341
2019.07.14
カロリーゼロの自然派甘味料を使った、体にやさしいランチ&スイーツを。「神宮前 らかん・果」
「神宮前 らかん・果」は、“羅漢果(らかんか)”という中国で自生する果実由来の甘味料「ラカント」を取り入れた料理やスイーツをいただけるカフェ&ダイニング。カロリーや糖質の摂取量が気になる人におすすめなのはもちろん、ほっとできるおいしさでだれもが大満足ですよ。
2018年11月にオープンした注目のお店
気候のよい日には窓が全開に。カフェのテラス席は愛犬同伴OK
地下鉄外苑前駅から青山通りとキラー通りを歩くこと約6分。1階にカフェとショップ、2階にダイニングを設けた「神宮前 らかん・果(らかん・か)」があります。
コンフィチュールとブラウニーは等々力の人気店「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI」と共同開発
店内はナチュラルな雰囲気。ショップには乾燥させた羅漢果由来の実を煮出して飲む「羅漢果茶」が並びます。旬の果物の「コンフィチュール」(1瓶1296円)、ナッツやドライフルーツ入りの「ブラウニー」(1個378円)は、どちらもラカントを使用したものです。
中国で“長寿の神果”と呼ばれている羅漢果
かごに入った「羅漢果茶」(1セット864円)。食事やお茶の帰りに買っていき、リピーターになる人も
そもそも羅漢果とは、山水画によく描かれる中国の景勝地・桂林でしか自生しない果実。現地では病気の治療や予防によいといわれ、漢方薬としても親しまれてきました。住人が羅漢果茶を愛飲する村もあり、元気なお年寄りが多いので長寿の村と呼ばれているのだとか。 また、羅漢果が持つ強い甘み成分を抽出し、甘味料のラカントを日本の会社が開発。天然由来でカロリー0、さらに血糖値に影響しないため、砂糖の代わりとしてダイエットや糖質制限食にも用いられています。
季節の食材を使った和のほっこり料理
壁面には羅漢果の果実を施した装飾。ペンダントライトも果実をイメージした形
ダイニングにはゆったりとしたソファー席と窓に面したカウンター席が用意され、落ち着いて食事やお茶を楽しめます。料理やスイーツの調理に砂糖は使用せず、ラカントを使用。健康や美容を気づかう女性が中心ですが、男性もつぎつぎと訪れています。
「おばんざい」(1296円)。ごはんは白米、十五穀米、低糖質米から好みのものを選べる
ランチの人気メニューは、4種の惣菜とだし巻き玉子焼き、ごはん、味噌汁、漬物が並ぶ「おばんざい」。明太子を和えたオクラを冷奴にのせたり、おかひじきとわかめをポン酢とおかかで和えたり、定番の味にひと手間加えた和の料理。季節の風味を大切にしており、惣菜は2ヶ月に1回変わります。 食前には羅漢果茶が出され、香ばしい黒糖のようなまろやかな甘みが口いっぱいに。料理の味わいも羅漢果の特徴であるコクのある甘みによって深みが増し、食材の旨みも引き立てられています。
羅漢果の甘みを生かしたスイーツもおすすめ
「ド・ラ・モード」(1296円)。どらやきの皮やつぶあんも特製で、黒ごまプリンとの相性も最高
人気のスイーツは、季節によって内容が変わる「ド・ラ・モード」。糖質を抑えた羅漢果茶の寒天、茶蜜、どらやきの皮やつぶあん、黒ごまプリンなどが重ねられ、自然のあっさりとした甘さ。フルーツともバランスがよく、心おきなく完食できます。
軽食と焼き菓子を組み合わせた和のアフタヌーンティーセット「甘羅漢食(あらかんじき)」(2700円)
ティータイムには和のアフタヌーンティーセット、ディナーには和の前菜、主菜、ごはんもの、酒肴、お酒を提供。ランチにはお弁当も用意され、シーンごとに通う人も多いそうです。体にやさしいごはんをいただくと心もやすらぎます。ほっと一息つきたいですね。
神宮前 らかん・果
ジングウマエ ラカン・カ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
森田奈央 撮影:彌永浩次
の人気記事