しっとりとカジュアルが同居するお洒落なお茶屋さん

みなとみらい線元町中華街駅から徒歩5分

「日本茶本来のおいしさを味ゆったりと味わいながらすごしてほしい」というオーナーの小方夫妻の思いから2002年にオープンしました。日本全国にあるお茶の産地を回り、確かなモノづくりをする農家との交流を深めて厳選した安全・安心・高品質な茶葉を直接仕入れています。お店ではそんな煎茶や玉露、ほうじ茶など日本各地のお茶を常時20種類以上とり揃えています。

選りすぐりの茶葉を鉄瓶のお湯でさらにおいしく

火鉢として使用しているのは雰囲気が気に入って購入したというバリの水鉢

注文した日本茶を淹れるのに使うのは火鉢の炭火で沸かした鉄瓶のお湯。まろやかなお湯が、茶葉本来の味わいの深さや香りをたっぷりと引き出します。 スイーツやランチにはすべて好きなお茶をつけられるので、ぜひ一緒に味わってみて。

予想以上の甘味に驚く煎茶の一煎目

煎茶「森町農家のこだわり茶」（800円）

今回淹れていただいたのは静岡県産の煎茶「森町農家のこだわり茶」。しっかりとした甘味が感じられ、専門店ならではの格別な味わいです。 日本茶の甘味がしっかり出る一煎目はお店のスタッフが淹れてくれます。鉄瓶から湯冷ましにお湯を入れ70度まで冷ましてから急須に移し、茶葉を入れて待つこと1分。急須を揺らさないようにゆっくり茶碗に注ぐと甘味などの旨味が出てくるそうです。 2煎目からは自分で入れるようにポットにお湯が用意され、3煎ほどあるので徐々に変わっていく味の違いもぜひ楽しんで。

抹茶スイーツの美味しさをいくつも詰め込んだ「抹茶パフェ」

「抹茶パフェセット」（1430円）セットのお茶は「森町農家のこだわり茶」

このパフェを目当てに訪れるリピータさんも多いというほど人気の「抹茶パフェ」。抹茶を使ったババロア・クッキー・ゼリー・求肥・スポンジケーキ・アイスクリームといった何種類もの抹茶スイーツに、黒糖寒天、小倉餡、バニラアイス、桜アイス、生クリームが添えられてボリュームたっぷり。アイスクリーム以外の素材は店内で手づくりしています。

ほうじ茶の香りにラズベリーの酸味がポイント「ほうじ茶パフェ」

「ほうじ茶パフェセット」（1430円）

「ほうじ茶パフェ」にもほうじ茶を使ったアイスクリームやムースなどのスイーツがいっぱい。ラズベリーのゼリーとムースでさっぱりといただけます。 選んでいただいたお茶は宮崎県産のウーロン茶「みなみさやか」です。真名井の滝で有名な高千穂近郊にある五ヶ瀬地区で栽培されているのだとか。自然豊かな場所で栽培された半発酵の茶葉からは、ほんのりとしたフルーティーな香りが漂って寒い時期には体も温まります。

日本茶同様こだわりの食材を使ったランチ

「豆腐ハンバーグセット」（1380円）

いくつかある豆腐を使ったランチは、どれも国産大豆を昔ながらの製法で手づくりする豆腐を使ったもの。「豆腐ハンバーグ」はしっかりした大豆の味のするハンバーグに、ほうじ茶を入れて炊き込んだほうじ茶ご飯がついてほうじ茶の甘みも一緒に味わえるお茶屋さんならではの一皿。　

あらかじめ淹れておいた粉茶と点てた抹茶を合わせることでさっぱりと飲みやすい味に

ランチと一緒にいただいたお茶は茶倉オリジナルの「茶倉スタイル」。抹茶に粉茶をブレンドしていてマグカップでゴクゴクといただけます。

抹茶のおいしさをケーキにも

アイスクリームとラズベリーのシロップ漬け付き「抹茶チーズケーキセット」（1430円）

「抹茶チーズケーキ」は、まったりとしたチーズケーキに抹茶が入ってさらに濃厚な味わいに。桜の形をしたクッキーはきな粉を生地に入れて焼いていてホロホロとした食感です。 今回ご紹介した定番メニューのほかに夏の「ほうじ茶かき氷」や秋は「マロンパフェ」、冬には「豆乳湯豆腐ランチ」など季節に合わせたスイーツやランチも登場します。それぞれにお茶がつくので迷ったときはお店のスタッフに相談すると、好みを聞きながら丁寧に選んでくれますよ。奥深い日本茶の味を思う存分楽しんでくださいね。