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2019.05.19
色が変わるマジカルなレモネード! 京都七条の絵になるカフェ「LITT UP. KYOTO」
三十三間堂や京都国立博物館の近くに、2018年9月にオープンした「LITT UP. KYOTO(リット アップ キョウト)」がいま話題になっています。素敵な音楽が流れるなか、華やかに演出された空間で、遊び心あふれるパステルカラーのスイーツやドリンクを堪能してみませんか。

無機質なインテリアが非日常へと誘う空間
メタリックなカウンターが印象的
京阪七条駅から七条通を東へ進み、2筋目を南へ入ったところにあるビルの2階にお店はあります。 迎えてくれる店主の川本さんは、アパレル業界出身。その経験から「ファッションのようにカフェもオシャレに楽しめるはず」というコンセプトで、インテリアや食器がコーディネートされています。

店内の一角にはアンティークな洋書が飾られている

レモネードは作るのも楽しい、ここだけの斬新なメニュー

「スカイレモネード」(650円)
グラスの底からブルーに染まる
アンティークのグラスに入ったレモネードが、意味ありげな小瓶とともに運ばれてきます。透明なソーダ水に浮かぶのはローズの花びら。 手品師になったような気分で瓶のコルクをはずし、グラスに注ぐと・・・・・不思議なことに、青空のような色に変わりました。

淡い紫のレモネードが完成
さらに、レモンを搾りマドラーでひと混ぜすると、今度はパープルに。 川本さんにお願いすると、「小瓶にはバタフライピーというハーブで青く色づけされたシロップが入っており、さらにそれがレモンと反応して赤みを帯びるんです。」と種あかしをしてくれました。

移り変わる空の色を表現したトースト

「スカイバイブス オン トースト」(800円)
もうひとつの人気メニューは「空を連想するトースト」の意味に名付けられたトースト。パンに塗られているのは、ビーツ(赤カブ)とバタフライピーを練り込んだクリームチーズで、さらに金でコーティングした砂糖とバタフライピーのパウダーがトッピングされています。 朝焼けの空のようにも見えるし、夜空に輝く天の川を思い起こす人もいるかもしれません。お好みで、メープルシロップをかけてどうぞ。

和素材も活躍、あんこを使ったカップケーキ

「カップケーキ カメリア」(400円)
京都ならではの和スイーツもありますよ。カップケーキのクリームのように見えるもの、実はビーツとバタフライピーを練り込んだ白あんなのです。さきほどのトーストと同じ素材なのに、まったく姿の異なるスイーツに仕上がっているのが面白いところですね。 「LITT UP. KYOTO」のある界隈は、至宝を集めた京都国立博物館、平安時代のフォトジェニックな仏像が並ぶ三十三間堂など、アート好きならぜひ訪れたいエリア。カラフルなメニューが映えるように、あえてトーンを抑えてデザインされた空間で、お気に入りの一枚を写してみませんか?
LITT UP. KYOTO
リット アップ キョウト
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戸塚江里子
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