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2019.02.24
旅するように、おにぎりとスープを味わおう♪【神奈川編】〜「桜と鯛のおにぎり」と「しらすと春キャベツのスープ」
日本人のソウルフード・おにぎりとお供にぴったりのスープ。全国を旅するように、各都道府県ごとの名産品をたっぷりと使って作ってみませんか? レシピを教えてもらうのは、各地の農家を訪れて美味しい野菜を見つけたり、地のものを味わうのが大好きという料理家・ごはんさん。新しいおにぎりとスープの魅力にきっと出会えますよ。 第12回目は神奈川県。手まり寿司風に握った「桜と鯛のおにぎり」と「しらすと春キャベツのスープ」です。これから訪れる新しい季節が似合う、華やかメニューをどうぞ。
お花見にも持っていきたい「桜と鯛のおにぎり」

結婚式などお祝いの席で出されることの多い「桜の花漬け」。八重桜を塩と梅酢に漬けたもので、神奈川県が日本の生産量の8割ほどを占めているのだそう。 そんなピンク色がパッと周りを鮮やかにする「桜の花漬け」を使ったおにぎりをご紹介。あっさりとした鯛のお刺身と好相性。ハレの日にいただきたいひと品です。 【材料】(2人分) ・ごはん…お茶碗2杯分 ・桜の塩漬け…小さじ1 ・鯛の刺し身…6切れ ・グリーンピース…6粒 ・昆布茶…小さじ1/2

【作り方】 1:桜の塩漬けは水に浸して塩抜きしておく 2:水気を拭き、飾り用を取り分けて、残りを花と茎に分けそれぞれみじん切りにする 3:炊きたてのごはんに、1の桜の茎の部分と昆布茶を混ぜ込み、粗熱が取れたら花の部分も加えて混ぜる 4:ごはんを握って、上に軽く塩を振っておいた鯛の刺し身と飾り用の桜の花、グリーンピースを飾って完成 (ごはんさんより) 桜のピンクとグリーンピースの緑が鮮やかなおにぎり。塩漬けした桜の香りが、ご飯全体を包み込み、食欲を刺激します。お花見のお弁当やパーティにも喜ばれそうですね。
素材の旨みをシンプルに「しらすと春キャベツのスープ」

しらす漁がさかんな神奈川県。特に相模湾で漁獲される「湘南しらす」は、雑味がなく、旨みが詰まっていると人気です。 「桜と鯛のおにぎり」のお供にご紹介するのは、しらすの出汁がたっぷりと溶け出したスープ。味付けは控え目に、春キャベツはシャキシャキ感が残る程度で火を止めて、食感を楽しみましょう。 【材料】(2人分) ・キャベツ…1/4玉 ・しらす…大さじ2 ・プチトマト…4個 ・ベーコン…1枚 ・オリーブオイル…小さじ1 ★水…300cc ★ローリエ…1枚 ★顆粒コンソメ…小さじ1 ・塩コショウ…適量

【作り方】 1:キャベツは芯をつけたまま1/4にくし切りにする。プチトマトはヘタを取り、ベーコンは2センチ幅に切りわけておく 2:フライパンにオリーブオイルを熱し、キャベツを並べて中火で焦げ目がつくまで両面焼き付ける 3:ベーコン、プチトマト、★を入れて蓋をして弱火で5分煮込み、塩コショウで味を整える 4:器に盛り付けたら、しらすをたっぷり載せて完成 (ごはんさんより) 春キャベツが美味しい季節。最初に、フライパンで焼き目をつけると、香ばしく甘みもアップします。しらすは、食卓に出す直前にたっぷりとかけて。
【レシピを教えてもらったのは…】 料理家・ごはんさん WEBや書籍でレシピ監修も行うなど、現在、料理家として活躍中。和洋中とジャンルを問わない幅広いレシピ提案のほか、アジアでの留学経験を活かした本場仕込みのエスニック料理も得意。
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ことりっぷ編集部 写真/片岡 祥
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