理にかけてOK、パクチー好きにはたまりません。お店では一週間でおよそ12キロのパクチーを使用するそうで、それだけお料理にふんだんに用いられていることがわかります。
メニュー表の「パクチーマーク」が目安に

パクチーには二日酔い防止効果もあるそう
メニューには全てパクチーの分量を示す「パクチーマーク」が0から5までついており、パクチー好きはもちろん、パクチーが苦手な人にもおいしく料理がいただけるよう工夫されています。 たとえば「パクチーラムスムージー」(写真右・700円)は、アルコールでありながらパクチー・バナナ・小松菜・牛乳が入ってとてもヘルシー。パクチー好きならそのままで、苦手な人は蜂蜜を少し入れるだけで、驚くほどまろやかで飲みやすい味わいに変わります。 おつまみに最適な「海老のせトースト」(写真左・500円)は、たっぷりの海老のすり身が入ったトーストにピリ辛なチリソースがぴったり。パクチーはほとんど入っていませんが、あまりのおいしさにクセになる一品です。
ヌクマムやチリソースとの相性もぴったり

パクチー好きならぜひ頼みたいのが写真の「パクチーライス」(950円)。こんもり乗ったパクチーの香りを楽しみながら、ひき肉とご飯をよく混ぜていただきます。アジアの屋台では必ず見かける卓上調味料、ヌクマム(ナンプラー)・チリソース・唐辛子・お酢はお好みで。
パクベーゼ、手羽ばくだん…オリジナルメニューもたくさん
他にも「カキのハーブ揚げパクチーソース」(880円)や、「天使のエビのパクベーゼ(パクチーのジェノベーゼ)」(1000円)、タイ風ジャンボ手羽餃子の「手羽ばくだん」(700円/2本)など、ここでしか食べられないメニューがたくさん。パクチー量同様、辛さの調節もしてくれるので、苦手な人は遠慮なくお願いしてみましょう。 ちなみに、コース料理ではなくても入荷状況によっては、不定期でパクチーが食べ放題になるキャンペーンが行われることも。SNS(TwitterやFacebook)でのフォローが必要なので、気になる人はチェックをお忘れなく。 貸切パーティ(20人〜)などの予約も、予算に応じて可能とのことなので、忘年会・新年会など大人数での食事が多いこの時期、ぜひリストに加えてみては?

亜細亜的バル Xinchao
シンチャオ
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