キュートな形とハチミツの穏やかな甘さ「8みつクッキー」

チャック付きのパッケージなので、ちょこっとずつ食べられるのも◎

手に取ってメガネのような穴を思わずのぞき込みたくなる「8の字」は、静岡市で100年続く菓子店「カクゼン桑名屋」が作るクッキー。そのラインナップのひとつである「8みつクッキー」は、ネーミング通り砂糖を使わずにはちみつだけの甘さが特徴。サクサクっと軽い口当たりと優しく上品な味わいで、いくつでも食べられてしまいそうなおいしさです。 数字とミツバチの“8”をデザインしたパッケージは、創業100年を超えた2020年の新発売に伴いアレンジしたもの。長く親しまれている中央の8の字のロゴをそのままに、古くからのファンにも初めて食べる人にも楽しんでもらえるような愛らしさに仕上がっています。

80年以上も静岡市民に愛されている地元のおやつ

シリーズは他にも、静岡産の茶葉を練りこんだ「8の字ほうじ茶」や「8の字熟成緑茶クッキー」がある

ぼうろタイプのプレーンな「8の字」が初めて販売されたのは大正末期。当時は、小麦粉・砂糖・重層のみの素朴な風味でしたが、洋菓子の普及に伴い、卵を材料に加えて改良。そして、それまでの商品名「めがね」から、お客さんに呼ばれていた「8の字」の愛称に名称も変更したのだそう。 市民が選ぶ静岡市逸品「しずおか葵プレミアムAWARD」にも選出されたという受賞歴やお菓子の歴史エピソードから、いかに地元で親しまれているかがわかる、温もりを感じるお菓子です。